■最近の情報

03/06/30

最近になり投げのキス釣りによる釣果が目立ち始めた。
鶴岡から見た場合、北側の浜中から南側の鼠ヶ関方面までの各釣り場では、場所にもよるが、20cmクラスを主に、一場所での半日の釣果は20〜50尾程度。
主な釣り場は、浜中海岸、由良白山島、堅苔沢漁港界隈、米子漁港、温海から鼠ヶ関までの漁港堤防など。
市販のキス3本針仕掛けに青イソメやジャリメのエサで釣るが、早朝や夕方の方が遠投しなくとも釣れるが、場所により釣果にはムラがある。

加茂から鼠ヶ関までの地磯や沖磯では相変わらずクロダイとマダイが一人1〜3尾程度釣れる。 
最近は夕方から翌朝までの時間帯が狙い目だが、月明かりが海面を照らす時には期待が薄らぐので、月が出る夜は天候が曇りの日を選ぶのも釣る為の条件となる。
クロダイの形は30〜50cm、マダイは30〜70cmクラスが釣れる他、夜釣りの時にはメバルの20〜30cmクラスも混じる。
いずれの魚種もエサとコマセはオキアミが良いが、コマセの即効性を高めるにはコアミを混ぜると効果的。
庄内中通しと浮き釣法のいずれでも釣れるが、案外足下で釣れる事が多い。

一方、船釣りのヒラメが盛期に入ったが、釣果は活魚のエサをいかに調達するかが問題で、活魚のエサ不足でまだ、目立った釣果が出ていない。
夜の電気釣りでは、主に温海方面の沖で、30cm前後のアジが盛期に入ったので、6時間ほどの釣果では、一人で100尾の釣果も出ている。 アジの他にはイナダやワラサも少し混じるので仕掛けは、ハリスが4〜6号程度の胴付仕掛けやサビキ仕掛け針が無難。

03/06/24

先頃の台風の影響で、久しぶりに海が荒れた為に、澱んでいた海水が撹拌された事により、海の状況がだいぶ良くなったので、各魚種ともに活性をおびてきた。

加茂から鼠ヶ関にかけての地磯はもとより、堅苔沢漁港からの渡船による四ツ島を始め、各沖磯での釣果も目立つようになった。
クロダイはそろそろ夜釣りの方が有利になってきたので夕方からの半夜釣りで狙うと、夜釣りに分があるマダイやメバルなども一緒に狙う事が出来る。
クロダイは30〜50cmクラスが主だが、最近55cmを超える大形も出ている。 クロダイは一人で1〜3尾程度の釣果。

マダイも30cmクラスの小型から80cmを超える大形まで釣れる時で一場所1〜2尾釣れるが、地磯と沖磯に関係なく仕掛けは大振りが無難だ。
また、メバルなどは20〜30cmクラスが主だが、専門に狙っても楽しめる。一場所で2〜5尾程度の釣果。
いずれの釣りも、庄内中通しやウキ釣法で良く、エサとコマセはオキアミが無難。

最近はルアーによるスズキも好調になってきたので、早朝や夕方に各地磯や河口界隈で狙える。
スズキのルアーはミノータイプのフローティング仕様が一般的だが、夜に電気ウキを用いてのエサ釣りでも釣れる。この場合のエサは青イソメの房掛けに実績があるが、最近のスズキは60〜70cmクラスが多く、一場所で1〜3本の釣果。

03/06/17

水温が今の時期にしては低く、安定しない事もあり、例年であれば盛期に入るキスもそれほどの釣果は出ていないが、各漁港の堤防先端などから沖に向かっての投げ釣りでは、半日で10〜20尾の釣果が出ている。
市販などの3本針仕掛けに、イソメ類のエサをつけて釣るのが一般的で、キスの形は15〜20cmが多い。浜立ちでのキスはもう少し後の方が有利のようだ。

クロダイの方は、加茂から鼠ヶ関までの間で釣れてはいるが、最近はあまり目立つほどの数は出ていない。
今の時期は、加茂から由良までの間で釣れる確率は高くなっているが、加茂から由良までの間で主に釣れている。
早朝か夕方の方が良く釣れるが、夜釣りでは特に大形が釣れている。クロダイの形は30〜50cmクラスが多く、一場所で1〜5尾程度の釣果で庄内中通しやウキ釣法が良く、エサとコマセはオキアミが一般的。

