<花アルバム>

泉田桜並木ものがたり


泉田小学校・萩野中学校前通りは、古木になった桜並木があり、見事な桜のトンネルを作るので有名です。
この桜並木にまつわる懐かしいお話をご紹介します。

大正14年頃、泉田駅が設置されると、萩野村の発展を計ろうと、駅から黒沢までほぼ一直線の道路が造られました。
また、道路と共に旧庄屋奥山家の側にあった泉田小学校を、この沿道に移すことが決まり、大正15年7月、現在地に新築しました。

当時の学校長高橋佳喜三先生が、学校建築記念と環境整備を兼ねて、学校前道路両脇に桜苗木を植えました。
当時高等科と補修課担任の木村先生を主任とした作業を進めました。
広々とした茅野の中の新道だったので、苗木は1mくらいの大和桜で、支柱もろくに無く、倒れるもの枯れるものあり、その管理に心を痛めたようです。
そのため校地内に多少の本数を仮植しておいて取り替えながら、昭和2年から始め、4年間ぐらいで全本数を植え終わることができたのです。
この桜が初めて開花したのは昭和5年の春で、高橋校長が大蔵小学校へ転勤していた春なので、木村先生は手紙に花びらを入れて非常に喜ばれたといいます。

植えた桜の総本数は約1000本を数え、生き残った桜が現在の桜並木を形作っているということです。

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