■最近の情報

02/11/25

しばらく悪天候が続いたものの、週末は久しぶりの好天と凪に恵まれ、磯釣りでは加茂から鼠ヶ関に至るまで、多くの釣り人で賑わった。地磯でのクロダイも好調で、各釣り場では、30〜50cmクラスが、一場所で3〜10尾ほどの釣果が出た。

主な釣り場は、加茂荒崎、今泉の大平とその周辺、油戸の荒崎とその周辺、由良の白山島、三瀬から小波渡に至る各磯場、暮坪、五十川、温海、小岩川、鼠ヶ関の弁天島周辺などの各磯場で数が出たが、一人で5尾程度釣った人も多かった。
一方堅苔沢港より渡船で渡る四ツ島では大釣れがあり、一日でクロダイが200尾程釣れたとの情報もある。

クロダイの他は、各漁港周辺や磯場で、小アジの10〜15cmが釣れるが、場所によっては20〜25cmクラスのアジが混じる。クロダイ、アジ共に、オキアミの餌とコマセが一般的で、コマセには集魚剤を混ぜると効果が出る。
ウキ釣り、庄内中通し釣法のいずれでも良いが、小物釣りの場合は、庄内中通し竿の3m前後が扱いやすく、手返しも早くできるので、効率が良い。

各漁港からの遊漁船による釣では、ハナダイが最盛期になっており、形も20〜30cmが釣れるので楽しめるのだが、ポイントは沖目になるため,安定した凪でなければ出漁が難しい。
僅かの凪を狙ってジギングで出漁したグループは、ブリ、ワラサ、サワラ、マダイなどの5kgクラスの数釣りを楽しんだ。釣り場は大瀬方面で、由良港からだと約1時間ほどのポイント。

02/11/18

連日の寒気と悪天候だったが、17日の日曜日は久々の好天に恵まれ、多くの釣り人が磯釣りを楽しんだ。
夕方まではやや波が高かったので、地磯での釣りは波を避けてのポイント選びが大変だったが、多くの釣り場でクロダイが数多く釣れた。クロダイの形は比較的小ぶりの30〜40cmクラスが多かったが、一人で2〜5尾の釣果が目立った。
釣り場は加茂荒崎周辺、今泉、油戸、由良白山島、小波渡、米子、小岩川、鼠ヶ関、府屋、寝屋方面までの地磯や漁港およびその周辺での釣果。ウキ釣り、庄内中通し釣法のいずれでも良く、餌とコマセはオキアミが無難だが、場所により餌取りのフグに悩まされた釣り人も多かった。
これらの餌取り対策の餌としては、比較的固めの餌で、コーン(キビ)、海老の皮付き、カニなどが有利な場合も多い。また、市販の団子餌や練り餌も効果的なので、予備的に持参した方が良い。

これからは特に天候に恵まれる事は少ないが、磯や堤防周りには、スズキやイナダなどが回遊する事も多いので、対応できるタックルを予め準備して持参した方が良いし、ルアー専門でもまだまだ楽しめる。

02/11/11

最近は寒気と荒れた天候が続き、海も荒れ模様のため情報も少ないが、7日木曜日には久しぶりに磯場での釣りが出来た為、各地でクロダイの大釣れがあった。
クロダイの形はやや小振りが多かったが、30〜40cmクラスが一人で5尾以上釣った釣り人も数多くいた。主な釣り場は、今泉海岸、油戸、三瀬、小岩川などで、特に好釣果情報が寄せられた。また、堅苔沢港からの渡船による四ツ島や烏帽子などの釣り場での釣果も好調だ。
ウキ釣法、庄内中通し釣法のいずれでも良く、エサとコマセは沖アミが一般的で、集魚剤をコマセに混ぜると効果が向上する。

クロダイの他にこの日は、サワラやイナダの40〜50cmクラスも群をなして地磯回りまで回遊して来たため、ルアーや、活魚をエサにして釣った人もいたようだ。また、最近クロダイの外道で、メジナの30〜40cmクラスが釣れており、引きの強いメジナを楽しんだ釣り人もいる。
7日以降においては連日の荒天のため、目立った釣果は出ていないが、波や風を避けた場所での釣りで、クロダイを釣り上げた釣人は結構いたようだ。これらの釣り場は、加茂の北防波堤の内側付け根、加茂港内の赤灯台、加茂荒崎と今泉港近辺の釣り場、小波渡漁港や米子漁港をはじめ各漁港内や、鼠ヶ関港界隈など。

一方、各漁港からの釣り船は、出漁が出来ないために、釣果情報は全くありませんので今後の凪待ち状態です。

02/11/04

悪天候続きで目立った釣果情報は入らないが、波の高いときは投げ釣りによるクロダイや、アイナメ釣りが面白い。
釣り場は安全な堤防や、波の影響が少ない岩場、砂浜などで、主な釣り場は、加茂の赤灯台堤防、加茂の荒崎、油戸漁港脇の砂浜、小波渡の砂浜と漁港の堤防、堅苔沢漁港堤防、米子漁港の堤防と港内などで、20〜30号のオモリと、ハリスは5号クラスを用いるのが無難。
竿は、やや硬めで3.6m以上を使用し、エサは、青イソメ、赤エビ、ホタルイカやイカの短冊を用いる。投げ釣りの場合、50cm前後の大形クロダイやアイナメが釣れるので、タモは必ず用意する事。

最近ようやく20cmクラスのアジが回遊して磯回りに寄ってきたので、凪の日はアジ釣りも期待できる。今のところ由良から米子方面が有利で、ウキ釣り、庄内中通し釣法のいずれでも良いが、できるだけ海底にエサを沈めた方がアジの形は良く、エサを浮かせると小形のアジが釣れやすい。
エサとコマセは小粒のオキアミが無難だが、コマセには市販の集魚剤を混ぜると効果的だ。

一方、近海の船釣りはハナダイの最盛期に突入したが、凪に恵まれず、なかなか出漁できないが、出漁できれば20cmクラスが数釣りできる。
ハナダイの他に、イナダなどの回遊魚や、ヒラメ、メバルなど多くの魚種や形も楽しめるので、ハリスは4号クラスを用いた方が無難。ハリスの絡みやヨレの少ないクロスビーズ仕掛けの胴付きタイプで、3〜4本針に市販の冷凍赤エビのエサを用いたものが、いずれの魚種にしても釣果実績は高い。