一本の長大トンネルで環境が一変した山形県
2017年(平成29年)に一本の長いトンネルが山形県と福島県の間をつないで
くれた。長さは8972メートル。しかも新直轄方式ということで通行料金は無料
である。これは使わないと損である。
これの効果は大きく米沢市に開設した道の駅は開設後すぐに目的入場者数を
超えてしまった。
とにかく米沢に行くと福島ナンバーの車の多さが目に付く。
2018年10月18日に私も新栗子トンネルを使い福島に行ってきた。
帰りは何時も旧道を通ることにしている。
それは高速道路は味気ないので帰りは板谷に寄ったり峠、滑川に寄ったりしな
がら山中をさまよってから帰ることにしている。
今回はもう何年も行っていない福島市飯坂町の中野不動尊を参拝することに
した。
これもこの無料の高速道路のおかげである。そうでないとなかなか立ち寄る時
間を作れなかった。
さて、大笹生経由で旧栗子街道を北上することにして途中の中野の部落で
中野不動尊をお参りした。
姿形、たたずまいは昔のまま(30年振り位)だった。
ここは日本三不動の一つで参詣客は多い。今回の無料の高速道路により
参詣客は増えていくものと思われる。
まずは入口の様子を見てみよう。
駐車場からは長い参道か続き正面に本堂が見えてくる。
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ご祈祷の受付や御朱印帳の申し込みもここで行える。
ここは相当の高台になっている地形だ。
いよいよここから前に進むと不動滝が見えてくる。
ここを進み高くなっている地点に来ると眼下に人気の高い洞窟巡りの入口が
見えてくる。
この洞窟の中は照明が無くほぼ真っ暗である。
それでも長野の善光寺の地下参道のような真の暗闇では無いので安心して
参詣して歩ける。でも結構中は分岐があるので慌てないようにしなければなら
ない。
私もゆっくりとお参りして歩いてきた。
参詣を終わってからは旧栗子街道(万世大路)を辿り、板谷から峠駅に寄り峠の力餅
を食べて帰った。
私のように行きは高速、帰りは旧道でという人が多いようである。
逆に旧道添いの施設は以前よりもお客は増えるのではと思う。
今回の無料の高速道路は山形県にとって大きな発展への起爆剤になるかもしれない。
おおいに期待をしているところです。
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