恐れ多くも「ガレージキット」のはしくれを名乗る為には、当然ながら作業は車庫で行わなければならない。(笑)シリコンや、レジンの注入は結構強烈な臭いを発生するので屋外での作業が必須である。

さて、シリコンによる型取り作業であるが、うっかりデジカメデータを消してしまった(爆)

もっとも、シリコン作業だけでも丁寧に解説すると1つのホームページが立ち上げられるくらいになるので、またの機会ということにしよう(笑)

 

ということで、シリコンによる型が出来上がった。途中、失敗したりして結構、手間入りであった。

これは、すこし型が、くたびれてきてからの写真であるが、一番上が屋根と前面と側面、真ん中がもう片方の前面と側面、下が中のアンコの部分となり、この3つを組み合わせる。型の分割は上手くなれば上下の2分割でもできるようだ。

型を組み合わせて輪ゴムで締め付ける。あまり強く締め付けると、製品が歪むし、ゆるすぎると、液が隙間から漏れるので、コツが必要である。

レジン注型剤は主剤と硬化剤の2液を等重量で混合する。天秤で正確に計量する。左が主剤、右が硬化剤。着色に顔料を使うと、このように汚らしくなる。(笑)

主剤と硬化剤をすばやく混合し、型の注入口へ注ぎ込む。すばやく行わないと、注入が終わらないうちに硬化してしまう。注入後、軽く叩いたり傾けたりして内部にたまった、気泡を逃がす。

ここで、掃除機で真空状態にして気泡を完全に除去するという高等技もあるらしいが、掃除機を壊してしまったので私はやっていません(笑)

硬化後、30分くらい自然冷却してから、型を割って複製物を取り出す。一番ドキドキする瞬間である。ボディの下に垂れているようにみえるのは、型に気泡を逃がす溝を彫った部分である。

最後にアンコの部分のシリコンを抜き取る。慎重に抜かないと、屋根まで一緒に抜けてしまう(笑)

バリやランナーを取り除けば、一応、完成である。パチパチ。

 

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