山の話題あれこれ


鳥海山大好き人間の集まるお店
「ポラーノ広場」店主の独り言
2004年
  〜2010年


暴走が恐い、ペットへの殺意 07.09.10
「夏なのに、お寒い原発の防火力」 07.08.11
「マヤの暦による世界の終末は」 07.08.11
教育的指導が必要な教育委員会 07.05.10
砂防ダムの問題 07.01.28
日本料理認証制度 07.01.28
「美しい国」は役人天国? 07.01.06
治水よりも治ダムかも 07.01.05
一番安いのが国産材? 07.01.04
------------------ --------
“えっ”こんなんで逮捕 06.11.19
企業栄えて、国土汚れる 06.08.05
雨雨降れ降れ と願うヤツラ 06.07.23
ゆとり教育の後には 06.06.18
愛国心は何を愛する? 06.03.09
下は大雪、で鳥海山は? 06.02.01
------------------ --------
一億匹の毛虫がハイタカには必要 05.10.19
だから救助ヘリ有料案が出る 05.10.19
笹に花 どうなったの? 05.06.30
酒田では桜色が薄かった 05.05.31 市民が試される八森公園の危機 10.04.25
ソメイヨシノの誕生日は? 05.03.27 私には隣の鶴岡市が良く見える! 10.04.25
積雪の恐怖よりも恐いもの 05.02.06 ------------------ --------
予知能力のない地震予知連 05.02.06 2011年に待っているもの 09.07.16
何のための名称変更? 05.01.10 夢でうなされた、ある会話 09.07.16
------------------ -------- 役人の処分は、この程度なの? 09.01.12
一番マナーの悪いやつは? 04.12.01 昆虫巡査白畑氏にもっと光を! 09.01.12
ブラックバスが大鳥池に 04.10.07 80円切手が10枚で1200円? 09.01.12
不自然な自然とのつき合い 04.10.07 クラゲの世界に脱帽! 08.10.05
影鳥海は神話の世界です! 04.08.20 誰の為の調査捕鯨? 08.10.05
なんで、演歌なの? 04.08.20 “寿限無”よりすごい役人言葉 08.10.05
鳥海山近郊にある異界との入り口 04.04.05 だだちゃ豆 08.10.05
鳥海山は世界最大級です。 04.03.20 韓国のソウルはエライ! 08.03.30
すごい! 冬の稲妻 ! 04.01.28 特殊犯捜査係ってクソチーム? 08.03.30
鳥海山 異変 !? 04.01.10 障害者スポーツにもっと光を 08.03.30


「ポラーノ広場」店主の独り言
      2002年、2003年はこちらへ



 酒田市寿町の交差点のビル2階に「ポラーノ広場」というお店がある。
店主であるS氏は長い都会での仕事を振りきって戻ってきたいわゆるUターン組である。店主の多種多芸な趣味は、陶芸.木工芸品.写真.フライフィッシング.山歩きなどのアウトドア全般にわたっているようだ。

 比較的自由な日中の時間をあっちこっちと鳥海山の山麓を散策しているとか。入口の木のプレートも手作りのようだし、店内を飾る四季折々の山野草はすべて自前で揃えたものだ。久しく山と遠ざかっている時など、ふっとその時々の山の様子を思い起こさせてくれて
     「週末はどっかを歩いてみるか」とカウンターで呟くのだが……
結局は夜遅くまで山の話題などで長居してしまい、出かけられずになってしまう。店主とのおだやかな会話を楽しみに立ち寄るアウトドア愛好家も多そうだ。もちろんカラオケなどありませんので店内はいつもジャズっぽい曲が流れております。


 そんな店主のいろんな山や自然についての話しなどを随時紹介していきたいと思います。野山を散策して感じたことや写真などもふくめて載せますので乞うご期待です。
今回は簡単な紹介だけです。

酒田市寿町付近の夕暮れ ポラーノ広場の入り口ドア
お店のある通りの夕暮れ お店の入り口ドア


店主自作の看板 入り口のドアの脇にある
店主自作の看板
         店内の写真などの装飾
       四季の山野草が目を引く
店内の装飾
店で使用の手作りコースター 店で使っている木のコースターや
箸置きなども手作りだ



「そうだ、あんな卑怯な、みっともない、わざとじぶんをごまかすような、そんなポラーノの広場でなく、そこへ夜行って歌えば、またそこで風を吸えば、もう元気がついてあしたの仕事中からだいっぱい勢がよくて面白いような、そういうポラーノの広場をぼくらはみんなでこさえよう。」
「ぼくはきっとできるとおもう。なぜならぼくらがそれをいまかんがえているのだから。」

    ポラーノの広場のうた
        つめくさ灯ともす 夜のひろば
        むかしのラルゴを うたいかわし
        雲をもどよもし  夜風にわすれて
        とりいれまぢかに 年ようれぬ

        まさしきねがいに いさかうとも
        銀河のかなたに  ともにわらい
        なべてのなやみを たきぎともしつつ
        はえある世界を  ともにつくらん
                               宮沢賢治 『ポラーノの広場』より


 早池峰山に日本のエーデルワイスと言われるハヤチネウスユキソウを見に登った帰りに、花巻市の「宮沢賢治記念館」に立ち寄ったことがありました。記念館は視覚的に賢治の全体像に迫るように構成されており、店主はそこでどんなイーハトーヴの世界を感じたのだろうか。 



2010.04.25    市民が試される八森公園の危機  
 ギフチョウやオオタカなどが生息する酒田市一条にある八森自然公園の山の一部を削って土砂を国道建設に提供する計画が2009年11月10日夜、地元説明会で明らかにされた。
この公園一帯は春にはギフチョウが舞いカタクリの花が咲く山野草の宝庫で、自然観察や森林浴が楽しめるうえ、ここには貴重な「八森遺跡」があり全容が未調査とのこと。
一般人が山野草の株を掘って持ち去ると盗掘と訴えられ、花や枝を折るとなんて非常識と非難ゴウゴウである。それが、公共事業という御旗のもとでは二千本以上の樹を切り里山を削り崩すのは問題ないとなる。また、公共事業のなかには真の公共性が無視され、地域社会をズタズタに破壊.していく事業がある。

地方分権が叫ばれている。地方に権限が来ると決定権は地方議会になる。国会に比べて地方議会は関心が薄い。地方議員の選挙では信条、政策などに関係なく同じ町内、同窓生などや口利きしてくれるからで投票することが多い。国道建設の為に自然公園の山を崩して提供することに何の歯止めにもならないような市議会では、地方分権は一部の権力者による私利私欲のための利権政治の始まりかもしれない。国民がしっかりしなければならなく、地域住民の民度が試されている。

そうこうしていると、唐突に、駐車場が足りないのとサッカー場に整備するので、工事続行を地元から要望されているとの報道。行政のよくやる手法で、目先を変える理由づけ、論点のすり替えである。
遺跡を含む八森公園の森を破壊しようとしている酒田市の阿部市長が、史跡の調査・保存・活用をすすめる組織である全国史跡整備市町村協議会の東北地区の会長だと言うのだから、厚顔無知にはあきれ果てる。


2010.04.25    私には隣の鶴岡市が良く見える!  
 今は鳥インフルエンザ対策で餌付けが禁止だが、十数年前に酒田市最上川河口のスワンパークを訪れた時、野生動物に餌付けしている有様は養鶏場と錯覚するほど異常な風景であった。「酒田市白鳥を愛する会」の発表してきた飛来数を鵜呑みにして、酒田市は日本一の白鳥飛来地と宣伝してきたが1月の調査では「酒田市白鳥を愛する会」9700羽、環境省1658羽とのこと。日本一の白鳥飛来地とは自称であった。また、会の発表していたオオハクチョウ、コハクチョウの判定についても専門家から疑問視されている。

対して、鶴岡市大山、上池下池の渡り鳥は自然のままで観察小屋を含め干渉しない距離感が心地よい。勿論、餌付けは禁止である。池に接する湿地は、はたから見るとなんということもない葦原であるが開発計画が持ちあがった時、熱心な保護運動が沸き起こり開発を阻止した、と聞く。市民の努力もあって上池・下池がラムサール条約に登録された。地域新聞の情報によると、鶴岡市ではこの一帯を自然学習の拠点とする(仮称)庄内自然博物園整備事業に7億2800万円の予算を盛り込んだとのこと。

