ヒストグラム 

 ヒストグラムとは、データの存在する範囲をいくつかの区間に分け各区間に入るテータの数を数えて、この度数を高さとして作った図をいう。

ヒストグラムの特徴

 品質にばらつきを与える原因をとらえるには、まず品質を表わす特性値について、その変動状態を正しくつかむことが必要である。ヒストグラムを作れば集団としての品質がどの 値を中心に、どのようなばらつき方をしているかがわかる。
 規格値との対比や層別による差、工程能力の調査、平均値や標準偏差の計算など、その用途は広い。

 
ヒストグラムの作り方

  @データを集める。一定の条件のもとでデータを100程度集め、
                                  少なくとも50以上集める。

  Aデータ全部の中の最大値と最小値を求める。

  B最大値と最小値の差を柱の数(級の数)で割り、1つの柱(級)の幅を決める。柱の数は
  データが50〜100の時は、6〜10がよい。
  また柱と柱の境界の値は測定単位の1/2となるように、区切りのよい柱の幅とするのが
  よい。
  
  C度数表を作りデータを級分けする。

  D方眼紙を用意してヨコ軸にデータの値をタテ軸に度数をとる

  E必要事項を記入する。(期間、名称、合計)

          


層別ヒストグラム