<巨木王国>

金山町 岩円地蔵の大杉


金山町の片貝地区の集落から右手に曲がる案内板に沿って、田んぼ道をしばらく上がっていくと、杉林を背にした小さな鳥居が見えてきます。「岩円地蔵」の参道入口です。
参道を進むと樹齢400年とも言われる杉の巨木が立ち並び、少し行くと大きな集塊石がかぶさるように突き出た岩屋があり、岩屋の中には祠(ほこら)があります。
祠の右側には数体の地蔵様が祀られており、このお地蔵様が、ほの暗い岩屋の中で思いがけない鮮やかな色彩を放っています。
「岩円」の由来は、この「岩屋」、つまり岩の家を意味するところから来ています。

岩の根元からは水が湧き出ており、その水は枯れたことがないと言います。
干ばつが続いたときは、ここに祈れば必ず恵みの雨が降ると言われてきました。

巨木はあちこち見てきましたが、ここ岩円地蔵の巨木の下の広い空間と、奥の方から清らかな水が湧き出ている環境は、なんとも神秘的な空間で、古くから人々が「神の座」として信仰してきたことがうかがえます。

岩の上の大杉は目通り周囲5.7m、神木としては金山一の大杉だそうです。

私の腕では、写真でうまくその姿が伝えることができないのがなんとも残念です。
車で行ける場所ですので、是非一度この岩円地蔵をご覧になって欲しいですね。



大蔵村 豊牧のカスミ桜