|
●インクジェットプリンタと銀塩写真(写真屋さんに外注 印画紙を使った従来からのカラー写真)どっちが良い?
仕上がりの品質やコスト、手軽さ、保存性などについて。
価格(コスト)はインクジェットも印画紙(銀塩写真)もほぼ同じくらい。どちらかと言うと印画紙がすこし安い。
A3とかの大きさにプリントするのであれば、インクジェットのほうが安くすむと思います。色については、印画紙(銀塩写真)は無限に近い再現能力があります。
インクジェットプリントの色は、インクの数で決まります。色域は狭いので、厳密に言うとインクジェットプリンタで再現できる範囲も狭いと言う事になります。例えば7色のインクを使うプリンターは1ピクセルごとに7色の色しか再現できません。色を重ね合わせていろいろな色に表現していますが7色は7色でそれ以上はありません。拡大鏡で拡大して見るとその仕組みがわかります。
これに対して印画紙(銀塩写真)は1ピクセルごとに無限に近く発色します。その仕組みの違いから、なめらかさや繊細な色再現を極めるのならやはり印画紙(銀塩写真)という事になります。美しさや色の再現能力から見ると印画紙(銀塩写真)ですが、見せ方もありますので、これはオペレーターの腕次第という気もします。
保存性に関しては絶対的に印画紙(銀塩写真)です。
インクジェットプリントの場合は顔料系はまだいいのですが、染料系の保存性は無いに等しいです。風にさらすと、何日もたたないうちに色が薄くなるのがわかります。太陽光(直射日光)には特に弱いです。
作業手間については、外注の印画紙(銀塩写真)がかからなくて簡単。(当然?)
お手軽感はインクジェットプリンタの方にありそうですが、年賀状で苦戦した経験は誰もがあるのでは、、、私だけ?(^.^;;(笑) それにプリントしている間、張り付いてる分、外注には無いストレスが伴います。プリント枚数が多ければなおさらです。
商売柄プリントはぜ〜んぶ写真屋さんへ、と言いたいところですが
(^0^;、、、
まず色についてこだわる方は印画紙(銀塩写真)。(これに尽きます)
耐久性を考える場合も印画紙(銀塩写真)、インクジェットプリントの場合は顔料タイプ。
何が何でも自分でプリントして楽しみたい方は、インクジェットプリント。(印画紙現像は自分でするにはすこし難しすぎます(^。^;;)
質感についてはほとんど区別がつかないので、インクジェットプリントもここまできたかって感じです。
でも、人にあげる写真はフロンティアのプリント 印画紙(銀塩写真)かなって思います。
私個人的にはコストや手間を考えると、普通サイズ程度の小さい写真は写真屋さんへ、大きく引伸ばす時は自分で、など使い分けるのが良いかと思います。もちろん品質にこだわるのなら印画紙(銀塩写真)です。
■プリントの比較
| |
フロンティアを使った銀塩写真
(写真屋さんのプリント) |
インクジェットプリント
(一般のカラープリンターでのプリント) |
|
プリント方式
|
印画紙に露光し薬品処理で発色させる従来からあるカラー写真のこと。
|
インクを専用紙に吹き付けて、印刷します。
|
|
写真の画質
|
銀塩写真なのでグラデーション、色など繊細で大変きれいな仕上がりです。カラー写真の品質では、今現在銀塩方式を上回る方法はありません。
|
画質は年々向上しておりかなり良くなっています。
|
|
色調
|
写真店のスタッフが微調整。露出補正など行うのできれいです。
|
使い方によりますがかなりきれいにプリントできます。ある程度のプリンター取扱いの勉強が必要です。
|
|
色の耐久性
|
保存状態により差があります。もし今あなたのお手元に2〜30年前の昔の写真があればそれをご覧下さい。印画紙、薬品の技術改良もかなり進歩しているので、それ以上持つと思います。
|
長持ちするようインクの改良は行っています。染料系より顔料系がかなり長持ちします。染料系は結構早く保存場所によっては数ヶ月で変色してしまいます。これに対して顔料系は数十年持つものもあるようです。インク、紙によってもかなり差があるようです。
|
| コスト |
Lサイズはインクジェットプリントと同程度。大きなサイズほどインクジェットよりコスト高になります。また特別の指示で色調整など依頼するとさらに高くなります。
|
Lサイズ程度は各メーカーも銀塩写真と同じくらいのコストです。プリントのやり直しがあればコスト高になります。大きなサイズを作るほど銀塩写真より1枚あたりのコストが安くなります。
|
|
その他のコスト
|
外注なので時間的なロスはない。
|
自分で作業するので時間と手間がかかる。
|
|
総合評価
|
長期保存にも優れていて手軽に写真屋さんに依頼できる。
写真コンテストなど品質にこだわるなら銀塩写真がおすすめです。
|
少枚数なら撮った写真をすぐプリントできるので便利。大きなプリントは銀塩写真よりコストが安くなる。
|
以上参考にご覧下さい。
|