段短の発想 
   「段短の発想」は、経験から「手順を追って発想」することをおすすめします。手順とは、

1)準備の徹底
2)段取り替えそのものをなくす
3)「転化」 (外段取り化)
4)内段取りの改善(ボルト・ワンタッチ化・一体化・並行作業など)
5)調整排除
6)
外段取りの改善
       と考えています。

 各手順には、伝統とか慣習にとらわれない「創造性の開発」が必要となります。「創造性の開発」というと、難しいことのように思われがちですが、誰にでもできるものなのです。いろいろな企業の「提案制度」のもとで、1人平均年100件以上の提案の実績が実証しているのではないでしょうか。
紹介する図は、開発手法のホンの1部をパターン化したものです。世界各国では、誰でも創造性の開発ができるようにとの願いをこめて、多数の開発手法があると聞いています。
われわれには
KJ法、NM法、VE法など、利用できる手法が身近にあります。

 まさに世は「競創の時代」です。
 発想への心の支えになるコトバを紹介しましょう(順不同)

・論より実行。“うどん屋の釜になるな。”  (湯一いう ばかり)
・いの一番にPQ分析。・ほしいアイデアは学ぶよりまねべ。
・場数を重ねれば上手になる。
・改善はひとりより3人で。
・量が少ない、多種だといえば改善止る。
・ワンタッチこれが決め手だ。
・想像するな、現場をみよ。
・自問自答するな、現場をみよ。
・つらぬくぞ、ひとつのアイデア実施まで。
・ムリと思うな常識かえろ。
・うりこみには、データに語らせろ。
・段短は一割や二割ではダメ、シングルだ。
・工夫でつぶせ、グチとじゃま。
・やってみなければ判らぬ。
・経験やカンピュターは重要だ。
・古い常識が改善阻む。
・個々の改善から卜一タルの改善へ。
・困らなければチエはでない。
・図で示せ、クドクド書いてもみてくれぬ。