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キママに「た」の映画

○チャーリーとチョコレート工場

従業員達の陰謀による技術の搾取などに幻滅し閉鎖されたままの、お菓子作りの天才が作った巨大な菓子工場、そこに5人が招待されることに。
チョコレートの中のチケットを手にした5人の子ども達、楽しくて驚くような工場の部屋を通過するたび、わがままな子ども達が落とされて行きます。
たった一人残った貧しい少年チャーリーに工場を継ぐ権利と引き替えに要求される家族との別れ。
幼少の傷跡から立ち直れないお菓子作りの天才、貧しくとも家族の愛情に支えられているチャーリー、
ミュージカルのように音楽がたくさんあり、「家族愛」を歌いこんだファンタジックでハートウォーミーな映画です。


○たそがれ清兵衛

妻を失い、老いた母と幼い娘達を一人で育てるために、同僚のつきあいも、剣の道も捨て、日々の暮らしに埋没する主人公。
亡くなった妻には出世をせかされ、心の余裕も失っていた男に、結婚生活に破れた幼なじみの女性が現れた時から、心の安堵を見つけます。
お互いがお互いに信頼しあい、求めあっているにもかかわらず、すれ違い
命を投げ出す覚悟が出来たときに、本当の思いを告げるのですが、ここにもまた、大きなすれ違いが・・・・・
待っていてくれる女性がいることがこんなにも嬉しいことなのかなと
待っていた男の人が帰ってきてくれることがこんなにも嬉しいのかなと
静かなしんみりとした中に、なんとも言えぬぬくもりを感じさせる、心にほのかな安らぎを与えてくれる時代劇の秀作です。


○チョコレート

黒人嫌いの看守である主人公は、父も息子も看守という家庭の中で、心優しすぎる息子を受け入れることが出来ずに、自殺に追い込んでしまいます。
一方、黒人死刑囚の妻は、夫を刑の執行で失った後、まもなく愛する息子も車のひき逃げで失ってしまいます。
偶然、病院へ運びその子どもの死に立ち会ってしまった主人公は、やがて、その女性が自分が刑を執行した黒人の妻であることを知るのですが、そのことを伏せ、心の惹かれるままに女性に尽くしていきます。
嫌っていたはずの黒い肌なのに惹かれていく主人公、絶望と孤独をいやしてくれる男にいつしか惹かれていく女、
やがてその男が夫の刑を執行した看守であることを知ったとき・・・・・何を思い、何が生まれ、二人はどんな歩みを送るのか・・・・
静かで、寂しくて、見る人の感じ方にまかせるラストに余韻が残る映画です。

○チング

子供の時からの仲良し4人組が、徐々に進む道が変わっていき、そして、どうしようもない状況に追い込まれていく。
そんな中に、忘れられない「チング=親旧」という言葉が、切ないほどに伝わってくる。
初めに4人の子供時代が、そして最後に4人の子供時代が
初めのシーンでは海で無邪気に遊んでいるのに、最後のシーンでは満ち潮になると悪いから帰ろうと
帰れるならきっと、あの頃の4人に帰りたかったんだろうなぁ
そんなことを感じながら、少年時代の友が持つ、忘れられないつながりを感じさせてくれた、切なく感動的な韓国映画の秀作です。

○天使にラブ・ソングを

大好きなウーピー・ゴールドバーグが主演の歌う尼さんコメディです。
ギャングに追われる羽目になった女性黒人歌手が修道院に身を隠します。
そこで彼女が起こしたことは、聖なる歌ハレルヤをロックにしたり、逆にヒットポップスを聖歌にしたりと大騒ぎになります。
ゴスペル調の音楽がとにかく気持ちよく、ウーピーの演技に思わず乗せられてしまいます。
敬虔なシスター達がいつしかノリノリになってしまうシーンは爆笑ものです。
とにかく元気がでますよ。


○トゥルーマン・ショー

生まれたときから24時間、その生活がTV番組として全世界に放映されている男、トゥルーマン。
その彼の生活の中の妻や友達など、全てが役者であり、演出されたものとされています。
彼が悩む時、友人が現れ、彼が不思議に思うとき友人が現れ・・・・トゥルーマンだけが何も知りません。
そんな彼が、ある日、そんな生活に疑問を持ち始めます。僕はここから飛び出したことがない・・・・・
これも大好きなジム・キャリーが主演する作品と言うことで楽しめました。


○ドラムライン

スポーツのハーフタイムに行われる華麗なマーチングバンド、これをテーマにした映画です。
その技術のすごさ、リズム、さわやかな青春。
傲慢な天才ドラマーの主人公が、やがて知ることとなる、音はチームで一つ。
主人公の精神の成長を描いて、音楽と、その技術に驚嘆し、
華麗で明るく、友情も音楽に対する姿勢も、とても楽しい映画です。


○ニュー・シネマ・パラダイス

映画が好きで、パラダイス座に入り浸る少年が、いつしかしかられながらも映写技師と仲良くなります。
やがて、街を出て立派な映画監督となった主人公は、親友だった老映写技師死の知らせを聞いて、何十年ぶりに故郷に戻ってきます。
荒廃した街、映画産業の衰退とともにつぶれてしまったパラダイス座、少年時代の映画の思い出と青年時代の恋
それらを思い出す回想シーンの中にちりばめられる、古き時代の映画館の持つにぎわいや、愛の表現を規制した検閲制度という時代背景
ラストに検閲の為切り取られたフィルムをつなぎ合わせたキスシーンや抱擁など、数々の愛のシーンがフラッシュのように映し出され、
少年・青年時代の思い出と映画の全盛だった時代へのノスタルジーを、
忘れられない印象的なシーンで綴った、映画への愛を、静かにそして心を込めて謳った名作です。


○ニューワールド

17世紀初頭、アメリカ大陸の北部にイギリスからやって来た船、目的は「新大陸」を開拓すること。
冒険家のジョン・スミスは、やがて族長の娘、ポカホンタスと出逢い、純粋で情熱的な彼女に惹かれ恋におちます。
友好を結んだかに見えた開拓者たちと部族の間に、やがて激しい衝突が起こり、二人の愛は引き裂かれてしまい、ポカホンタスはやがて文明社会へ身を寄せていきます。
実にゆったりと時間の流れる美しい映画ですが、正直もうすこしドキドキ感のある激しさをも期待していました。
いつしか装束が似合い、ラストで、母となり、子どもとの追いかけっこ、印象に残っています。
いつか本でも読んでみたい、そんな気持ちがしました。


○ネバーランド

ネバーランド、それは誰もが子ども時代に本で見たり読んだりお話を聞いたりしたことのある、ピーターパンの住む世界。
そのピーターパンという作品を書いた作者が、永遠の名作「ピーターパン」を作りあげることができたのは、少年達とふれあい。
子どもが大人へと変わっていく瞬間、子どもが夢の世界に夢中になる瞬間
夢を信じられない子どもに、信じることで見つけられる世界があることを教えてくれる主人公
大人になっても夢を持ち続けられたすばらしさを教えてくれる子どもたち
人間に、夢を見る力を、創造する力を与えてくれたことを神様に感謝したくなる、永遠の少年ピーターパンの誕生にまつわる感動的な映画です。