宮城蔵王の樹氷情報

2016-2017年版,2017年1月2日更新

宮城蔵王の樹氷

樹氷と言えば蔵王
蔵王は,宮城県と山形県の県境に位置します。樹氷観賞に訪れる観光客数は山形県側(山形蔵王スキー場)が多いです。これは,山頂まで上れるロープウェイがあることが大きな要因です
それでは,宮城県側では樹氷が見られないのでしょうか?
そんなことはありません。宮城県側でも樹氷を見ることができます
エコーラインは,11月から翌年4月まで冬期間通行止めとなりますが,みやぎ蔵王すみかわスノーパークまでは除雪されているので,みやぎ蔵王すみかわスノーパークが宮城蔵王の樹氷観賞の拠点となります

【冬山登山】
冬山登山の場合は「すみかわスノーパーク」のペアリフト3本を乗り継ぎ,リフト終点からスキー又はスノーシューを履いて刈田岳山頂を目指します。所要時間は登り2時間程度。下りは,スキーであれば1時間もかかりません
(時間は目安であり,体力やルートによって異なります)

【樹氷鑑賞ツアー】
観光の方は,雪上車に乗車し刈田岳山頂付近まで行くことができます。樹氷鑑賞ツアーは「すみかわスノーパーク」から雪上車に乗車し刈田岳山頂付近まで上ります。所要時間は往復約2時間です。ツアーは予約制で運行時期が限られるので,事前に「すみかわスノーパーク」に確認してください
天気に恵まれれば,心洗われる白銀の世界を目にすることができるでしょう
もし樹氷を見られなかった場合は,私の作品をご覧ください

樹氷の見られる時期

例年だと1月上旬〜2月下旬が見頃(大きな樹氷が見られる時期)です
今シーズンは,今のところ降雪量が少なく,蔵王山麓のスキー場も雪不足のようです。これからの樹氷の成長に期待しましょう
寒さが厳しく雪が多い年は,3月中旬ごろまで樹氷を見ることができます
樹氷は気温に敏感です。暖かい日が続くと氷雪が融けてゆるむため,きれいな形の樹氷を見ることはできません

樹氷の出来不出来の目安は,ゲレンデ情報からある程度推定できます。宮城蔵王山麓にあるスキー場(えぼし,すみかわ,白石)が
全コース滑走可能 ⇒ 雪量多いので樹氷も発達
一部コース滑走可能 ⇒ 雪量少ないので,きれいな形の樹氷は期待できない
・・・おおまかですが以上のように推定できます

樹氷の見られるポイント

樹氷マップ

ハイライン,エコーライン沿い(道路は雪に埋もれており雪上車が走ります)。それに刈田岳から屏風岳にかけての南蔵王稜線に樹氷原が広がります
天気が良ければ,刈田岳山頂からこれらの樹氷群が一望できます

⇒ 写真を見る(新たに小ウィンドウが開きます)
屏風岳
南蔵王

樹氷の汚れ

樹氷が発達する12月〜1月の厳寒期はあまり気になりませんが,3月頃に樹氷を間近で見ると黒っぽい微細なごみが付着していることがあります
原因は,中国で排出された煤煙が偏西風に乗って流れてきたものと考えられます。色や時期からして黄砂ではありません。中国の大気汚染が蔵王の樹氷にまで影響を及ぼしていることは大変残念です
⇒ 写真を見る(新たに小ウィンドウが開きます)

黒い汚れ

補足

掲載している写真の大部分は晴天の日に撮影したものです
しかし,冬の蔵王は晴れの日は少ないです。平地やスキー場が晴れていても,山には雲がかかっているのが普通です。私は天気予報を見て,晴れが期待できる場合にのみ山に登りますが,それでも山頂で好天に恵まれるのは数回に1回の割合です
ですから青空のもとで樹氷が見られたら山の神様に感謝しましょう
山頂はものすごく寒いです。風が強いです。冷凍庫の中にいるような感じです。平地とは気象条件が異なるので防寒防風対策をしっかりして登りましょう
また,気温が低いと電池の消耗が早いです。出かける前にデジカメやスマホはフル充電しておきましょう

−−−樹氷観賞を計画されている方へ−−−
「すみかわスノーパーク」までは除雪されていますが,路面状況はアイスバーンや圧雪,それに急カーブ・急坂なので運転には十分注意してください。スタッドレスタイヤまたはタイヤチェーンが必要です。4輪駆動車でも夏タイヤではすみかわスノーパークまで上れません

冬山登山をされる方へ
吹雪になると視界ゼロ。荒天時には登らない。初心者は単独で登らない。安全登山で楽しく

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