<BACK>

キママに「あ」の映画


○いま、会いにゆきます

母を亡くし、けなげに暮らす小学生の子どもと病気の父
雨の季節になったら、ママは必ず戻ってくるという、一年前に病気で死んだ母が残した言葉を固く信じている子ども、
あり得ないと分かっていながらも雨を気にする父、二人の前に記憶を失った本物の母親が甦ります。
その日から3人の新しい生活が始まり、母親は自分と父親の出逢いを知りたがり、父親は自分のそれまで伝えられなかった学生時代の思いを話してきませます。
ファンタジックなラブストーリーに包まれ、3人のすてきな奇跡の6週間を私たちは見届けながら、
最後に母親の若き頃の父への思いが語られ、奇跡の正体が語られ、みんなが幸せに暮らしたんだな、と思わせてくれる、
タイトルの持つ言葉とともに、なんともロマンティックな優しい気持ちにさせてくれるいい映画です。


○オペラ座の怪人

廃墟となったオペラ座で行われたオークション、奇妙なオルゴールを手にする老紳士、謎の惨劇に関わったシャンデリア、
突然、栄華を極めた19世紀のパリのオペラ座へ導かれるイントロダクションに魂を吸い取られ、
そしてそこから始まる、華やかなオペラ座に住むという謎の怪人、美しいヒロインをプリマドンナへ導いた正体不明の師、
華やかな歌と踊りが繰り広げられる光あふれる優雅で美しい世界、
そして人々の酔いしれる美しいオペラ座の地下に隠された、深く暗く絶望と孤独が住む世界
圧倒的な歌曲で語られる愛の歌、オペラ座に住む怪人の過去・孤独
光と闇が交錯し、過去と現在が交錯し、愛と哀が交錯し、
迫力有る音楽と歌に包まれた妖しく美しい魔術のような世界に浸れます。

○アイ・アム・サム

7歳の知的年齢しかない主人公の父親サムは、逃げた娼婦との間に生まれたたった一人で娘のルーシーを育てています。
楽しくて幸せで、そしてなにより愛に包まれていた日々を送っていた二人ですが、ルーシーが7歳になったとき、サムには子育ては無理だと判断されてします、
施設に入れられてしまう娘と、その娘を奪われてしまった父。
誰にも分かつことのできない「愛」で結ばれている二人が、ひたむきな心で接する姿に、涙がこぼれます。
やがて、主人公は自分が父親として娘を育てられることを証明するために裁判に出ることを決意します。
子供を育てるのは、知識ではなく、「愛」であり、「愛」の欠けた子育てが問題となっている現代の社会において、胸打つ作品となっている、お薦めの感動作です。
見終わって、頭の中に日本語の文字がよぎりました。「愛 編む サム」。サムはsamでありながら「誰かの」someなのかな、と。


○愛と青春の旅立ち

心に傷を持ち何に対しても真剣になれない士官候補生と、町工場で働く娘。
軍人との関係なんてありえない、、一時の関係と割り切っているはずの男女。
そんの男女が愛し合い、そして、やがて彼は卒業の時を迎えます。
愛をあきらめ、傷ついた娘のところに、やがて彼は・・・・・
ラストに迎えに来るシーンと、一度は耳にしたことがあると思われる音楽がとても感動的でした。



○あの子を探して

13歳の女の子が貧しい山村の学校の1ヶ月の代用教員にさせられます。
1ヶ月の間に生徒を減らさなければ、約束のお金がもらえることになりますが、いつも反抗的な一人の男の子が町に働きに出されてしまいます。
なんとかして町にでた男の子を連れ戻そうとする主人公は、はじめはきっと自分の約束のお金のためだったのでしょうが、
やがてどうしようもなくわいてくる男の子への心配の情、懸命な姿に心打たれて泣けてきます。
はじめは、なんにもやる気のない無表情だった女の子が、最後には生き生きとした、こんな笑顔を見せるのか、と思わされてさわやかで、
逃げ出した男の子が最後に黒板に書いた言葉に誰もがほほえむと思える、心に残る映画です。


○アパートの鍵貸します

1960年の映画と言うことで、古き良き時代のコメディ映画です。
出世を夢見るサラリーマンが、上司の不倫のために、自分の部屋を提供します。
その鍵は次から次へと問題を起こします。
そして上司の不倫の相手は、自分のあこがれの女性。
ちょっぴり切なくて、そしてコミカルで、楽しめる映画です。


