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まず登り口をさがしますが、目で検討をつけて大雑把に行って下さい。
山の後ろ側(東の方)に向かって進むと棚田のような地になります。
そして山の裾のあたりをみると竹藪が見えるはずです。
この竹藪の中を通って登るのが最も分かりやすいと思います。
次の写真がその竹藪の風景です。
写真の右側が東の方角で、その先は岩波地区につながっていきます。

この竹藪の様子が次の写真です。

この道は大変に気持ちの良い道で、とても空気がきれいです。この道を
上に向かって登りますと次のような林間の道となります。

1月のこのような時期なので葉は全て落ちて、大変に見通しが良い状況に
なっており、冬に登るということは山の地形を良く理解するには最適かなと
思います。
一気に登ると(10分位で尾根に出てしまう)尾根筋に出ます。
山が鋭角状のことから分かるとおり尾根は大変に痩せています。
次の写真のように尾根は狭い道になっています。

この尾根筋の道は大変快適で、アップダウンも適当にあり、楽しく山歩きを楽しめます。
この尾根道は10分程続きますが頂上までの途中には岩塊が存在しています。
まるでこの山の守り神のような雰囲気を漂わせています。

東側から登り、西側へ移動をしていくのですが、途中南側を見ると眼下に
東北芸工大のキャンパスが遠望出来ます。
本当に芸工大の近くなんだなと改めて感じさせてくれます。

さて、いよいよ頂上です。頂上はちょっとした広場になっており、
山形市が一望できます。この写真は平成12年1月9日のものです。
暖冬だったのですね。

さて、ここに一冊の本があります。出版社は築地書館、
書名は「出羽の人と自然」、著者は山形大学教授の吉田 三郎氏です。
この本に戸神山についての紹介があります。
それによるとこの山の西側斜面には石仏群が座していると書か
れておりました。私はまだ確認をしていないので、是非、訪れてみる
つもりです。また楽しみが出来ました。
ぜひ、皆さんもこの山に登られ、改めて西の富神山と東の戸神山の
存在を再確認していただきたいと思います。
