どこまでも続く砂漠の中に忽然と現れる巨大な都市
その姿は幻の様に揺らめき
訪れた人々の心を不安にする
――この都市は、本当に存在するモノだろうか?
幻のへと迷い込んだかの様に、この地を訪れた者は心に不安を抱く
 
整然とした街並み
他では見る事のできない特徴ある建物の数々
その優美な姿に訪れた者を一様に息を飲む
エスタを訪れた人々は必ず立ち止まり、その外観を見上げる
 
エスタの街は、初めてみるモノばかり
見たこともない機械
見たこともない乗り物
目新しいモノがたくさんある
何を見てもため息ばかりの中で……
視界の隅に飛び込んで来たのは、大きな垂れ幕
一つだけ異彩を放つそれは、旅行者には見慣れた代物
『ようこそエスタへ』
決して上手いとは言えない文字が、布の中で踊っている
私たちは、思わず顔を見合わせ
そして、みんなで笑い会う
 
辺りには、初めてみる光景ばかり
その中でなじみの光景が一つ
それだけでなにがほっとする
緊張がほぐれて、心行くまで楽しもう
 
 
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