<鉄路の町>

陸羽東西線愛称募集物語

「東北大陸を横断する美しい旅のレールがあります」


JR陸羽東線・陸羽西線を走る車両に、葉っぱの模様に「Mogamigawa Line」とデザインされているマークがあるのをご存知ですか?

山形新幹線の新庄延伸開業を翌年に控えた1998年。
新庄市を事務局とする「陸羽東西線利用推進協議会が、新幹線でビューんと新庄へやってきて、景色豊かなローカル線に乗り換えるには、ステキな路線の名前がいいですね」と、沿線の魅力をアピールする愛称募集事業を展開しました。
陸羽東線・新庄から小牛田までの94kmの沿線には、瀬見・赤倉・鳴子などの温泉郷が、陸羽西線・新庄余目までの55kmの沿線には、四季を彩る最上川が流れ舟下りや出羽三山など有名です。
そして、この愛称募集には、県内はもちろん、遠くは長崎県などからも応募があり、応募総数は1332点となりました。
同協議会では、沿線の魅力や親しみやすさ、太平洋と日本海を結び東北大陸を横断する統一イメージを考え、両沿線の愛称に「奥の細道」を冠した、陸羽東線には「奥の細道湯けむりライン」(鳴子町:遊佐由紀子さん)、陸羽西線には「奥の細道最上川ライン」(新庄市:斎藤圭三さん)と、愛称が決定しました。
協議会この活動がJR側にも新幹線延伸開業に対する地元の熱意として受け止められ、1999年の新幹線延伸開業時に、正式に愛称として認められ、現在も時刻表に掲載されています。



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