<味な話>

新庄名物「くじらもち」


新庄・最上地区に古くから伝わる郷土のお菓子に、「くじら餅」があります。
くじら餅は新庄市内で和菓子を扱っている菓子店では必ず売っている新庄名物の菓子です。
下の写真は、ゆめりあのもがみ物産館のくじら餅コーナーですが、いろんなお店のくじら餅がずらりと並んでいます。

このくじらもちは、もち米とうるち米、黒砂糖、クルミなどで作ります。
江戸初期から作られ、一昔前までは家庭でもよく作られていた、定番中の定番菓子です。

「海もないのにどうして『くじら餅』というの?」とよく観光客に尋ねられるそうですが、
くじら餅が今より大きく、米1升で1本といわれ、重さ約2・2キロもあって、形が塩くじら(クジラ塩漬け)に似ていたからという説、
また、くず米を粉にして作った餅「くずら餅」が転訛(てんか)した説や、
新庄藩の兵糧食として始まったなど多数あるがどれも決め手に欠け、わからないのが結論だそうです。

このことは、くじら餅博士高橋さんでご紹介しています。

雪国新庄の雛まつりは旧暦の4月3日に行われます。
このくじら餅は、そんな雛まつりには欠かせないお菓子です。
硬くなったら、火であぶって食べるのもおいしですね。

くれぐれも、お雑煮のように、煮たりしないようにご注意ください。

新庄名物馬刺し