宮城県にある山形市から最も近い秘湯です
令和元年8月24日
山形市から東に笹谷トンネルを越えれば即宮城県だ。
トンネルを抜けて川崎町に入り次が村田町だ。
昔は山形の谷地とならび紅花商人が活躍した街だ。今でもその栄華の
名残りを多くの蔵の存在が示している。
この村田町の西方が蔵王町で今や酪農製品の主産地であり一大野菜の
集約地となっている。
ここに人に知られていない昔のままの温泉宿があると知りさっそく出かけて
みた。
村田から蔵王町へのルートに乗りしばらく進むと右方向に大杉の案内板が
現れる。この案内板に鎌倉温泉への矢印が出てくる。
そのまま進むと道は車一台がやっとの山道になるがそのまま進む。
途中にすれ違う空間が表れるので焦らずに進めば良い。
まもなく右下方に温泉宿の屋根が見えてくる。
ここが宿の入口だ。フクロウの像が出迎えてくれる。
タイムスリップしたかと思われるほどの光景が表れる。
看板も歴史を感じさせてくれる素朴なものだ。
チラッと見えたこの部屋でゆっくり冷たいビールを飲みたくなるたたずまいだ。
今回は宿の確認をしパンフレットをいただいてとりあえず帰りました。
ぜひ来たいなぁと思いながら。
地図を次に示します。クリックしてご覧ください。
宮城県刈田郡蔵王町 鎌倉温泉の地図
この地の歴史は古い。何しろ前九年後三年の役の頃にこの一帯が関東の
鎌倉軍と奥州勢が一騎打ちをした主戦場で、宿の北西にある四方峠には
当時の戦いの場となった櫓などが復元されている。
この宿を本拠地に歴史を辿るのも面白いですよ。
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