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■デジタル画像処理について
デジタル修正や加工の分野では、ソフトの進歩によって完全に写真品質に追いつきました。デジタル加工をする場合一番画質を左右するのが、コンピューターに画像を取り込む入力設備と、最終的にプリントを仕上げる為の出力設備です。
入力機には、デジタルカメラやフィルムから読み込むフィルムスキャナー、写真や絵などを直接読み取るフラットベットスキャナーなど、業務用を除けばこの三つの方法が考えられます。
この中でデジタルカメラは、これからどんどん性能が上がり手頃な入力機として十分果たせるようになると思いますが、今のところ業務用以外のカメラでは、解像度(価格など)などの面でまだまだ問題も多く、ほんのごく限られた部分で使われているにすぎません。
デジタル加工を前提に考えると、現時点ではフィルムスキャナーとフラットベットスキャナーがおもに使われる機器となります。
■参考読みとり解像度とプリントサイズ
【フロンティアでプリント出力する場合の読みとりdpiとプリントサイズ】
わかりやすいように原版がプリントでLサイズ(8.9cmX12.7cm)の場合の例を記入します。
| 原版サイズ
| スキャナーの読みとり
「dpi」 | 読みとりデータ量
「圧縮しない状態」 |
プリント出力の
「dpi」 | プリント出力サイズ |
| (8.9cmX12.7cm) | 300dpi | 約4.5MB | 300dpi | (8.9cmX12.7cm) |
フロンティアの場合プリント出力解像度が300dpiに設定されていますので、スキャナーの読み取り解像度を300dpiにすると原版サイズと同じ大きさのプリントになります。
■以外と身近な画像加工と修正
デジタル化した画像は、画像ソフト(有名な物ではフォトショップなど)があれば誰にでも自由自在に加工、修正が簡単に出来ます。とは言っても趣味であれ仕事であれ必要な人がいて、初めて役に立つので必要なければ何の役にも
たちません。
一般に写真の加工、修正などと言うと特殊なイメージが強く身近な所にはないような気がします。実はほとんどの方が日常生活の中に何度も目にしている物があるんです。ふだんあまり気にしていないと思いますが、なんだと思いますか。
それは 先祖の遺影写真です。ほとんどの方は修正してありますよね?
ついこの前までは、この手の写真を修正する専門の職人さん(画家のような人)が絵の具などで直接書いてバックを消したり、紋付きに着せ替えたりしていました。(現在も一部やっている人もいます)
おそらく、一番身近で必要とされている写真の加工、修正なのです。この作業は特別な技術が必要で、誰にでもすぐというわけにはいきませんでした。
今はほとんどデジタル化して作業が進められています。これをデジタルでする場合、今日初めての人には無理だと(教えてもらいながらやればできるかも?)しても画像ソフトを使ったことのある人には、何でもないことのように出来てしまいます。(もちろん時間は少しかかりますが)
こう書くといかにも簡単そうですが、どんなものでも少しは勉強しないとできない事はいうまでもありません。いかがですかチャレンジして見ませんか。
建築写真を使われている皆様へ
うっかり黒板の文字を書き間違えたり、寸法を入れ忘れた事ありませんか。
そんな経験をお持ちの方はぜひ見てください、撮り直しできないと悩む事はもうありません。
■撮った写真の加工や調整
写真で重要なのは、デジタルカメラ、フィルムカメラを問わず階調情報である思います。
ここは重要(^.^;;
綺麗な写真を作る為には、階調をできるだけ劣化させないように処理をします。その為には必要最小限の補正にとどめるべきです。※画像処理をする場合、色補正をする事は簡単ですが補正をすればするほど、階調を劣化させる事になります。
階調って?
白から黒までの色の間にある段階のこと。きれいな階調とは、この段階数が多く、滑らかに見えることを言います。調子、トーンという言葉も同じ意味で使われます。
データ不足で荒い画像などは修正にも限度があり難しくなります。修正などが目的の場合はできるだけ高品質のデータ作りを心がけた方が後の作業効率が良くなります。基本的に写真品質の良し悪しは撮影時に決まります。
明るさの調整
同じ画像でも明るさを変えることによって見たときの印象が違います。適度な明るさに調整することが必要です。また、故意に明暗を調整するとおもしろい効果が出ることもあります。
レベル、コントラスト調整
コントラストを少し上げる事によりメリハリのある写真に仕上がります。補正する際注意する事はハイライト部分があまり飛ばない程度に補正しないと、写真の階調(グラデーション)がなくなってしまい不自然な写真になってしまいます。
色の調整
室内で写真を撮るとき、蛍光灯が光源だと緑が強く、白熱電球だと赤みがかってしまいます。こんな時は調整して正しい色に近づけましょう。カラー写真を、いま流行のセピア色にしたり白黒にすることもお試し下さい。
○ 色調整などの注意点
濃度・カラーバランスなどを合わせ完成となりますが、写真で重要なのは階調(グラデーション)です。綺麗な写真を作る為には、階調をできるだけ劣化させないように処理をします。その為には必要最小限の補正にとどめるべきです。
※画像処理をする場合、色補正をする事は簡単ですが補正をすればするほど、階調を劣化させる事になります。
拡大・縮小
画像の大きさを変えたいことがよくあります。画像処理ソフトを使えば簡単ですが、注意することがあります。それはコピー機のように光学的に拡大・縮小するわけではないので、画像の種類によっては、拡大率を上げ過ぎるると輪郭のギザギザが目立ち始めます。また、縮小し過ぎると小さな点などが無くなってしまうこともあります。ほどほどにということですネ。
具体的には写真を拡大する場合200%くらいまでが画質を維持できる限界と思います。(画質を無視した場合はソフトの限界までできます) 使う画像ソフトによっては200%の拡大で、すでに劣化します。
どの作業も、高品質なプリントを前提とする時はあまり調整し過ぎないほうが良い結果となります。当社の修正加工は全てこの
フォトショップ
を使っています。 |
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