■最近の情報

02/12/31

24日頃には、比較的に天候に恵まれ、海も波が1〜2m程度であったため、加茂から鼠ヶ関までの各釣り場では、主にクロダイが良く釣れた。
クロダイの形は40cmクラスが主だが、釣り場によっては50cmオーバーも釣れたようだ。
また、一場所で5〜10尾の釣果も出たところもあり、全般的に好調ではあったが、その後においては悪天候続きで、釣果は出ていないが、天候さえ回復すれば、まだまだクロダイは期待できそうだ。
今のところ、何処の釣り場でも釣果は出ているので、特に目立った釣り場はないが、今後水温が下がるにつれて、地磯よりも沖磯が有利になるために、堅苔沢港より渡船による四ツ島などでは、クロダイはもちろん、回遊魚のヒラマサやワラサなども期待できる。
この四ツ島では、クロダイが群れて釣れる事も多いので、ハリスなどは太めにして手返し良く釣った方が有利だし、タックルも一回り強めの物を使っておれば回遊魚にも対応できる。

地磯、沖磯のいずれにおいても、エサとコマセはオキアミが無難だが、コマセには集魚剤を混ぜ合わせると効果が期待できる。
地磯でのクロダイは一月中旬までが狙い目で、沖磯は二月を除けば、周年アタックできそうだ。
一方、船も出漁できれば、回遊魚や鱈を対象に釣りが出来るので、天候に合わせて出漁予定を立てられれば理想だ。船の場合は冬の期間も多くの釣りは楽しめるので、今後の情報に期待したい。

02/12/24

今週末は凪に恵まれたため、加茂から鼠ヶ関方面までの地磯では釣り人で賑わい、各釣り場ではクロダイの40cm前後が一場所で2〜3尾釣れた。最近は水温も下がってきたため、小魚のエサ取りは少なくなってきており、クロダイやアイナメなどの大形を釣るには条件も良くなってきている。
クロダイやアイナメは50cm以上の大形も出るので、これからの仕掛けは太めが無難なので、ハリスは2号以上を用いたほうが安心だ。釣法はウキ釣法、庄内中通し釣法のいずれでも良いが、波が高い時や、逆に静かな時などは投げ釣りでの釣果も特に期待できる。

投げ釣りの場合は、20〜30号クラスのオモリをつけて投げ込むが、この場合のハリスは5号程度が無難で、エサはホタルイカやアカエビなどの比較的エサ持ちの良い物を使った方が効果的。
ウキ釣法や庄内中通し釣法の場合は、エサ、コマセともにオキアミが無難であるが、エサ持ちの良いアカエビなどのエサも実績は高い。

一方久しぶりの凪が続いたために、各漁港から遊漁船が出漁した。
釣果は船によってまちまちだが、今のところ大瀬と明石方面で、ハナダイの20〜25cmウマズラの20〜30cm、イナダの40〜60cmクラスが混じって釣れる。
これらの魚は、胴付き仕掛けの3〜6本針にアカエビの冷凍エサで釣れるので、ハリスを4号クラスにしておけば、イナダが釣れてもハリス切れでバラス事も少なくてすむ。一人で取り混ぜ30〜50尾が平均的釣果だが、これから出漁出来る凪の日は数少ない。

02/12/16

最近は雪の日も多く、寒さが本格的になってきたが、週末は少し寒気も緩み、波の状態もやや安定したため、釣り場によっては、クロダイの30〜50cmクラスの数釣りが楽しめたようだ。
特に今回は、時折寄せる高波を避けた漁港などの堤防やテトラ周りでの釣果が目立ったようで、米子の漁港では40cm前後のクロダイを一人で7〜8尾釣り上げたとの情報も届いているが、場所によってはメジナの30cmクラスもクロダイに混じり釣れている。
ウキ釣法や庄内中通し釣法のいずれでも釣果は出ているが、庄内中通し竿を用いて、加茂の荒崎や今泉の大平界隈で、数多くのクロダイを釣り上げている釣り人もいる。
餌とコマセは相変わらずオキアミが無難で、コマセには集魚剤を混ぜて使うと効果も向上するが、餌取りの小魚がまだ回遊するポイントでは、餌取りに強い釣り餌を用いる必要もある。餌取りに比較的強く、何処でも調達できるのは赤エビが良く、赤エビの姿餌や、皮をむいたムキエビなどに実績がある。