○アポロ13

これもフォレストガンプのトム・ハンクス主演です。
70年、月まであと後一歩というところで爆発事故に遭い、3人の飛行士は肥厚を続行すれば地球に戻れない状況となります。
この地球への帰還が限りなく不可能な状況下で、なんとか無事生還させようとするするドラマが、感動的に描かれています。
もちろん、トム・ハンクスはじめ、極限状態の飛行士を演じる姿や、月まで後一歩という無念さがよく演じられていて、ぐいぐい引き込まれます。
必死の救出劇だけでなく、アポロ13の知られざる事実としても楽しめる力作だと思います。


○アマデウス

アマデウス、もちろん天才モーツァルトのことです。
天才作曲家モーツァルトと、凡才な宮廷作曲家サリエリを対比させた、名作中の名作です。
陽気で下品なモーツァルトは、この作品でも生き生きとしていて、対照的にサリエリの嫉妬深さの恐ろしさ。
全編に流れる音楽が楽しいし、優雅だし、オペラって楽しそうだねと思わせます。
そして映画はモーツァルトの死の真相に迫ります。
2時間40分という長さを感じさせない素晴らしい映画です。


○雨あがる

山本周五郎の短編小説を、故黒澤明監督が脚本したいうことで、さすが時代劇はうまいですね。
影武者や乱のようなのもいいのでしょうけど、椿三十郎や用心棒に通じるような浪人者の味わいは格別です。
それにしても、心温まる映画でした。
ちょっとこういう映画は現代版では作れないかな、ゆったりした時代でないととも思いました。
いい人がたくさんでてきます。好きですね、こうした静かな味わいのある映画。


○アンドリューNDR14

大好きなロビン・ウイリアムスが主演してるSFファンタジーです。
近い未来、アンドロイドが書く家庭の中に入り込んでくるという設定で、アンドロイドに扮するロビンの演技がとてもいいです。
アンドロイドでありながら、人間の心を持ってしまったアンドリューは、人間が死に、生まれ、年老いていく中で様々な出会いをします
やがて、人間そっくりの体を手に入れますが、人間として認められるには・・・・・
優しさと寂しさの入り交じるいい映画です。
手塚治虫の火の鳥第2巻のロビタを思わせました。


○いまを生きる

これもロビン・ウイリアムズの主演映画です。
全寮制の名門校にやってきたキーティング教師はとても型破りな授業をします。
詩は、数字やグラフでは表せない。
自分の心の中から生み出すことを教え、いつしか生徒の心を捕らえていきます。
そうしたことから、自分の本当になりたいものを見つけた生徒が、父親と対立し、哀しい死を遂げます。
学校・父親はキーティングに罪を着せるのですが、そこに立ち上がる生徒達。
楽しく切なく暖かい映画です。


○インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

トム・クルーズ、ブラッド・ピッド、アントニオ・バンデラスという人気男優3人が顔をそろえていることで話題になりました。
サンフランシスコの一室でインタビューを受ける美しい青年の語りで始まります。
その、彼こそが18世紀から生き続けていたヴァンパイアということで、その数奇な運命を描いていく、ロマンチックでホラーな物語です。
萩尾望都の「ポーの一族」をなぜだか思い出しました。


○ウォーターボーイズ

なにをやっても中途半端な男子高校生が、美人の女教師が水泳部の顧問になったということで入部してみれば、専門がシンクロナイズドスイミング。
先生が産休に入ってしまい、文化祭でシンクロをすることになる優柔不断な5人組が、周りにばかにされながらも練習に励んでいきます。
竹中直人のあやしいイルカの調教師と5人それぞれの個性の描き方が面白く、
そしていつしか生まれる恋のちょっと手前と、たくさんの仲間達と、青春の輪が広がります。
青春時代を締めくくるために、なにか一つに夢中になってやり遂げることの楽しさを、さわやかに描いてくれた青春映画の秀作です。
ラストで見せる男子高校生のシンクロは必見!感動的です。

