たたら太鼓結成25周年記念演奏会開かる

 山形市北部地区の主に宮町・銅町を主にした地区には地区の若者達が参
 加して活動しているたたら太鼓振興会がある。
 結成されてから今年で25年となる。
 たたらとは踏鞴と書くが要するに鋳物を溶解する時に必要となる風を送る
 ための人力送風機である。
 従ってたたらという言葉は昭和40年代まで鋳物工場が林立していた銅町を
 象徴する機械なのです。
 実際には、このたたらは相当昔に電気モーターに主役を譲り使われていな
 かったが江戸時代頃の古文書に描かれていることもあり鋳物を主産業として
 きた町のシンボルになっている。
 さて、平成26年11月23日(日)に結成25周年を記念して「たたら太鼓」の演奏
 会が開かれた。会場は地区の小学校である山形市立第三小学校の体育館
 で行われた。
 小学生から40歳前後までの男女で構成されている。
 太鼓の演奏集団は沢山あるがここの「たたら太鼓」には一つ特色がある。
 それは太鼓のバリエーションの一つとして「銅鼓」という楽器を使っていること
 である。
 実際にこの銅鼓の響きを聞くと言葉では表現出来ない感動を感じる。
 次の写真の最前で叩いている楽器が銅鼓です。


 演奏会の看板に本演奏会の特徴が表示されてました。


 女の子も元気に参加しています。


 小さな子供も参加。将来が楽しみです。


 女性パワーが全体を支配していました。


 全員での演奏となると強烈な地響きを感じます。持っているプログラム紙に細かな
 低い振動がピリピリと伝わってきます。


 ここでの演奏会が終了後は市内のホテルに会場を移して盛大に祝賀会が
 開かれました。

 ここでも強烈な若者パワーがさく裂していました。
 このような若者たちがいる私たちの地区は将来がとても楽しみです。


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