少し前の自然誌には、酒田市生石の鷹尾山にサギソウなどが咲く貴重な湿原がのっているが、今ではゴルフ場になっている。さらに、酒田市ではオオタカが住み、山野草の宝庫である八森自然公園の土砂を国道建設に提供しようとしている。
鶴岡と酒田の街を歩いて思うのは、閑散としていることは共通しているが、鶴岡は特色のある店が多く雑然として楽しめる。酒田は大火の後、拙速に町つくりをしたためか、金太郎飴みたいな同規格の店舗が続くせいで変化がなく、面白みにかける。不景気でシャッターが下りている通りは、倉庫街みたいである。また、その人通りのない町に、ラジオ放送が垂れ流されている。自宅、車の中、店舗などのプライベートな空間ではどんな音量でもかまわないが、公共の場に雑音を撒き散らすのはどうかと思う。自己満足ではしゃぐ番組を押し付けて何の痛痒も感じない酒田市民は、騒音鈍感市民と馬鹿にされても仕方がないだろう。週末は首都圏の放送を流しているので、雪が降りしきる時に歩いていたら、からりと晴れた青空がまぶしいです・・・・との音声が流れていました。さらに、首都高速道路の混雑情報まで。

鶴岡在住の女性に、鶴岡公園の桜をほめたら、海を見ながら桜を楽しめる酒田の日和山公園の方が好きと答えた。また、鶴岡は保守的階層組織がかたくるしいので、自由な酒田がいいとも話した。鶴岡でラーメンを食べようと思い、観光物産館の人に美味しい店を聞いたら、酒田の店なら知っているのだがと言われた。
私はあちらがいいと思っていたが、向こうからはこちらの芝生が良く見えるらしい。 


2009.07.16    2011年に待っているもの  
 ノー天気なボンボンの麻生政権による定額給付金が、熨斗袋に入れられて配られている映像が流れた。なんか“お上からの施しであるによって感謝してありがたく受け取るように”という感じがして不愉快になる。この給付金は2011年に消費税を上げる口実の手付金か口止め料なのである。
高速道路もETC搭載車に限定して週末、1000円で走り放題になる。ETC機器の取り付けに政府から補助金が出るため、駆け込むユーザーで販売店は大忙しいとのこと。財政が厳しいと言いながら補助金の大振る舞い。ETCを普及させる協会は典型的天下り団体でホクホク。この制度も2年限定。2011年には元に戻る。
地デジとかいう放送の切替も2011年で、従来のテレビが機能しなくなる。地デジと聞くたびに、新しい痔のことかと思う、もっと語感のいい名前が思いつかなかったのかね。
2011年には、消費税が上がり、気軽に走っていた高速道路の料金が元に戻り、今のテレビを買い換えなければならなくなる。火災報知器の義務化も2011年だったと記憶している。
政権与党の閣僚達が「みんなで定額給付金をパ〜ッと使って景気を良くしよう」と、にこやかに発言している。マスコミも給付金を当てこんだ商売を大々的に取り上げてあおる。このようなバカ騒ぎこそ、さもしいと思う。 


2009.07.16    夢でうなされた、ある会話 
A:HOW ARE YOU !
H:FINE ! あら、主人から挨拶の時は WHO ARE YOU ?と言われると聞いていたのに。
A:それは沖縄サミットのときで、カバの体にネズミの脳みそを持つ体力だけが自慢のボスのことです。しかし、Hilary’s Husbannd とかわしたのはさすがでした。
H:でも、単細胞のボスは Me Too!と返したそうよ。あんなカバが私とやったなんて公式の場でヘラヘラ話すものだから、怒る前に笑ってしまったと言っていたわ。
それはそうとして、トップが誰になっているのか楽しみでしたが、まだあなたでしたか。しぶとく がんばっていますね。
A:お山の大将は気分がいいので、どんな非難を浴びてもやめる気はないね。専用機を使って の外遊もたまらん。今のうちに遊びまわるつもりだが、訪問国では誰も私の名前を覚えようと しないことがわからん。
まあ、辞める前に、散々食い散らかして次の奴に目一杯借金を残していくつもりでいるが。
                   ・        
                   ・        
H:オバマの人気で彼のマスクが飛ぶように売れている。あなたは人気がないと聞いてきたが浅草に行ったらあなたのマスクがあちこちで売られていて、その人気にびっくりしました。しか も夫婦ペアで。
A:そんなに人気があるとはおれの方がビックリだよ。オバマより、ここはオバカ人気なので、おれのキャラがはまったのかな。
H:今度会う時は親しみを込めてセカンドネームで呼びかけるようにオバマに伝えておきます。「ひょっとこ、おかめ」と。  


2009.01.12      役人の処分は、この程度なの?
 次から次に異様な事件が起きる為、少し前の出来事などは何処かに追いやられ覚えている余裕がない。汚染米の流通騒動も、そういえばそんなこともあったな、という雰囲気になりつつある。そんな中、11月1日の新聞に“コメ流通担当職員6人処分”という小さな記事があった。農林水産省が下した、接待や土産の贈答を受けた職員の処分内容は、戒告2人、訓告1人、厳重注意2人、口頭注意1人。戒告とは言葉に出していましめること、と辞書にある。訓は言い聞かせてわからせる、教え諭す、とのこと。そして続く厳重注意、口頭注意。どこがどう違うのかよくわからない。これで職員は処分終了になり一件落着、めでたしめでたしなのだろう。なんとなく、幼稚園児か小学生がいたずらをして「・・・・ちゃん、こんどからやめようね」としかられているのと同じような気がする。
無作為に調査した地方自治体が全部裏金作りを行っていた。たまたま選んだ自治体がビンゴだったのだろうか。その後、全組織を再調査なんて話は聞こえてこない。ちょっとヤブをつついたらドンドンと不祥事が出るもので、これ以上調べるととんでもないことになる恐れがあるのでウヤムヤにしようとしているのかもしれない。各々でどんな処分が下されたのかわからないが、ここでも「・・・・ちゃん、こんどからやめようね」なんていうものだったら、業者へのタカリ、ピンハネ、税金隠しは、なくならないだろう。国家が財政難で埋蔵金を活用と言っているが、裏金没収のほうも結構な財源となるように思うのだが。 


2009.01.12    昆虫巡査白畑氏にもっと光を!  
 昭和初期から山形で昆虫調査を続けた白畑孝太郎の生涯を、永幡嘉之が掘り起こして一冊の本にした。読み終わって、著者の熱心な資料調査に感心し、白畑氏の調査研究に注いだ純粋な情熱に圧倒された。
氏は、1914年に山形県南村山郡宮生村(現上山市)で生まれたが、警察官になり酒田に赴任して永住した為に、酒田の人だと勘違いしている人も多く、職務の傍ら調査研究を続けたことから「昆虫巡査」として世間に知られていたとのこと。
2006年、山形県西村山郡西川町の大井沢自然博物館で“白畑孝太郎が歩いた寒河江川”という特別展が企画された。それを見た時に、何でこのような所で展示しなければならなかったのかということを感じた。大井沢は自然が豊かで雰囲気は最高であるが、酒田から距離があり気軽に行ける所ではない。酒田でこそ開催するべきではないかと思ったが、本を読んでみると、中途半端な状態で公開できるほど単純なものではないようだ。残されたものはたんなる作品ではなく、昭和の失われた自然の証言記録でもあり永久に取り戻せない貴重な研究資料であった。氏の存在を考えると、時代が記録者として彼を選んだという思いがする。
きっちりと解析をして、その特別展を酒田市で大々的に開催して欲しいものである。今の世の中、子供達が夢を失っている。そのような子供達にこんなすばらしい一人のお巡りさんがいた事を教えてあげたい。