○うなぎ

浮気をした妻を殺害して服役していた主人公。
人間不信に陥り、刑務所で飼っていたもの言わぬうなぎにしか自分の心を開くことができず、
出所後に理容店を開業しますが、そこでも不器用な人間関係しかできなかった主人公が、
ふとしたことから、心に傷を持ち、自殺未遂した女性を助け出したことから、人間の優しさやつながりを取り戻していく姿が描かれています。
静かな中に飽きを感じさせない心に残る映画です。
役所広司が主演し、カンヌ映画祭で賞を受賞しています。


○海の上のピアニスト

1900年、移民を運ぶ船の上に捨てられていた主人公、名前をナインティーンハンドレッドと名付けられ、船上で育てられます。
彼には、天才的な音楽の才能があり、その華麗なピアノ演奏に心を奪われる程です。
天才ピアニストの名声は地上にも聞こえ、地上で最高のジャズ演奏家と言われる男が勝負を挑みに船にやってきます。
その勝負やたった一度の恋、その恋をこの天才ピアニストのただ一度の録音に託したレコード
そして、いよいよ船の上から降りようととする日が近づきます。
音楽・映像ともに大好きな映画です。


○「運動靴と赤い金魚」

妹の運動靴をなくしたお兄ちゃんは貧しい家の為両親に買ってと言えず二人で交代でお兄ちゃんの運動靴を使います。
お兄ちゃんはマラソン大会で3等になると運動靴がもらえることから先生に無理を言って出場させてもらい、妹には3等になって新品の女の子の運動靴をもらってやると約束します。
帰ってきたお兄ちゃんのぼろぼろになった運動靴靴を見て妹は・・・・なぜタイトルに赤い金魚なのか・・・・
その時々の子供達の表情がとてもすばらしい、1997年のイランの映画です。


○陰陽師

舞台は平安時代。この時代は鬼、魔物など人の心を脅かす存在と共に生きていた時代です。
この時代に、「陰陽師」と呼ばれる者たちがいて、その者の中に、世を支配しようと、魔・闇・怨に魂を売った男が、平安の世を闇に包みます。
そこにただ一人立ち向かう最強の陰陽師安倍清明との決闘シーンが、華麗であり、舞を踊るような美しさを彷彿させます。
狂言の野村萬斎が演じる妖しげな美しい安倍清明、謎の宿命を負う青音( あおね)役の小泉今日子とキャストも魅力たっぷりで、
平安の世の美しさ、人の心が生み出す魔の悲しさ、奇妙な男同士の友(愛)情?と、SFXを駆使しながら幻想的な華麗な舞台を作り出した、楽しめる映画です。


○オールド・ルーキー

かつてメジャーリーグのピッチャーを夢見ながら、父の仕事の都合で転々として、夢をあきらめていた35歳の高校の教師でありその弱小野球部のコーチである主人公。
その弱小チームに「夢をあきらめるな」と言いながら、その子供達に逆に「コーチの夢は先生になることだったのか」と問われてしまいます。
そして「地区大会で優勝したらプロチームの入団テストを受ける」と約束してしまうと、子供達は一生懸命に戦いチームは本当に優勝します。
そして、そこから奇跡が始まります。
安定した生活を守りたい妻、家族を守りたい夫、夫の夢を見守りたい妻、夢を追うことで家族に報いたい夫、
実話に基づいているということから余計に心に染みいる、感動的で心に勇気を与えてくれる映画です。

○オーロラの彼方へ

1969年、そして30年後の1999年、太陽の黒点の異常な活動によりオーロラ現象が起きた夜、時を超えて無線で交信する二人の男、
主人公が6歳の時に亡くなる前日の父と、父の死を救おうとする36歳になった主人公という不思議なタイムスリップの物語です。
主人公が無線でアドバイスを送り、死ぬべきはずの父が助かることから、母の謎の死などさまざまなタイムパラドックスが起きてきます。
そして、父を失ってから悲しみ、孤独などを背負って生きてきた主人公に、ラストに笑顔が・・・・
たんたんとした静かな映像の中に、SF要素とサスペンスがうまくミックスしており、不思議な味のある映画です。


○オールウェイズ

スピルバーグ監督が作ったロマンチックな映画です。
腕のいい森林消化パイロットが、友達を助けようとして事故死します。
そして霊となった主人公は、恋人の飛行機が事故を起こしたとき永遠の別れを決意して恋人の命を救います。
オードリー・ヘップバーンも特別出演しています。
同じような映画ではゴーストが有名ですが、私はこちらの方が好きです。