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ミスターMのレンズ談義01
たかが50o されど50o
20数年前、初めて手にした一眼レフカメラに付いていたレンズは、50oF1.4でした。同年代の方ならば、たぶん、ほとんどの人がそうだったに違いありません。
今ここに、1本の50oF1.4のレンズがあります。ニコンのマニュアルフォーカス一眼レフ用のものですが、皆さんはこのように聞いてどのタイプのレンズをイメージするでしょうか? F3時代ならば「Ai−S」タイプですね。その前は「Aiタイプ」、さらにその前は・・・と何種類もあるのですが、さて、実際には何種類あるのでしょう。
逆に古い方からスタートしたほうが分かりやすいでしょうか?
まず、「オート」タイプからですね。これには、焦点距離を表す単位が『p標記』と『o標記』の2種類(さらに細分化することもできます)があります。
次が、「オートC」タイプ。これは、「オート」タイプにコーティングを施したものです。
3番目が、「ニュー」タイプ。このタイプからピントリングに現在(Ai−Sタイプ)のようなゴムが巻かれるようになりました。
それでは、4番目は何というタイプでしょうか? ちなみに、5番目が「Ai」タイプ、最新のが「Ai−S」タイプとなります。この4番目のタイプは、いろいろな文献を調べても掲載されていないケースが多いため、このタイプを知らない人のほうが多いと思います。
しかも、ニコンのマニュアルフォーカス一眼レフ用単焦点レンズとしては、50oF1.4にしかないタイプで、しかも、製造期間が1年弱しかないという珍しいレンズなのです。さあ、もう分かった人がいらっしゃるのではないでしょうか。
その答えは、「ニューS」タイプです。どうですか、聞いたことがありますか? たとえ知らなくとも恥ずかしいことはありません。むしろ、このタイプのレンズの名前を知っている人のほうがちょっと変な人かも(失礼しました)。
そういうわけで、6種類の50oF1.4があるニコンのマニュアルフォーカス一眼レフ用レンズですが、少しは参考になったでしょうか? 機会があれば、このような他愛ない話をもう一度したいと思います。
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