2009.01.12      80円切手が10枚で1200円?
 友人が、鳥海山の記念切手シートを買った。80円切手が10枚納められて1200円とのこと。以前に訪れた加茂水族館でも、館内で日本郵便によるクラゲを扱った記念切手シートの販売を見かけた。価格も同じであった。回数券をはじめ、一般には多く購入すれば割安になると思っていたが、この組織は逆らしい。発売されたら人気が出て後で額面価格を上回る値段がついたというのだったらわかるが、きれいに印刷したからと、初めから80円の切手を120円で売りつけるのはちょっと思い上がっているような気がする。使用すれば80円の価値しかないものである。使い切った台紙を日本郵便に持っていけば400円返してくれるのだろうか。それとも、その台紙を封筒に貼れば400円分として認めてくれるのかしら。
かつて、大蔵省が天皇の在位を記念して10万円金貨を発行したことがあった。それで買い物しようとしたら、金の価値では5万円しかない事がわかり断られるという騒動が起きた。店では貨幣ではなく金のメダルとしてしか評価をしなかったためであった。結局どうなったのか忘れたが、発端は大蔵省が金を水増しして金儲けを企んだことであり、江戸時代の金含有量を減らした粗悪小判が発行されたことを思い出した。
全然違う事柄だが、市場経済へのかかわりあう姿勢がなんとなく似ているような気がした。


2008.10.05      クラゲの世界に脱帽!
 鶴岡市の加茂水族館に行きました。以前は設備、内容とも貧弱で客がいないB級ホラー映画に出てくるような施設でした。それがクラゲに出会い展示をはじめてから徐々に人気が出て入場者数が倍増したと聞いた。かつての悲惨な有様を知っているので、あまり期待をしないで出かけたが、これがビックリ。クラゲのエリアは一部で水槽もごく小さいものだが、フラフラと漂っている様子を見ているだけで全然飽きないのです。各地にある重厚長大ど派手的テーマパーク型水族館の海中散歩風演出と比べると金魚鉢程度のスケールだが面白い。手取り足取りで楽しませるディズニーランドや美味珍味で飽食して満ち足り、なんとなくさっぱりと素朴なものもいいなと思う人にもおすすめです。地方のちっぽけな水族館のがんばりに、パチパチと拍手でした。
中の食堂で食べたクラゲラーメンにはいっていた木クラゲもなんとなく愛嬌で笑わせてもらいました。


2008.10.05      誰の為の調査捕鯨?
 捕鯨が論議されているが、最後に鯨肉を食べた時も味も忘れてしまった。調査捕鯨も長く続いていますが、調査という言い訳も限界ではないでしょうか。日本政府はオキアミや魚を大量に捕食する鯨は適正に管理しないと海洋資源が枯渇するおそれがあるので捕鯨するべきであると主張しているが、なんか無理がある。
調査捕鯨を拡大したことにより増えた鯨肉がさばけなくて大量の在庫を抱え、国策販売会社の赤字が続いている。そしてここにも赤字解消の為、補助金という税金が投入されている。鯨肉は血が入った液体が出るので扱いが難しく、消費者の関心も薄れ売れなくなった。水産庁は商業捕鯨の解禁を目指しているが、極洋の水産大手3社は解禁されても参入しないことを明らかにした。鯨肉を食べたいと思う人も、捕鯨したい水産会社もないのである。
伝統芸能を支えている道具やからくりなどの仕掛けには、かなりの部分で鯨が使われていると言う。それに必要な量は遠洋まで行かなくても沿岸での捕鯨で間に合うような気がするが。
座礁した鯨を多大な労力を使って海に押し返そうとしているニュースを見るが、これを資源として利用は出来ないのだろうか。私はそのようなニュースを見るたびに、何で食べてはいけないのだろうかとつぶやく。


2008.10.05      “寿限無”よりすごい役人言葉
 落語の“寿限無”を知っていますか。生まれた子供にめでたい言葉や故事を入れて名前をつけたらとてつもなく長くなり、呼ぶたびに長い名前を繰り返すものだから、いざという時に間に合わなくなるという噺である。
この落語を庶民は笑えるが、この国の役人はどこがおかしいのかわからないのではないだろうか。井上ひさし氏が、公用文書を読むと文章能力が落ちるという対談の中で次の法律を上げていた。「原材料の供給事業及び水産加工品の貿易事情の変化に即応して行われる水産加工業の施設の改良等に必要な資金の貸付に関する臨時処置に関する法律の一部を改正する法律」これは本文ではなく名前である。
“テロ対策特別措置法”の正式名称は「平成13年9月11日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議書に基づく人道的措置に関する特別措置法」であるらしい。であるらしいというのは信じがたく冗談としか思えないからである。“テロ対策特別措置法”の活動については軍事上の重要機密事項で一切秘密とされてきたが、参院で与野党逆転したおかげで明らかになった内容は米国の求めでガソリンを運ぶ海上ガソリンスタンドであった。国会での審議のとき「最近は何でも省略して言う傾向にあり、国語が乱れていることをうれいている私は、この神聖な国会審議では略することをやめて正式名称を用いることを提唱する」なんてことになったら、落語の“寿限無”より国会中継が面白かったろうに。
それよりもこんな名称を本気で考えている役人にこの国を任せて大丈夫かね。


2008.10.05      だだちゃ豆
 夏はやっぱり、ビールの季節です。
つまみでは旬の味である枝豆がぴったりです。
山形県、庄内地方では、なんといっても、“だだちゃ豆”。
以前、某ビールメーカーのコマーシャルで中山美穂がとても美味そうに食べていました。
マスコミにも取り上げられ全国的知名度も増し、土産物としても大人気です。
そのような時、明治生まれの作家獅子文六がかつて書いた枝豆についての随筆をみた。文章には、毎年、夏の終りに、庄内の本間家が、東京で郷里の枝豆を食う会をやる、と書いてある。“実に、みごとな豆である”と述べた後で、“ただ、少し豆臭いのが閉口だが、土地の人は、その臭さを喜ぶに違いない”と、土地の人にとって、少々カチンと来るようなことを書いていた。東京から転勤してきた人が、当地で評判の枝豆“だだちゃ豆”を実家に贈ったところ、味がくどすぎて不評だったと話してくれたこともある。
枝豆は“だだちゃ豆”が一番と思っている土地の人である私はおもしろくないのである。全国の皆様、当地を訪れて”だだちゃ豆”を味わって下さい。で、美穂派か文六派か判断してください。


2008.03.30      韓国のソウルはエライ!
 2枚の写真を見て年号が逆ではないかと思った。都会を流れる川の風景で緑地の土手が続く絵と、もう一枚はその川をふさいで高速道路が走っているものである。高速道路が以前の姿で、川が流れているのが今の姿なのである。こんなことは土建国家、日本では絶対ありえないことである。
2002年、韓国の首都ソウルでは、高速道路でふさがれてドブ川になっていた清渓川の復活させるため、高速道路を撤去したのであった。その結果、街の景観がよくなり市民の憩う公園になった。また、川の周辺では夏の気温がコンクリートで覆われていたときよりも3度以上も下がったとのこと。
それに比べ、成金趣味で経済大国といばっていたこの日本では公共事業の名のもとで国土をみにくく破壊している。お江戸日本橋、かつて歌になった水の都の風情は何処を捜しても見当たらない。高速道路で覆われて悪臭を放つどぶ川となり周辺は排気ガスの煤煙でくすんでいる。 



2008.03.30      特殊犯捜査係ってクソチーム?
 以前アメリカ人に、家庭で口に出してはいけない汚い言葉は何かと聞いたことがある。そのひとつが“SHIT!”であった。米映画で、しくじったりだまされた時などに吐き捨てるように言うのを見る。訳すると“クソッ!”である。
先日TVで、シットチームの訓練が報道機関に公開と言っていた。警視庁捜査一課の特殊犯捜査係を略して“SIT”との事。
今年、洞爺湖サミットがある。何も起こらないことを願うが、もしもテロ行為などが発生してこのチームが投入され、“日本のシットチームが到着”なんて報道されたら諸外国のプレスから大爆笑を取り、緊張した現場がグズグズになり円満解決となるかもしれない。そのうえ、生真面目でジョークがわからないと思われていた日本人も結構やるものだと、評価が上がること間違いない。
でも、本当のところわかって付けたのかね。


