<味な話>

のど焼け団子

新庄市は民話がたくさん残っていて、民話の語り部の方達もたくさんおります。
そんな民話の里新庄のお土産品として駅のもがみ物産館で販売されている「のどやけだんごが人気です。

ご存じの方も多いでしょうが、この「のどやけだんご」というお菓子は、新庄に古くから伝わる「のど焼け団子山という民話をモチーフにした、ユニークなお菓子です。

実は、8個のお団子の中に、1個だけ、ワサビ入りの辛い団子が入っているんです。

そう、ロシアンルーレットですね。
みんなでわいわい誰がわさび入りを食べるか、ちょっとスリルがあります。
ワサビ入りに当たってしまった人も大丈夫。
「のど焼け直し飴」というのも、ちゃんと売っています。
TVでも取り上げられたりもしています。


それでは、このお菓子のきっかけとなった、「のど焼け団子山」をお楽しみ下さい。


むがす とんと あったけど

むがす あっどごさ 婆さまと嫁こ いだっけど。
何てかにて 根性悪い婆さまで 嫁こさ 食うものも食しぇだぐないなあけど。

ほんで あっどき 婆さまぁ
「町の法事さ 行がねんね」て 行ったけど。
嫁ぁ
「ああ いがったちゃ 婆さまいねうづ んめもの 食んねんね」
て 団子 煮始めだっけど。

ほのうづ 団子 いいあんべ煮えできて ぷんぷん んめ におい してきたっけど。
ほんで 嫁ぁ じゅぐ って箸で刺して あんまり熱さげ ふうふう吹いで あーんて 口開いで 食うべど思ったどぎ がらがらって 戸開いで 婆さま 「忘れ物した」って ぼいら 戻ってきたっけど。

ほうすっど 嫁ぁ たまげて 熱い団子 ぐえって 口さ 入っでやったけど。
ほんでも ほれ 団子ぁ あんまり 大けくて のどさ引っかがって どっちゃもこっちゃも 動がねぐなったけど。
嫁ぁ
「熱ちゃ 熱ちゃ」
て思ったげんども 婆さまいださげ 「熱い」ても言わんね。
たぁだ 眼 白黒したっけど。

ほんでも 団子煮ったどご婆さまさ 見しぇでぐねくて わらわら 戸口さ行って 婆さまどご 外さ向げで
「婆んちゃん あの山 何てゆう山ですべ」
て 聞いだっけど。
ほうすっど 婆さまぁ
「あー あの山がぁ。ありゃなぁ のど焼げ団子山 ってゆう山よ」
て 言ったっけど。
ほうすっど 嫁も
「んだがー 俺の実家んどごの 当でつけ山 ど似でっこど」
て 言ったけど。

どんび すかんこ ねえけど

納豆汁