一方、凪に恵まれると、釣り船による近海でのジギングや餌釣りでのイナダ、ワラサ、ブリ、それにヒラマサなどの釣りが楽しめる。
また、庄内の各漁港から約1時間余り沖に出てからのタラ釣りも始まっており、一尾5〜10kgの良形が、一人で2〜5本の平均釣果が出ている。
これらの仕掛けは、5本前後の針がついた胴付き仕掛けが無難で、ハリスは10〜16号程度、針に赤ゴムなどの擬似餌がついている物や、空バリにイカの短冊などを付けて釣るが、200m前後の水深があるので、電動リールを用いることになる。
また、仕掛けも絡み難いクロスビーズや、サルカンがついているものが必要だが、いずれも日中の釣りで楽しめる。

02/12/09

最近は相変わらず天候に恵まれないが、磯釣りで凪をめがけて出漁した釣り人は、地磯と沖磯を問わず、クロダイの30〜50cmクラスを一人で5尾前後釣り上げた人も多かった。
釣り場は、加茂から鼠ヶ関までの地磯や渡船による沖磯での釣果であったが、これからも波と天候次第で1月の中旬頃まではクロダイが期待できる。釣法はウキ釣り、庄内中通し釣法のいずれでもよいが、波のある日などは案外足下にまでにクロダイが寄っていることも多いので、庄内中通し釣法での釣果が最近目立って多くなっている。
餌とコマセはオキアミが無難であるが、コマセには集魚剤を用いた方が集魚効果が高まるようだ。
これからは特に、拡散性よりは集中性の高い集魚剤を用いて、ポイントを定めたら、1点に集中してのコマセワークが好釣果に結びつくようだ。いずれの釣法でも、クロダイの大形が多くなってきたので、ハリスは2号以上が無難。

一方船釣りの方は、2〜4日に出漁できたが、波のうねりが高い事もあったりで、釣り難い状況ではあったが、由良を基点とした場合の、南は大瀬方面、北は明石方面(大瀬と明石漁礁は禁漁区なのでその周辺の釣り場)のポイントで、ブリ、ワラサ、イナダなどの青物や、ハナダイの20〜30cmクラス、それにウマズラの20〜40cmなど、取り混ぜて一人で20〜30尾程度の釣果が出た。
仕掛けは、胴付き仕掛けで、青物はハリス10号、ハナダイやウマズラの場合は3〜4号とし、針数は3〜6本程度、餌は青物でイカの短冊が一般的。その他は赤エビの冷凍が無難。

02/12/02

1日の日曜日は、ほぼ1週間ぶりに天候も回復して、海の方も凪に恵まれたため、加茂から鼠ヶ関に至る各地磯や漁港などでは釣り人で賑わいをみせた。
今年は比較的クロダイの魚影も濃く、形は比較的に小さいが、一人で一日5尾〜10尾の釣果も出ていたが、最近になり45〜50cmクラスも出始めた。
釣り場は特に限定するまでもなく、ほとんどの場所で釣れているが、やはり満潮を含めた満潮前後や干潮直後から潮が上がり始める頃には、特に釣果が期待できるようです。
もちろん渡船による沖磯でも釣果は期待できます。餌とコマセは相変わらずオキアミが一般的で、ウキ釣法や庄内中通し釣法での釣果が目立ちます。

水温も下がり始めたため、小物などの釣果は減少してきましたが、港内などの場所によっては、アジやコハダの10cm前後が、サビキの仕掛けなどにはよく掛かるようで、半日で一人の釣果は取り混ぜ50尾前後出ているようです。

一方船の方は出漁の機会がまったくないほどであるが、凪の日にはハナダイの20〜30cmや、イナダ、ワラサ、サワラ、メバル、ヒラメ、マダイなどが混じって釣れるが、胴付き仕掛けによる餌釣りの他、メタルジグによるジギングでの釣果も目立ち始めた。
時には5〜8kgのブリなども釣れるため、特にジギングでは醍醐味が体感できるようだ。出漁は各港から出ているが、最近は、遠方の大瀬方面か、明石方面まで船を走らせるため、由良港からだといずれも約1時間の航程となる。