2008.03.30      障害者スポーツにもっと光を
山形県出身の太田渉子さんがノルウェーのネスで3月1日にあった障害者ノルディックスキーW杯ノルウェー大会距離立位の女子スプリント(1.2kmクラシカル)で優勝しW杯今季3勝目の成績をあげたとのニュースを運転中にラジオで聞いた。翌日の朝日新聞を見たが、見当たらない。しつこく捜すと“上村 W杯連勝”のデカデカの記事の隅にありました。その前に載っているのが、女子クラシカルの石田正子が今季自己最高の15位と健闘したという記事。障害者の世界大会優勝は健常者の15位より低く扱われているのである。
ニュースではアメリカに行った野球選手達のなんということも無いオープン戦の結果を報道している。女子ゴルファーの予選落ちした映像を流していることもある。オリンピックとパラリンピックの取り扱いにもあるように、もっと光を当ててもいいと感じる。障害者スポーツの映像があたりまえのように流されるような社会になれば、何かが変わると思うのだが。 


2007.09.10      暴走が恐い、ペットへの殺意
 友人が犬を散歩させている時、道端の草むらに入り何かをかぎまわっている様子、妙な事でもあるといけないのでひもを引き、連れ戻した。それから2〜3分後、突然腹ばいで大の字状態にへたり込んだ。見ると口の回りにアリがたかっている。これはただ事ではない。火事場の馬鹿力。犬を抱えて家まですっ飛んだ。一刻を争うことは明白であるがその日は日曜日。電話でようやく休日開業している動物病院を探し出して駆けつけた。かなり強烈な毒物による中毒で、もう少し遅れていたら助からなかったとの事。膵臓、肝臓が相当のダメージを受けているとの検査結果で2日の入院。その後腎臓もやられていたとわかる。全治に1ヶ月かかった。

 その後、犬を散歩している顔見知りの人達に話すと、以前にも犬が薬物中毒らしい血便の症状で危険な状態になったとの事、猫は3匹ほど変死しているなどの情報もあった。
散布された農薬、枯葉剤にしては毒性が強すぎるし犬猫が警戒心もなく口にするとは思えない。ペットや小動物に対する虐待的死傷事件が世の中を騒然とさせる陰惨な出来事の前触れであることがある。犬、猫の糞害でペットに悪感情を持っている人もいる。
“誰が何のために?”いろいろと憶測されるが不明である。
白鳥やカモ類の越冬地として知られる酒田市のスワンパークでは矢で傷つけられた水鳥が発見されることがある。友人の散歩コースはこの近くである 


2007.08.11      「夏なのに、お寒い原発の防火力」
 潟県中越沖地震で起きた東京電力柏崎刈羽原子力発電所の火災事故では場内での消火体制、消化施設がびっくりするほどお粗末であることがわかった。放射線被爆の恐れのある原子力発電所内での事故では被爆防止の装備、専門知識と特殊訓練が必要である。119番に「原発で事故です、消防車の出動を頼みます」これで呼び出される消防隊員はたまったものではない。チェリノブイリの事故では何も知らされないで駆けつけた多数の消防隊員が放射線の犠牲になった。以前の東海林村での臨界事故でも住民は何も知らされることなく、後で事の重大さに驚かされた。放射線事故を想定した避難訓練は、原子力は安全であるということを否定することになり、住民に不安感をあたえるので実施してこなかったらしい。安全、安全と唱え、過疎の村を札びらで黙らせてきた実態がこのようなものである。

 オリンピックなど世界のイベントやロケット打ち上げなどの国家事業は勿論、保険会社もかける世界最大手の保険“ロイズ“はほとんどの物件を引き受ける。そのなかで日本の原子力発電所については、地震が何時起きても不思議ではないし、その時の被害は想像を絶するとの事で、あまりにも危険すぎるので保険を断ったと聞いた。

 夏本番を迎え、電力消費量の増加に対応できなくなると政府は危機感をあおって、原発再開をたくらんでいる。かつてオイルショックの時、TVの深夜放送の自粛、深夜のネオンの消灯などでエネルギー危機に対応した。国民生活よりも企業優先の政府はコンビニを含め各業種の深夜営業の自粛、自動販売機の削減など省エネ対策で乗り切ろうとはいわない。 


2007.08.11      「マヤの暦による世界の終末は」
 酒田で除雪をまったくやらなかった冬なんて今まで経験したことがない。そのせいで今年は春になっても浮かれる気分になれなかった。山を散策していつもより早く山野草に出合っても、うれしさより大丈夫かと不安になった。異常気象、地球温暖化、海面上昇・・・・世界各地で起きている現象をTVで見せられてきたがハリウッド映画のように別世界の事と思っていた。それが自分の身近にも起き始めたかんじである。

 グリーンランドの氷床コアをボーリングで採取して過去の気象を調べたら気候の急変動が起きていたのが判明したとのこと。気候変動はゆっくりと進んでゆくものと考えられてきたが突然に暴走するらしい。

 ノストラダムスの大予言ブームの頃、マヤの暦では現在のサイクルは2012年12月23日(2011年の説もあり)大洪水により終末がもたらされる、という内容の本を読んだ。ノストラダムスは絵空事ですんだが、マヤの予言はもしかしたらと思い始めている。 



2007.05.10      教育的指導が必要な教育委員会
 知人の佐藤氏が憤懣遣り切れない手紙をよこした。発端は氏が2004年酒田市沖の飛島でネズミの仲間らしい小動物の死体を見つけ写真に撮った事から始まる。これがトガリネズミだったら今まで定説とされてきた島の成立過程を再検討せざるを得ないことになるらしい。
 富山大学食虫類の研究者横畑氏に写真を送り見解を伺ったところ、結果はジネズミとのことで、トガリネズミは本州では亜高山以上に生息し海を越えて分布を広げた例はないとのことだった。市井の研究家佐藤氏はどんどん突き進む。山形大学の鈴木庄一郎氏が1970年頃、飛島実習で学生に使用したテキストに、「飛島にトガリネズミ生息、その標本は島の中学校蔵」とあることをさがし出す。横畑氏によると数本の体毛があれば同定できるとのこと。
 
 島の学校は生徒がいないため休校中である。佐藤氏は標本からの体毛採取の許可の為、教育委員会を訪ねた。そこで聞いたのは「無人となる学校での事故予防の為、標本は全て処分した」という事実。現状はどのようなものか島に渡り学校を訪ねると、棚には184本の標本ビンの跡がほこりの中に残っていた。きちんと並んでいたであろう標本の鮮明な痕跡を目の前にして氏は憤る。教師生徒島民の努力情熱で収集され築き残されてきた資料が教育委員会によりたんなるゴミとして破棄されたのである。飛島の成り立ちとトガリネズミの謎は闇に葬られてしまった。
 
 2006年11月、山形県立高畠高校で女子生徒が飛び降り自殺した。母親に「学校でいじめられている」と言っていたという。県教育委員会は「生徒や教職員に調査したが、いじめは確認できなかった」と発表した。子の発した信号を受け止めることの出来なかった思いを一生抱えて生きていかなくてはならない遺族。10代で命を絶った女子生徒は何を叫びたかったのだろう。県教育委員会はミザル、キカザル、イワザルの事なかれ体質であった。
全然違う事柄だが身近で教育委員会がからんだことである。
ちなみに、佐藤氏は教育長に液浸標本処分全経過の報告を要求したとのこと。



2007.01.28      砂防ダムの問題
 「ゲッ!何でこんなところに」。渓流釣りや山を散策して砂防ダムに出くわした時の感想である。山奥で立ちはだかる人造物は周囲の景観から浮き上がって異様である。一般のダムに比べ規模が小さく山の中にあるためほとんどの人々の目につきにくいがいっぱいあります。じきに土砂で埋まる為次から次と新しいものが造られていきます。工事による環境へのダメージにくわえ、川は分断され生態系が死滅してゆきます。砂防ダム建設は工事をすることに目的があるとしか思えません。工事が必要ならダムを撤去し河川の生態系を回復すればいいのにと思う。

 ヤツメ漁をしていた人が「あれが出来る前は鳥海山の上の方までヤツメが上って行ったもので、その頃はいくらでも取れたのだが」と言っていた。
このうっとうしい砂防ダム、なんとかなりませんか。



2007.01.28      日本料理認証制度
 政府は外国における日本料理の認証制度をたくらんでいるらしい。ヘルシーさが受けて海外でも日本料理の人気が上がっている。そのなかで看板を出しているが内容はキミョウキテレツな料理を提供している店も多いという。よく海外旅行者が体験した話に登場し笑いを取る。この国の役人はこれが気に入らなくけしからんと思っているみたいである。

