■最近の情報

02/10/28

秋の海にしては水温が高いと言われれるが、各釣り場では多くの釣果が出ている。
クロダイは相変わらず30cmから50cmオーバーまで、数が釣れている。主に30cmクラスが多いが、三瀬や小波渡の地磯では一人で10尾の釣果も出ており、加茂から鼠ヶ関までの各磯場や堤防などでも釣れている。
また最近、米子漁港の堤防先及び近辺の釣り場では、クロダイの他に、マダイの50cmオーバーや、イナダ、ヒラメなども釣れてきたこともあり、魚種に応じたタックルで狙うと効果的なので、クロダイやマダイであればウキ釣法や庄内中通し釣法が適し、イナダやヒラメであればルアーや、小魚の活魚をエサにした泳がせ釣法が有利になる。魚種にもよるが一場所で5尾〜10尾の釣果が出ている。

また、アオリイカも全長で40cmオーバーの大形が釣れ始めたので、今後はますます楽しめそうだ。アオリイカの釣り場は、各漁港内が無難だが、波が高くなければ何処の磯場でも釣れる。
ポイントの目安としては、小アジなどの小魚が多く泳いでいる場所が適しており、エギによる釣りの他、活魚をエサにする市販の仕掛けを用いた、泳がせ釣法が釣果に恵まれることが多い。

一方、近海の船釣りの方はややムラがあるものの、ハナダイ、マダイ、イナダ、ウマズラ、ヒラメ、メバルなど、多くの魚種が釣れるようになってきたので、専門に魚種を絞って釣るのも良し、また五目釣りも楽しめる。
全魚種共に形も大きくなってきたので、ハリスは太めが無難なので、ハナダイでも3〜4号を用いた方が無難。
魚種取り混ぜ、朝の6時から昼過ぎまでで30〜50尾が平均的釣果。エサは、冷凍のアカエビが万能のエサとなるが、ヒラメを専門に狙う時は、キスやアジなどの活魚が良い。

02/10/20

大形のアジは姿を潜めていたが、最近になり米子漁港やその近辺で釣れ始めた。
形は25〜30cmオーバーで、ウキにサビキ仕掛けを用いての遠投釣りや、ウキによる一本釣りでもよく、庄内中通し釣法の一本釣りでも数が出ており、一場所10〜20尾前後の釣果。釣れる時間帯は、早朝か、夕方から夜にかけての半夜釣りが有利だが、波が高い日や、潮が動かない日はあまり期待できない。エサとコマセはいずれの釣法でもオキアミが一般的で集魚剤も効果がある。

地磯でのクロダイは天候が安定しないためか、最近はムラがあるが、加茂から鼠ヶ関までのあらゆる釣り場で、一場所2〜3尾の釣果が出ている。形の方はまだバラつきがあり、30〜50cmと巾があるが、時折マダイの大形が釣れる様になってきたので、ハリスは太めの2号以上が無難。エサとコマセはオキアミが一般的だが、エサ取り対策でのダンゴエサも実績が高く釣り人には好評。
これらの釣法もアジと同じく、ウキ、庄内中通し釣法のいずれでも良く、波の高い日や、逆に静かな時には投竿での釣果が期待できる。
投竿の場合のエサは、市販の赤エビ、イソメ、ホタルイカなどに実績がある。

一方船釣りでは、最近ようやく近海での釣果が向上してきたので、近海での五目釣りが期待できる。釣れる主な魚は、ハナダイ、アイナメ、ヒラメ、ウマズラ、イナダ、ワラサ、ヒラマサ、メバル、ソイなどだが、形の方は魚種でばらつきがあるが、ハナダイやメバルで20〜25cm前後、ウマズラ、アイナメ、ソイなどでは25〜30cm前後、イナダ、ワラサ、ヒラマサ、ヒラメなどでは40〜80cmクラスが多く出る。
エサはいずれも市販の赤エビが無難で、仕掛けも胴付き仕掛けが一般的だが、五目釣りの場合のハリスは大形にも対応できる4号クラスが無難。

02/10/15

相変わらずクロダイのダンゴ釣りは好調だが、今後水温が下がると普通のエサ釣りでも益々釣果は期待できる。
クロダイの主な釣り場は、加茂荒崎、今泉海岸の大平、油戸海岸の油戸荒崎、由良の白山島、三瀬の川尻、小波渡のトンネル下、堅苔沢のハネゴエと渡船による四ツ島、五十川の浜千鳥界隈、小岩川漁港先の平島と松ノ木下、鼠ヶ関の弁天島周辺などで、いずれにおいても30cm〜50cmクラスが、一場所1〜5尾の釣果が出ている。
釣法は、ウキでも庄内中通し釣法のいずれでも良く、エサとコマセはオキアミが主流だが、コマセに市販の集魚剤をその日の条件に合わせて使い分けると釣果は向上する。
集魚剤には濁りを出して魚の警戒心を和らげたり、、魚類の視覚を刺激したり、臭覚を刺激して集魚効果を向上させるものが多く、魚を海面や海底などに意識的に誘導する役目のものもある。

一方、近海の船釣りは、ムラはあるもののハナダイとイナダが最盛期に入ったが、マダイ、ウマズラ、ヒラメ、メバルなども混じるため五目釣りが楽しめる。
ハナダイだけに絞れば、20cm前後の形を中心に一人で20〜30尾が平均的釣果で、魚種を混ぜれば30〜50尾の釣果も出ている。
例えハナダイの外道であってもイナダやヒラメがかかると、ハリスが細い場合は直ぐ切られるので、できれば3号以上のハリスをお奨めする。ハナダイのエサは市販のアカエビが一般的で、時によりオキアミが良い場合もある。
仕掛けは市販の胴付きタイプのハナダイ仕掛けで、3〜4本針が一般的、なお、仕掛けが絡みにくいクロスビーズ付き仕掛けが良い。

02/10/07

台風の影響もあり、磯釣りは波が高い日が多かったため、磯場では目立った釣果がでなかったが、各漁港などでは波を避けての釣りにより、クロダイの30cm〜40cmを主体に結構釣れた。主な釣り場は、加茂、由良、小波渡、米子、小岩川、鼠ヶ関などの漁港の堤防やテトラなどで、庄内中通しやウキ釣法での釣果が目立っている。
エサとコマセはオキアミが主流だが、エサ取り対策と、釣果の向上を計ったダンゴ釣法が場所的には有利な場合もある。このダンゴ釣法の場合は、オキアミなどのエサを、市販の釣り餌用のダンゴで包む釣法で、ダンゴがコマセの役目も果たすため、同じポイントを攻めることで集魚効果がでるし、ダンゴはエサ取りに強いので、エサ持ちも良いため、クロダイ釣りには適す。これらの釣法では一場所で2〜3尾から、多い日だと10尾以上の釣果もでている。

また、場所によっては投げ釣りによる釣果もでており、投げ釣りでのクロダイの釣果では、数は出ないが比較的クロダイの形も40cmオーバーの良形が多く、一場所1〜2尾でている。投げ釣りの場合のエサは、アカエビ、イソメ、イカなどで、特にイカはエサ持ちが良いため、置き竿釣法でも狙える。

港内での小物釣りは、五目釣り状態で、何処の港内でも釣れているが、やはり早朝や、夕方には特に食いがたつ。港内での小物釣りは、11月いっぱいは楽しめる。
同じく港内でのエギによるアオリイカ釣りは、外海が荒れたり、海水が濁ると芳しくないが、その日の条件により、一人で数カ所の港内を回って歩き、夕方からの半夜釣りで、20パイ前後釣った人もいる。イカの形は、胴長で15cmクラスが平均的。