寒試し(H19)データ

                平成19年24

               石巻市蛇田字南経塚17

                  石巻稲作研究会

                 代表 太田 俊治


 寒も終わり今日から立春を迎えました。昨夜までの寒試しのデータを取りま
とめ、作成しましたので公開します。下記に“寒試し”の説明を記載します。

 

“寒試し“とは

 

「寒試し」とは、古来から民間(稲作農民)に継承されてきた天候予測法
である。寒の内30日の気象を刻積りし、それを1年に照らし合わせて
立春からの天候を予測する手法である。古くは、1776年の記録がある
ので興味のある方は、農文協編人間選書233徳永光俊著「日本農法の天道」
現代農法と江戸期の農書を参考にされたい。

 

更に、太陽黒点の盛衰と、陰陽五行説を参考にして“寒試し”として
天候予測とする。

 

寒試しの結果

総評

 

 平成19年は、太陽黒点活動の衰退期を過ぎつつも、減退期を抜けきりません。

 

春暖候為れど3月下旬の低温に注意が必要。春の気温は平年並み。3月・4月・

5月の乾燥、梅雨の入りは平年並み。気温は平年並み。風の吹く日が多いが弱い。

夏は7月初旬に気温の低い時期がある。天候はおおむね平年並み、旱魃の予想。

秋の稲刈りは、9月好天、10月曇天多雨で天候不順,稲刈りを早める?10月

始めの早霜に注意。10月頃の宮城県沖地震が懸念される !!

秋は気温が高い日が12月まで続く。正月は荒れる。冬期は厳冬の予想を立てる。

台風は全般的に平年より少なめだが、風は弱く吹く日が多い。雨少なく旱魃を

予想。

今年の稲作は基本作業に勤め、梅雨期の深水対策をとり、充実した実りを期待

して作業を進め、旱魃被害を考慮し登熟を早め適期刈り取りで豊作を期待する

 

但し、この手法は、東北南部太平洋側(仙台平野東部石巻湾沿岸)
地方の平成19年の気象予測なので、取扱には注意を要する。