上記のごとく。各生産指数データと、
        モノづくりプロセスがイコールですか?
 品質システム(=QMS)の構築度合いで、生産指数データが一緒と感じ取れますか
感じ取れるのであれば、問題はありません。
ただ。小職の経験では、この2点が遊離しており、別々の活動になっていることが、多々見受けられましたので、特に記載しました。例えば以下に例を記載します。
皆様方のシステムではどうでしょうか。

@クレーム数が、減少せずいやそれ以上に増加傾向にあるのに、品質マニュアルの改定は無論、是正処置、マネジメントレビューのコメントには、それらしいプロセス変更は考えていないことであった。
A工程での異常の発生件数が、加工・製造の環境が変化していないのに、工程異常は増加している。それでもISOの各システムは継続ということが続いている。
Bマニュアルなどは変更しているのですが、変更にもかかわらず、各種の生産指数などのグラフは、変化点は感じられず、どちらかというと悪い方向性にあった。
当然、生産指数を改善するためのQMSです。第3者の審査官に、見せるだけのものではありません。

せっかくですから、モノづくりと生産指数はイコールでないと?ISOの規格要求には、資源の提供などが入っているのですが、ここはなぜでしょう?
ここまで問題提起しますので、皆さんのQMSシステムはどうなっているか?ここでそう時間をとらず、ちょっとだけ立ち止まって考えてはいかがでしょうか。大丈夫ですか?
 QMS(構築した品質システム)と現場の生産データは
                             表裏一体です。


          「生産指数の点は、QMSシステムの鏡」