このページは、今日のフォトショップ作業で実際の仕事で使っている方法をご紹介します。
写真の複製
ニュートンリング
スキャナーで読んだデータに、同心円状の模様が写る事があります。これをニュートンリング、干渉縞と呼びます。スキャナーのガラス面と写真原稿を圧着する際、圧着ムラなどで干渉縞が出てしまいます。特にクリスタルプリントのような鏡面仕上げされている写真ほど出やすくなります。防止するには写真をきちんと乾燥してからスキャナーにはさみ込む必要があります。それでも出る場合は、スキャナーの写真押さえフタを閉めずに圧着を弱めムラを少なくすると防げます。
絹目写真をスキャナーで読んだ時、暗い部分につくノイズの除去
例1)絵柄が単純で暗い部分が大きな面積の場合
まず元画像の上にレイヤーを複製します。複製したレイヤーをフィルターのノイズ ダスト&スクラッチで、黒の部分のノイズが消える程度ぼかします。半径1ピクセルから2ピクセル(しきい値は15程度)ぼかします。ぼかしたレイヤーの絵柄の輪郭、ノイズの少ない白の部分、顔などは部分的に消しゴムツールで消し、下にある元画像が見えるようにします。ノイズの少ない部分はできるだけ、下のレイヤーを使うように削除しテストプリントして画質を確認します。
例2)絵柄が複雑でこまい場合
まず元画像の上にレイヤーを複製します。複製したレイヤーをフィルターのノイズ ダスト&スクラッチで、黒の部分のノイズが消える程度ぼかします。半径1ピクセルから2ピクセル(しきい値は15程度)ぼかします。ぼかしたレイヤーを選択範囲 色域指定で黒の部分を選択します。選択範囲 選択範囲の反転 で選択範囲を反転させ白い部分を削除します。ピントが悪く見えますので人物の顔の部分(目鼻の部分)は削除し、できるだけ下のレイヤーを使います。最後にテストプリントして画質を確認します。
写真の部分的な明るさの調整
まず元画像を全体のバランスを見ながら、イメージに合わせてレベル補正を使い明るさを調整します。この時、白の部分が飛ばないよう注意します。ここから部分的な明るさの調整をします。
例)空の明るさムラを少なくする(例えば右半分が明るすぎた場合)
まず元画像の上にレイヤーを複製します。複製したレイヤーの右半分が、左の空の明るさと同じくらいになるよう、レベル補正で調整します。色も多少違ってきますので、カラーバランスで合わせます。この時、左の空の部分は当然濃くなりすぎますが、左は無視します。選択ツールを使い濃すぎる部分を大まかに選択し、境界線をぼかし(100から250ピクセル程度)濃い部分を削除し、下の元画像左側が見えるようにします。上のレイヤーを消す境目は空の濃さが変わる部分より少なめにして、境界線のぼかしを多めにして削除すると目立たないようです。消しゴムツールなども使いながら微調整し、自然な感じになるまで繰り返します。最後にテストプリントして画質を確認します。
ピント調整
スキャナーで読みこんだ画像はこのままプリントした場合、わずかですがピントが甘くなります。その場合アンシャープマスクが有効です。適用量50%から80% 半径1ピクセル しきい値5レベル 程度 画像の大きさで効果の度合いが違います。最後にテストプリントして画質を確認します。
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