<雪国郷愁>

スノーダンプ


除雪機械もどんどん開発され便利になっていますが、このスノーダンプが一般家庭の除雪ではなによりも活躍しています。
新庄市出身の東北工業大学沼野教授がこのスノーダンプについて考察されています。

沼野教授はスノーダンプのルーツについて、石川県の吉野谷村の鉄工所ではないかということで、訪問されたそうです。
訪問したときには、残念なことに廃業しており、スノーダンプを発明された方はお亡くなりになっていましたが、一緒に試作品を作ったという金沢市内に住む息子さんのお話が聞けたそうです。

発明された方は、明治39年生まれで野鍛冶をされており、昭和38年の豪雪の頃に発電所の雪下ろしのために考えついたと言うことで、除雪作業業者の依頼を受け、それまでの一輪車に代わる除雪・運搬用具を工夫し「スノッパー」と名付けたそうです。
ヒントとなったのは石炭用の大型スコップで、近場の人に提供を始めたところ、評判が良く注文に生産が追いつかなくなったそうです。
これに改良を加えて、手広く製造販売を始めたのがとある鉄工所で、地域商品として人気を博したスノッパーは、やがて小松市の農機具会社が類似品を作り、意匠登録して広く各県に売りさばくようになったということです。

沼野教授の著書「雪国学−地域づくりに活かす雪国の知恵」にも紹介されていたと思います。
図書館にあるはずですので、是非一度お読みください。


さてさて、ここからはまったくの余談ですが、
ルーツといえば、私が中学校の時に日本中を沸かせたTVドラマ「ルーツ」。
奴隷としてアメリカに連れてこられたクンタキンテがアフリカ人としての誇りを失わず、子孫に自分達のルーツを語り伝えるという物語。
感動しました。


白鳥と鳥海山