 永六輔がラジオで「この国を何とかして」と言われることが多いとの事。三条の職人から曲尺、鯨尺が作られることの礼をされるが、尺貫を認めたのではなく目盛相当で模様として大目に見ているだけのことらしい。寿司を握る時は手袋を着用するようにと行政指導されているとの事。祭りのみこしは危険なのでヘルメットをかぶるようにとも。自分達の都合によって憲法の拡大解釈や憲法改悪を企み何でもありにしてしまうが下々にはかくのごとくである。
社会主義国家みたいに規制でがんじがらめにして産業界、市民生活を指導するのが当然と勘違いして威厳を保とうとする役所のおせっかいは国内だけでは飽き足らないみたい。規制や制度ができることにより監査法人や協会が作られ役人達の再就職先が確保される。

 日本料理の認証制度を考えた役人は接待、裏金ですごい高級日本料理を堪能しているのではと勘ぐりたくなる。和の職人がトリュフ、キャビア、フォグラなどの食材、バルサミコ酢、ナンプラ−、トウバンジャンなどの調味料を使って料理を提供することがある。認証制度が出来ると、これはまかりならんとするのかしら。



2007.01.06      「美しい国」は役人天国?
 夕張市民が悲惨なことになっている。テーマパークを含め増大する箱物建設に反対してこなかった市民にも責任があるという意見もある。

 教育改革をテーマにした政府主催のタウンミーティングでのやらせ質問が問題になった。この開催費用は一ヶ所につき約1100万円とのこと。この時タクシーの水増し請求によるネコババもあった。税金泥棒である。民間人なら氏名を公表され横領罪でつかまりクビであるが役人はそうはならない。厳重注意、戒告の処分が多い。ちなみに戒告とは「言葉に出して戒めること」とある。つまりは「これからは慎むように」と言われるだけなのか。

 それはそれとして、湯水のように税金をつかって進むブルドーザーに資金も無く手弁当で立ち向かう市民が勝てるわけが無い。よくある「住民参加」とうたった説明会は結論ありきの仕組まれた「出来レース」ではないのか。カネと法と権力をバックに突き進むブルドーザーの後に残されたものは悲惨。運転手は責任をとらずトンズラである。夕張市民が置かれている状況ってそっくりそのままこの国民の明日かも。政府は国債という借用書を各金融機関におしつけて国民の金を吸い上げ自転車操業。増大する借金をなんとも思わず税金は使い切るのが当然と思っている役人達。夕張市民の生活を守ろうとしない国家はどんな「美しい国」を目指しているのだろうか。



2007.01.05      治水よりも治ダムかも
 かつて、川の中州でノー天気にキャンプをしていたグループが上流のダム放水の警告を無視して留まり流されるということがあった。説得するから放水を少し待ってと言う声が聞き届けられず、巻き添えになった子供達が哀れだった。新潟豪雨の時堤防が決壊し住宅地が水没の災害に遭っているときも上流のダムは大量の水を放流していた。ダムとは下流域がどんな状況になっていようとも本体の決壊を防ぐ為危険水量になると放水するものらしい。

 ダムの強度に関する数値を改ざんしているのが最近ばれた。ダム建設の目的は農業用水や水力発電などから生活用水や工業用水になり今は洪水対策と変更しつつ延々と建設されていく。



2007.01.04      一番安いのが国産材?
 知人が人をたのんで山林の杉を切った。木の価格と手間を相殺したら利益は無かったとのこと。杉の値段は外材より安く林業の採算が取れないので管理をしない放置林が増えているという。と言うことは国内に安い木がたくさんあるのに割高な外材を輸入していることになる。林野庁は次世代に残さなくてはならないはずの貴重な天然林の伐採を続けている。

 山の木を奪われたクマやサル等の野生動物たちが里にあらわれた。かつて行政が指導してどんどんと植林した杉が今や全国で花粉症を引き起こしている。切ってうまく活用するべきところは放置され、数百年数千年かけてはぐくまれてきた貴重な森は減っていく。どこかで何かがねじれているように思う。

「日本の林野行政は、ヒトラー・ドイツさえもやらなかった大破壊を断行した」という声が林学界にはあるらしい。



2006.11.19      “えっ”こんなんで逮捕
 “ある漫画家が車内にあった刃渡り8.6pのアーミーナイフにより銃刀法違反の疑いで逮捕”という記事を見た。キャンプで使用する為と話しているらしい。このようなことで逮捕されるのではうかうかと車に物が積めなくなる。郊外にドライブの時持っていく小物入れの中には切れ味がよくキャンプで重宝するオピネル社のナイフ(♯10)刃渡り10pと多機能が便利なスイスアーミーナイフが入っている。山菜採取用のナイフはいつも積んであります。時々、なたもあります。今まで無事だったがいつ逮捕されてもおかしくない状況であったのだ。

 2003年4月、[戦争反対][反戦][スペクタクル社会]と公衆便所に落書きした男性(当時24歳)が現行犯逮捕され、2006年、最高裁で懲役1年2ヶ月、執行猶予3年の一審判決が確定した。通常の落書きは軽犯罪法違反で済まされるのがほとんどらしいのだが。反戦ビラを配布していた市民グループが住居侵入容疑で逮捕された事件もある。
これに[共謀罪]が成立したら国家権力にとって鬼に金棒、孫悟空に如意棒、ポパイにホーレンソウ(たとえが古いが)である。それは犯罪行為が無くても警察がこいつらは犯罪をたくらんだと判断すれば逮捕できるのである。極端に言えば、友人達で話している内容が警察の気に障ると犯罪者にされてしまうこともありうる。国家権力にたてつくやからはいろんな言いがかりをつけて排除しようという体制が強まっていくような気がする。

 ナイフを所持するときは、使用目的キャンプの為、参加人数、日時、管理責任者などを記載した使用許可書を携帯しないと逮捕される社会になるわけが無いな。ギスギスした世の中のせいで被害妄想病になったらしい。



2006.08.05      企業栄えて、国土汚れる
 ゴミが問題である。スーパーのレジ袋有料化。PSEマークがついていない電気製品は安全が保証されないのでリサイクルできない。JIS規格はどこにいったのだ。地上デジタル放送になると今のテレビは見られなくなりゴミになる。以前何がなんだかわからないうちにレコードの生産が中止になりすべてCDになった。

 廃棄物、廃棄物処理場が問題になっているのに、企業中心の政府は、景気向上生産消費のもとに国民に不必要な需要を押し付けて、ゴミを増やしているとしか思えない。
山野への不法投棄が急増している。景気が良くなったと政府、官僚はいうが汚されている環境を見ると絵空事に思え、腹が立つ。
 かつて、ケネディが選挙の演説で「人間の欲望は自立的なものではない。それは企業によって作られたものだ。」と語ったという。便利さ快適さの中で、何か胡散臭い流れに巻き込まれている気がする。


2006.07.23      雨雨降れ降れ と願うヤツラ
 雨の季節です。台風情報なども出てきます、集中豪雨には十分注意しましょう。で思うのは、そんな災害を待ち望んでいる連中の存在である。徳島市の吉野川河口堰建設計画は住民投票で建設反対が示された。江戸時代に築かれた固定堰の第十堰は残し、可動堰は建設しない、との民意であったが、地元民が大声で叫んでも霞ヶ関には届きません。国交省では、第十堰は治水上の支障になるとの方針で可動堰建設計画を虎視眈々と狙っているらしい。

 開発計画が表面化したときに、地域住民はおおなんだなんだ、どうしょうとうろたえるばかりである。その段階で、開発したい奴らは、充分な金(税金)があり、都合のいい権威におもねる御用学者、ずるがしこい百戦錬磨のコンサルタント、欲にからんだ政治屋を巻き込んで用意周到な根回しがなされている。適切な指導者の選出、突然の巨大な相手への対応、資金不足の問題、このような仕組みの中で地域住民が戦いぬくのはものすごく大変である。開発側は、異を唱える人達に災害が起きたときに責任が取れるのかと脅しをかける。開発後に災害が起きたときは、だからこの程度ですんだとうそぶく。
“四国地方、集中豪雨警報”のニュースが流れる度、吉野川の第十堰周辺の堤防達、がんばれと思う。