少し波立つ日にはルアーによるスズキ釣りが楽しめる。
今のところ由良以南の地磯釣りでは、60cmクラスが一場所で1〜3尾の釣果だが、時折80cmクラスもルアーにヒットしてきたので、今後のルアーによるスズキ釣りは、ますます楽しめそうだ。

船のヒラメ釣りが盛期に入ってきたが、キスなどの活魚のエサ調達が最近難しいのが難点である。
生きた魚のエサが調達出来れば3kgを主に数が出そうだ。各漁港から30分前後の50〜60mラインがヒラメのポイントになる。

03/06/09

ここしばらくは好天が続きすぎた関係で、海には一荒れがほしい状況だ。
凪が続きすぎると魚族の活性が落ちるため、釣りの条件としてはあまり芳しくないのが最近の状況です。
ただ、水温が上昇してきたために、釣り場によっては夏の対象魚であるキスの投げ釣りが始まった。
今のところ、各漁港などの堤防から沖手に向かって遠投する釣法が有利で、主な釣り場は、由良漁港の南突堤の先端、小波渡漁港の沖手、堅苔沢漁港の沖手、米子漁港の突堤先端付近などでは半日で15〜20cmクラスが一人で10尾程度の釣果。
また、同じポイントでのウキか庄内中通し釣法で、アジの20〜25cmクラスが夕方から夜にかけて一場所10〜20尾の釣果。キスのエサは、イソメ類が良く、アジの場合はオキアミが無難でコマセもオキアミが良い。
アジの場合は、今のところ由良以南が有利だが、その日によりムラがあり、アジが回遊する群の数も少な目のようだ。

加茂から鼠ヶ関までの地磯や沖磯などでは、夕方から夜にかけてのクロダイかメバル釣りが面白い。
釣り場によって違うが、クロダイは30c〜50cmクラスが一場所で1〜10尾の釣果で、外道にメバルも釣れる。 勿論メバルを本命としても楽しめるが、メバルの形もバラつきがあり、主に15〜20cmクラスが多いが、時折30cmクラスも釣れる。クロダイとメバルのタックルは同じで良く、ウキか庄内中通し釣法で釣れる。エサとコマセはオキアミが主流。
最近は、磯回りにマダイの30〜80cmクラスも寄ってきたので、専門に狙っても面白いが、外道で釣れることも多いので、全体的にハリスは太めが無難。

一方、船の方は、ジギング、エサ釣りともに小休止状態になっているが、一度海が荒れることがあれば、大瀬方面ではジギングでのワラサ釣りや、エサ釣りではハナダイの大形である25〜30cmクラスが期待できる。

03/06/03

先頃の台風の影響で波が出れば、海の状況も活性し一変すると期待していたが、ほとんどその効果には恵まれなかったため、情報に特別な変化はみられないが、各磯場でのクロダイは相変わらず釣れており、夕方から夜にかけてはマダイの当たりも出ている。
加茂から鼠ヶ関までの地磯と沖磯では、一場所で、クロダイは1〜5尾、マダイで1〜2尾の釣果だが、クロダイマダイともに形の方は30〜50cmで、早朝及び夕方から夜にかけて特に期待できる。
クロダイマダイともに、エサとコマセはオキアミが主流で、ウキ釣り、庄内中通し釣法のいずれでも良い。
一方例年であれば、既に子付けが終わっているはずのタナゴだが、未だに子を抱いている状態で釣れている。
タナゴの場合、クロダイやマダイと釣り場は同じだが、藻の多いところがポイントとなり、比較的に足下などで釣れることが多いので、庄内中通し釣法の小竿での釣果が目立つ。 タナゴの形は20〜25cmで一場所5〜10尾の釣果だが、釣り場は現在のところ由良以南が有利のようだ。
エサはオキアミやイソメなどでも釣れるが、イサダのエサとコマセが無難。

今年は不調なアジの方は、今のところ小波渡や堅苔沢漁港の沖手側で早朝か夕方に20〜25cmクラスが1人で10尾程度の釣果だが、オキアミのエサとコマセによる庄内中通し釣法が有利。

離島飛島の磯釣りがシーズンに入った。 飛島本島や沖磯では、マダイ、カンダイ、クロダイ、メジナなど、豊富な魚種が楽しめるが、既に先月の下旬にはマダイ、カンダイの70〜80cmクラスが釣れている。
今月から来月いっぱいが飛島の磯釣りと船釣りのベストシーズンとなる。