目で見る管理
 
管理と改善

 「管理」というのは仕事が基準通り決められたやり方で正しく行なわれているかどうかを調べ、基準からはずれていれば、それを修正し基準通りに行なわれるように処置していくことである。

  「問題」とは望ましい状態(基準)と現状との差異のことである。望ましい状態(基準)が、だれの目にも明らかであり、現状がすぐ目に見える形になっていれば、すぐ発見でき、手を打ちやすい。このように日々移り変っていく職場の現状を視覚的に表現する工夫が「目で見る管理」です。

 
 
問題の顕在化

 異常(いつもと違うことが起こる)が発生した場合、目で見る管理を実行すればみんながよく理解でき、上司、又は職場の仲間にも簡単に情報が提供できる。

 
 

問題の共通認識

 いろいろなデータを絵やグラフで職場の壁面などに掲示すれば、問題が一層はっきりとし、見つけた問題は全員にとって共通のものになります。問題の共有化、問題への共通認識が得られます。