2006.06.18      ゆとり教育の後には
 クイズ番組で円の面積がきちんとした数字で説明されていた。ゆとり教育で、ちまちましたことは簡略されて円周率が3でもいいことにしたせいである。円周率が無理数で果てしなく続くことは当然と思っていた。それが3で教えられている。こんな教育で世界に通用する人間が育つのだろうか。某高校の数学教師が「かつて、九九ができない生徒がいてびっくりしたが、今では特別なこととは思わなくなった。いったい今の小、中学校では何を教えているのだろう」と嘆いている。予備校が出したダイレクトメールには、[公立中学に行ったらお宅のお子さんの一生はおしまいです、だからうちにきて私立中に入れなさい]という宣伝をしているという。

 教育改革というのは教育レベルを下げて、権力層への従順さを刷り込むことが目的であるというのは、いいすぎだろうか。今の政権党は、教育基本法に“愛国心”を載せたいらしい。なんか胡散臭い。


2006.03.08      愛国心は何を愛する?
 某知事、保守系議員、ネオコン議員達が、「今の日本人には愛国心が足りない」「教育基本法に愛国心を持つことの大切さを明示して子供の時からしっかりと教育しなくてはならない」。とのたまっている。
 海岸線はテトラポットが累々し堤防が築かれ、渚や白砂の浜が減っている。川はダム、堰で寸断され両岸はコンクリートで護岸されている。すきあらば、埋め立て工事、ダム河口堰工事、護岸整備、森林伐採をたくらむ政府にとっては、今住んでいる国土をこれ以上いじくりまわして欲しくないし、醜い姿にしたくないと思い、なんだかわからない公共事業に異議をとなえる人々は愛国心がないことになるのだろう。そして、そのような政策に都合の悪い人達を排除しようとしている。
 私利私欲、党利党略ばかりの下品な政治家達、既得権益を守ろうとする役人達、子孫の財産を奪って遊蕩にふける政・財・官の果てしない闇。愛するがゆえに国土が荒れ、自然景観が壊されていくのは腹が立つ。いったい政府のかかげる「愛国心」は何を目指しているのだろう。


2006.02.01      下は大雪、で鳥海山は?
 今季は暖冬のはずだった。気象庁の長期予報ではしっかりと言っていた。それがこうである。晩秋から初冬にかけて当地では異常と思うくらい雷が多かった。その頃は穏やかで積雪はほとんどなかったが、登山グループの知人が「雷の多いときは大雪になる」とのたまった。その時はのほほんと聞いていたが、その後このように記録的な大雪になってしまった。
 下界では大雪で大変な思いをしているので、さぞや山はすごいことになっているのでは、と思っていたら、幾人かが鳥海山はそんなに多くはないと言う。強風で積もれなかったのではと言う人もいる。春はまだまだ遠いが、今年の鳥海山はどのような姿を見せてくれるのかシーズンが楽しみである。


2005.10.19      一億匹の毛虫がハイタカには必要
 シジュウカラ1羽が一年間に捕食する毛虫はどのくらいだと思いますか。[からすの早起き スズメの寝坊](柴田敏隆 新潮社)によると、シジュウカラ1羽は一年間に12万5000匹のマツシャクトリ(松尺取蛾の幼虫)を必要とするらしい。ハイタカというハトくらいの大きさのタカがいる。小柄なので哺乳類よりも小鳥を襲うことが多く、ハイタカ1羽が生きるには、シジュウカラ換算で一年間に779羽の捕食が必要であるという。
 ここで、生まれたてとさなぎになる前では蛾の幼虫の大きさが全然違うぞ、とか、子育て時の雛の数は、冬はどうなる、といろいろ疑問があるだろうが、それはそれとして、ハイタカ1羽には9737万5000匹のマツシャクトリが必要で、その虫を支える森林もいるのである。一羽のハイタカ、シジュウカラがきちんと生きてゆくのはなかなか大変なことである。イヌワシ、ツキノワグマ、カモシカ・・・・などの動物達を思うとある程度の個体数を維持し充分に食べ、子孫を残せる自然環境が今あるのだろうか。山菜取りの人がクマに襲われることがある。クマも生きるのが大変なのだろう。思っているほど天然資源は豊かではないのかもしれない。


2005.10.19      だから救助ヘリ有料案が出る
 北アルプスで単独登山の男性(29)が1ヶ月に2度、県警ヘリに救助された。携帯電話での通報で「テントの中でお湯をこぼしてやけどをした」「転んで手を切った」との事。現場に急行すると、男性はいずれも元気な姿で両手を振ってヘリを誘導した。
こんな会話もあったという。「はい救助隊です」「すみません、歩けないのでヘリをお願いします」「了解しました。警察のヘリは点検中ですので、民間のヘリを要請しましょう」「それじゃ結構です、歩いて下ります」。

 安易な救助要請が増え救助ヘリの有料化案が検討されている。タクシー代わりに救急車要請をする人がいるように、山にも色々な人がいる。
登山には転滑落、骨折、捻挫、熱中症、遭難・・・等の事故があり生命の危険にも及ぶ。有料されたことで救助をためらった為におきる犠牲、症状の悪化を考えると、遠慮なくヘリ救助を頼める現行で良いと思う。
逆に有料になると「金を払っている」「金を払うから」などの権力を振りかざし、今以上、安易にヘリをタクシー代わりに使う不心得者が増えるかもしれない。
登山する人は日頃から体力維持、健康管理に努め、なるべく事故に遭わないように心がけたいものである。


2005.06.30      笹に花 どうなったの?
 春の季語に “山笑う” というのがあります。「春もみじ」の形容もあり、木々の芽吹きで、今、山は生き生きしています このような新緑まぶしいふもとの森林で、立ち枯れている杉林、笹竹の枯れた黄色が異様です。
笹竹類は成長が早いので世代交代が速やかになされ、枯れた姿を見せることはないと思っていたが、あたりいちめん枯れていると、どうなっているのだろうと心配になる。(まあ、私が心配してもしょうがないが)
数年前、鳥海山の登山道で、ネマガリタケに花が咲いていた。今年、林道わきの笹の中で花が咲いているのを見た。 “竹に花咲けば凶年” の俗信がある。その一方、“会津磐梯山は宝の山よ、笹に黄金がなりさがる” という気楽な歌もある。普段見慣れないものを見ると 「やった ラッキー!」派と 「おお なんだ、なんだ !」派になる。
今回、私は「おお なんだ、なんだ !」派でした。


卒塔婆のように枯れた木々 枯れ草色の竹林や笹原
登山道で見た竹の花

麓の林道にあった竹の花


2005.05.31      酒田では桜色が薄かった
 去年、8月末の台風15号による塩害で、当地方にある大部分の草木の葉が枯れ落ちて、今年の春はどうなるのだろうと思っていましたが、いつものように、桜もきちんと咲いてくれました。
 ただ、桜並木を散策しても、例年のように、やっと春がきたぞ的な華やいだ雰囲気が、あまり感じられなく、何でだろうと思っていたら、二人の知人から 「今年の桜は、色が良くないですね」 と言われ、そのせいだったのかと、納得。
 昨年のナシ園では、収穫期に花が咲き、春と秋が同時という異常さで、元に戻るのに5年はかかると嘆く農家もあった。今年はブナの花が、今までになく多いと聞いています。桜は、そんなでしたが、果実がみのる秋は、どうなっているのだろうか。
思うほど自然は軟弱ではないような気がするが。


2005.03.27      ソメイヨシノの誕生日は?
 春です。花粉症の人達にはつらい時期ではあるが、桜をはじめ、いろいろの花が咲き、華やかな気分になります。
  世のなかにたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
と、在原業平が歌ったように、昔から木々が芽吹き、桜が咲く季節は、なんとなく落ち着かなく、あやしい雰囲気になるみたいである。

 今、日本中で普通に見られている桜は、ほとんどがソメイヨシノです。この品種は明治初年、東京染井の植木商から売り出された、オオシマザクラとエドヒガンの雑種と言われている。実がならないので、一本の木からの接ぎ木により栽培され広まった。すなわち、全てのソメイヨシノはクローンということになるらしい。ということは、堂々とした大木も、植えて間もない若木も誕生日は同じということを意味するのだろうか。
そこで、こんなSF的想像。ソメイヨシノのDNAには時限装置が組み込まれてあり、寿命が決まっていた。そんなある日、一本の木が奇妙な枯れ方をした。すると突然、全てのソメイヨシノがいっせいに枯れはじめ、なすすべなく地上から消滅。 まあ、そのようなことはないと思うが、春は妄想まであらわれる。それにしては、どこを見ても画一的にソメイヨシノというのにはいささか食傷気味である。

