まぼろしの滝を旧住民たちが再登場させた
    さっそく訪れてみました   令和3年7月2日
 令和2年11月26日の山形新聞に白鷹町の山あいに在った廃村平田にあった
 滝を旧住民たちが協力して一般の人たちが訪れることが出来るように整備し
 た記事が載っていた。私はそく訪れてみようと考えたがなかなか訪れる機会が
 なかった。
 令和3年7月2日は丁度白鷹町へ行く必要があった。その帰路に山間部を通れば
 ここ廃村平田部落を探せるのでないかと思い立ち行動した。
 昔ドラマおしんの舞台に近い最上川堰堤から山に入る。この辺は山菜取りに何
 回も訪れていたので地理は理解していた。
 しばらく進むと右下に廃屋が見えてきた。







 更に周辺が整備されて道標なども出ていた。
 ここが目的の平田部落とわかった。


村全体の構成を示した地域図も作ってくれていた。 ここの住所は 山形県西置賜郡白鷹町大字大瀬平田 である。

これを見ると昭和40年に26戸、人口125人だったことが記されている。
自然に囲まれたこの地域で多くの人たちが生き生きと生活していた様子が目に
浮かんでくる。何回も言うが昔の山間部は元気だったんだ。
今の私がいる山形市は市街地だが若い人はおらず私のような年寄ばかりで
町は元気がない。ここ平田と変わりがないなあ。


少し山形方向に向かうと滝への案内板が現れた。
立派な案内板で安心した。


 
 だが滝の近くになってからは何故この滝が幻のままに今日まで来たのかが理解
 出来る事態に入ってしまった。
 滝への道は断崖状態で谷底まで落ち込んでいてロープにすがって降りるより
 方法が無いのだ。

 
 周辺は田んぼの泥が岩にこびりつきツルツルの状態なので下るのは
 なんとか出来たが靴が普通のランニングシューズだったため岩への食い
 込みが弱くて登るのに大変苦労した。おかげでクリーム色のズボンは
 使い物にならなくなってしまった。

 

 滝の高さは5〜6メートルほどだが谷底から見る形なので圧迫されるような
 迫力を感じる。


 さて、以上が復活した平田の滝を紹介したわけだがこのような昔は立派に
 存在していたが村落の消滅により幻の存在になっている事象は数多く
 あるものと思う。
 しかし、今回の復活劇のように昔の住民たちが毎年草刈りをしたりして
 自分たちの故郷を守り続けたことにはただただ頭がさがるだけである。
 ぜひ、皆さんも訪れてみてその努力の跡を認識してみてください。
 最後に現地の地図を示しておきます。

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