<巨木王国>

図書館のカヤの木

市立図書館には、立派な庭園があるのをご存じだと思います。
この庭園は、醤油の老舗(山口醤油屋)として有名だった井上家の庭で、元は武家屋敷だったということです。
文豪武者小路実篤や横光利一もこの庭園を訪れており、横光はこの庭園の印象を「石ぬれて廻りかねたる秋の庭」と句に詠んでいます。
庭園には大小の形の良い庭木や多くの花が植えられています。とりわけ大きいのがカヤの木で、市立図書館が小さく見えるほどです
。土の中から8本の大きな幹が空に向かって伸びているので、まるでヤマタノオロチのようですが、そのような怖さはなく、粛々として佇んでいるといった面もちを見せています。
新庄市指定天然記念物に指定されているこのカヤの木は、種類チャカボラ、幹周13.18m、樹高15m、樹齢300年と言われています。

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