 山形の置賜桜回廊(エドヒガン)の他、近県では、福島三春の滝桜(ベニシダレ)、秋田角館の武家屋敷のシダレザクラ・・・・・・・・・・・・と、先人が残してくれた桜の名木がある。千年から数百年の樹齢の古木には、妖気がただよう。
これからは、いろいろな品種の桜を植えたらよいのにと考える。


2005.02.06      積雪の恐怖よりも恐いもの
 中越地震で被災した家屋が積雪で倒壊、とのニュースを見かける。
気温の低い北海道などに降る雪は、比重が0.02〜0.07と軽いが、気温が高いときに降る湿ったボタン雪などは0.25位で、積もるにつれて融けたり圧縮されるので、積雪の比重が0.5にもなる。新潟県の積雪の比重は平均で0.3位、1立方メートルは300s。積雪1mの時、畳一枚あたり495sにもなる。
屋根の雪おろし作業は、一気にやらないと重さが片寄って建物が危険になるし、おろした雪と軒先がつながったままだと雪の収縮する力で家が倒壊することもあるので、早急に雪をかたづけなくてはいけないらしい。重労働、危険作業と、豪雪地帯の生活は大変である。
 地震で住民が減った集落では、ボランティアによる雪下ろしが行われている。民間人の無料奉仕をあてにしているこの国の行政には寒いものを感じる。
スマトラ沖大地震での資金援助で、政府は3千万ドルを表明したが、米国が3億5千万ドル、中国が6千万ドルの支援を打ち出したために、あわてて5億ドルに増額し、各国の中で最多であると鼻高々である。
昨年の豪雨、地震で被災し、財産を失った人たちは、国際貢献を連呼して外見ばかり気にしているこの政府に何を感じているのだろう。国家は、いざというときには、国民の生命と財産をしっかりと守ってくれる、というのは幻想だった。


2005.02.06      予知能力のない地震予知連
 スマトラ沖大地震による津波の時、襲われる前に動物や昆虫に異変が見られたと伝えられている。津波前日、タイの海岸にあるコテージの部屋にカマキリが大量発生。奇妙に思った宿泊客の一人は海岸から離れた部屋に移り、難を逃れた。津波がくる直前に観光客を乗せたゾウが叫び声をあげ、高台に走り出し乗っていた人達は助かった。中越地震の起きる前にも、ペットや動物の異常な行動が見られたという。
 よく地震の前には、「地鳴りがする」「空が異常に光る」「動物が騒ぐ」「井戸水が涸れたり、濁る」 などと言われる。
 通信網を利用し、異常なペットの行動、自然界の現象を常時集める。ガセネタも含め、特定の地域からの報告が急増し始めたら、”なんかちょっとヤバイですよ”と。でも、プライドの高い学者先生達は、「民間伝承の前兆については信頼性が疑わしく、学問として真面目に取り組むに値しない」「迷信である」 と切り捨てるように思う。
 今の地震予知連の先生は、地震が起きてから、発生原因を解説し、しばらくは同程度の余震が起きるので注意が必要、などとありきたりのことを発表している。  


2005.01.10      何のための名称変更?
 「認知症」ってわかります?
これ「痴呆症」のことですが、蔑視的な意味を解消するために、厚生労働省の検討会で代替語に決定したものです。
 「河道閉塞」ってわかります?
新潟中越地震により、山古志村と小千谷市を流れる芋川にできた「天然ダム」について、国土交通省がそう呼ぶように決めたとの事。「天然」という言葉には美しい、貴重なものというプラスイメージがあって、被災のひどさが伝わらないとの事らしい。
 「緑資源幹線道路」ってわかります?
大規模林業の基幹道路で「大規模林道」と呼ばれていたものを、林野庁が去年から、このように名称を変更したものです。
 なんとなく国民の眼を本質からそらそうと画策している役人達のほくそえんでいる姿がちらつく。相当危険な内容の法律も、名称だけ見ると何がなんだかわからない。
 ぬるま湯の時から入れられたカエルは、湯の温度に気づかず、自覚のないままいつの間にかゆであがってしまう。この国民はとっくにゆであがっている。 



2004.12.01      一番マナーの悪いやつは?
 テロ防止の保安対策とのことで7月から、酒田港の大半の岸壁がフェンスで囲まれ立入り禁止となった。フェンスを張りめぐらしたくらいでテロ防止にどのくらい効果があるのか疑問だが、この費用約7000万円。それで困ったのが釣り人や釣具店である。立入り禁止よりも、釣り人でにぎわっているほうが、不審船や怪しい輩が近づけないように思うのだが。
 それはさておいて、これまでの岸壁における釣り人達のゴミの散乱はひどかった。針がついた釣りの仕掛けや弁当の容器、ビニール袋などが放置してあった。荷揚げされた材木の集積場の陰は、排泄物で作業員がうんざりしたと聞いた。テロ防止よりも、釣り人達のマナーの悪さに立ち入り禁止にしたのでは、と勘ぐってしまう。

 同じ事が山菜取りの人たちにも言える。藪の中に散乱している飲み物や弁当のゴミは、目に余るものがある。『廃棄物不法投棄防止、環境保全のため、許可無き者の里山を含む山岳地帯への立入りを禁ず』などというフェンスが、林道の入り口に張りめぐられるかも。世界遺産に指定され伐採できなくなった腹いせに、白神山地を入山禁止にした某官庁もあることだし。
 また、皆伐で奥山が惨憺たるありさまの林道の入り口に『高山植物を保護するために、その採取を禁止します。許可がなくて採取した場合は処罰されることがありますからご注意ください』などという営林署の立ち札を見ることがある。ダム工事、河川改修、干拓と国家権力による巨大な環境破壊、自然破壊を止める有効なフェンスが、国民にあればよいのにと思う。 


2004.10.07      ブラックバスが大鳥池に
 タキタロウ伝説で有名な朝日連峰の大鳥池の小屋に置いてある寄せ書き帳に、ルアーを追いかけるブラックバスを見た、という釣り人の伝言を見つけて愕然とした。
というニュースを見て、私も愕然とした。
 事実だとしたら、生態系に対して取り返しのつかないことをした卑劣漢である。だが、大自然の中、遠路はるばる大鳥池までブラックバスを運んだ人間がいるとは思いたくないので、釣り人の見間違いだと良いのだが。 


2004.10.07      不自然な自然とのつき合い
 去年、鳥海山の初冠雪は10月5日、最上川河口の白鳥飛来は10月7日、だったと記憶している。昨年は、インフルエンザ流行でワクチンが足りなくなる騒ぎのほか、トリインフルエンザなどというものまで発生しパニックになりました。

 渡り鳥が原因だと疑われていたので、酒田のスワンパークは大丈夫なのでしょうか。今年もまた、せっせっと餌をばら撒いて寄せ集め、日本最大の飛来地と宣伝するのでしょう。以前、酒田を訪れた友人を案内したとき、その餌付け風景に不快感を示し、餌でつって集めるのは野生動物の援助交際だ、と言っていた。相手は家畜でもペットでもない。餌付けで、野生動物から人間への恐怖心、警戒心を取り去るようなつき合い方はどうかと思う。その上、与えている人口餌の悪影響も考えなければならない

 スワンパークの白鳥の受難では、矢が刺さったりルアーがくちばしに絡んだりというのがあった。全国では、10数年前の矢ガモ事件が大きい。石神井川で見かけられたりしたが、不忍池に戻ったところ上野動物園の職員によって捕獲され矢を抜かれたもので、自然保護について社会へのアピールになった。
 その年の11月、板橋区石神井川にかかる橋のそばに“矢ガモの碑”(正しくは[やすらぎの水辺]という)が建てられた。本体のみで680万円、周辺の整備費を含めると、約一千万円の予算がかかったとのこと。また、この一羽のオナガガモを捕獲するのに20日近い日数がかかり、板橋区だけで、職員の超過勤務手当て、捕獲用具の購入費、貸し布団代、携帯電話代などで約300万円かかったらしい。そんな騒動の中、ナチュラリストの佐々木洋氏は、そのとき見たエックス線写真に写っていたカモの体内に残っている散弾2発の存在のほうが、深く刻まれたと言っていた。 


2004.08.20      影鳥海は神話の世界です!
 夜明け前に山頂にいる。
快晴できちんと朝日が昇る。
 このような時に影鳥海に出逢えます。闇がぼんやり明るくなってゆき、夜が明けはじめ、東の空にピカッと太陽があらわれると、日本海に鳥海山の影がドォ―-ンと出現します。
 しらじらと明ける闇の中、日本海に浮かびあがる幻の山と向かい合う空間はおごそかな気分になります。朝日が昇り、闇が取り払われていくと、またたくまに山の姿が蒸発するように消えてしまう。
 影鳥海は、鳥海山が機嫌の良いときに見せてくれる、神々しい素適な世界です。
影鳥海 影鳥海と残雪


2004.08.20      なんで、演歌なの?
 鳥海山では、いろいろな所に湧き水があり、人々に利用されている。その中で、駐車場のそばで取水口が7ヶ所もあり、よく人が訪れるのが三俣のSである。食堂、売店がある体験実習館が隣接してあり、まわりは自然あふれる高原で、休日は水を汲むのに順番待ちができるほどである。そんな雰囲気の中、外部スピーカーからは、延々と演歌が流されている
 数年前、月山のふもとにある立川町のK荘に行った時流されていたのが吉幾三であった。いたたまれなく、早々に引き返した。
 雰囲気を壊す音楽に抗議をして、しばらくしていくと、スピーカーからぜんぜん関連性のない鳥の声を流していてあきれ果てたという話しを聞いたことがある。テリトリーを主張するために叫んでいる声を、四六時中聞かされている野鳥たちの迷惑なんて思ったこともないのだろう。
 自然とふれあい、親しむことを啓蒙している情熱のあるセンターの中で、人々が何を求めてきているのか全然考えない人が中枢にいる施設はどうかと思う。



2004.04.05      鳥海山近郊にある異界との入り口。
 明日に夢や希望を持つことが出来ない世の中になると、心のすきまを刺激する超常現象や摩訶不思議な事柄、占いなどがブームになる。あやしい“あなたの知らない世界!”なんてものもある。鳥海山のまわりでも、そのような話を聞いた。

S女史:O山小屋で昼食後、うたた寝していたら友人と同時にカナシバリにかかった。仲間うちでも、この小屋は気味悪いことで有名です。
私もこの山小屋にはよく泊まりましたが、いつも夕方から飲みつづけ、ほとんど泥酔してたので、あきれたのか何もよりつきませんでした。

G氏: 某遭難碑の付近には近づかないほうがいい、と麓の老人から言われた。何かが起こるらしい。
T氏: Y寺の石造りの多重層塔を撮ったら、カブトの角らしいものが生えるように写っていた。歴史の古いところなので何かあるらしい。
私も、以前親戚を案内していったとき、その前で写真を撮ろうといわれたが、いやな感じがしてやめさせた。あの時撮っていたら、何かが写っていたかもしれない。そう思うと良かったような、残念だったような。

I氏: Nキャンプ場は奥で自殺する人がいるところで、日中はいいのだが、夜は絶対行きたくない。
いろんな所でキャンプをしたが、私もここは荒廃した雰囲気があり、遠慮しています。

K氏: M公園で夜トイレから出てきたら突然周囲の明かりが消えて闇になった。他にも、夜撮った写真に渦巻き状に光が出ているドアらしいものが写っていた。
“幽霊の正体見たり枯れ尾花”みたいなこともあり、どんなものでしょうか。
昨今は人間社会のほうが、鬼畜、化け物が動き回る百鬼夜行の世界ですから、もののけや精霊達は“ 人間たちは、シャレになんねぇな! ”とあきれ返っているかも。


2004.03.20      鳥海山は世界最大級です。
 この冬は暖冬でした。ちょっとはやる気を見せたものの、ジャブ程度でボブサップ級のドッカン的パンチはありませんでした。鳥海山の雪が少なそうだという人もいる。どんなかんじなのかと、4月末のブルーライン山岳道の開通が楽しみである。酒田から30分あまりで雪の回廊をドライブできるのだから、こんな贅沢はない。
 ところで、みなさんは鳥海山が標高1000m以高の年降水量では世界最大級の多降水地帯だと知っていましたか(この級というのがちょっとひっかかりますが)。夏は熱帯並みの雨が降り、冬は大量の積雪で、年降水量は12000mmを超えるとのことです。積雪では30mを超す吹き溜まりが多数あり、年によっては50mを超えるところもある。5月、6月にスタスタと雪渓を一直線に登っていけるが、雪が消えて訪れると深い谷だったと認識する。夏、湯の台コースで滝の小屋付近の沢が雨で増水して立ち往生したということをよく聞く。私は地元の利点で、天候があやしいときは即中止。こんな、いい時だけの山登りなので、雨具を着けた記憶がない。しかし、百名山ツァーや遠方からの登山計画の場合は、そうはいかない。とにかく、決行となる。まだ大きな事故はないが、急激に増加していく登山者達を見ていると心配である。
 標高はたいした事がないのだが、この鳥海山は世界でも最大級の多降水地帯で、夏には熱帯並みの雨が降るということを覚えておいてほしい。    


2004.01.28      アリスの歌よりすごい冬の稲妻 !
 冬の訪れが早いと思い、しっかりと待ちかまえていたら、だらだらと暖冬が続き “なんだ、やる気がないんだ” と警戒網を解いたとたんに、どっかんと冬将軍の襲撃である。油断するのを待っていたように思う。 『天災は忘れた頃にやってくる』なるほどである。

 この地方ですごいのは冬の雷である。一般に雷は夏、入道雲それからにわかに暗くなり雷、夕立となる。蚊帳に入るとよい、ヘソをとられるということからも夏である。でも、ここでは冬がすごい。真夜中、住宅街が雷雲に襲われたと思ったことがある。障子を通しても絶え間ない稲光で日中のように明るいのである。稲光と雷鳴がほとんど同じで、ゴロゴロというものではなくダーンという爆撃音がひびく。外では雷神風神が暴れまわっている気配がしてのぞき見る勇気がなかった。室内で稲妻のスパークを見たという人もいた。山で雷雲に出会い恐い思いをしたという話を聞くが、ここでは家の中で似たような体験が出来るのです。(運が良ければ、いや悪いのかもしれないが)
 そう言えば、この厳冬の日本海で取れる魚ハタハタは、「魚」偏に「雷」と書きます。     

                

2004.01.10      鳥海山 異変 !?
 すっかり暖冬です。鳥海山初冠雪、白鳥飛来が例年より1週間くらい早かったので、厳しい冬を覚悟して、何時来るかと思っているが、今までのところ全然やる気がないみたいです。
ところで、昨年12月5日、鳥海山噴火騒動がありました。山頂から煙がたなびいているのが見えて “なんだ なんだ” と大騒ぎになり、県警ヘリまで出動する事態になった。ヘリの熱源感知装置や地震計に反応がなかったので、強風に巻き上げられた雪と地表の土で色のついた雪煙を誤認したのだろうということになった。目撃した知人によると、やっぱり “なんだ なんだ” と驚いたとのこと。ずっと鳥海山を見ているのでその程度で ”なんだ なんだ“ とはならないはずだが。
今、新山として知られている頂は1801年の大噴火で出来たもので、1974年にも小規模の水蒸気爆発を起こしている。また、秋田の象潟が入り江から陸地に隆起した大地震は1804年のことである。
あの頃は人口も少なかったのでちょっと暴れてみたが、今は人が多くなりかわいそうだからおとなしくするか、なんて考えるほど自然が優しいとは思えない。きっぱりとやる時はやるのだ的に、いつ同じような天変地異が起きてもおかしくないのである。
『本当に噴火だったら、大変だ。入山規制で鳥海山に入れなくなり、遊べなくなる』と知人がつぶやいた。そうか、それは困るなと、微分的な範囲で、私も妙に納得してしまった。     




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