■最近の情報

1月25日付 釣情報
最近の冷え込みにより急に水温が下がったためか、地磯と沖磯でのクロダイは低調であったので、いずれも数は出なかったが、テトラの
穴釣などでは20〜30cmクラスのアイナメや15〜25cmクラスのメバルが一場所で2〜3尾釣れた。
これからは漁港内でも小型のメバルがソフトベイトのルアーで楽しめる。
港内の堤防壁面や海底に沈む根周りなどがポイントとなり、2時間ほどで5尾前後の釣果だが、その日によって釣れる漁港が違うので、出来れば2〜3ヶ所の漁港を移動してみると良い。
日中でも釣れるが、夕方から夜の方が釣れる確率が高い様だ。実績のある漁港は、由良、小波渡、堅苔沢、米子、小岩川、鼠ヶ関など
の各漁港になる。

沖磯の一つ、堅苔沢の四ツ島等では一旦水温が下がり、水温が余り変化しない状態になると、むしろクロダイやワラサ、イナダなども釣れ
出すため、凪が良ければ2月中も釣果は期待出来る。

一方、船のヤリイカが盛期に入るが、既に近海周りにはイカの群れが見られるようだ。擬餌針よりはイカパンチの仕掛け針に魚の切り身をエサにした方が釣れる。
豊漁に当たれば半日で一人50尾前後は釣れる。 また、小形のメバルも盛期となってきたが、形が小さいのでサビキ仕掛けで狙った方が効率が良く20cm前後の形が一人で100〜200尾の釣果も期待できる。
釣り場は加茂から鼠ヶ関までの各漁港から出漁して、10〜30分程度の近海で水深50〜60mラインが主なポイントになる。

1月18日付 釣情報
地磯でのクロダイ釣は凪の日を選べば水温からして今月の末頃までは釣果が期待できそうだ。
主な釣場としては、少しでも水温が高い可能性のある比較的に沖目に突き出た磯場や、クロダイがエサとして好む海苔が豊富な、海岸の海苔付け場などが主なポイントになる。

沖磯になる堅苔沢の四ツ島では、ムラはあるものの冬の期間も水温がやや高めのため、クロダイが周年通して釣れることで有名だが、余程の凪に恵まれないと冬の海の渡船は難しい。
四ツ島では冬期間に、クロダイの他にワラサなどの回遊魚も釣れることがあるので、回遊魚をルアーなどで専門に狙っても楽しめる。
回遊魚はルアーの他にエサ釣りでも釣れるが、クロダイ狙いのタックルでは簡単に仕掛けを切られるので、専門の仕掛けで狙ったほうが良い。
これらのエサ釣りのエサは、クロダイと同じくオキアミが一般的でコマセもオキアミが良い。
クロダイの場合、ウキ釣り、庄内中通し釣法のいずれでも良いが、今の時期、いずれも大形が釣れるので、ハリスは2号以上が安心。
クロダイの形は主に40〜50cmで、時には55cmクラスも出る。
ワラサなどの回遊魚では60〜70cmが標準サイズとなるが、その日によってはイナダなどの40cmクラスが多い場合があるもののハリスは5号以上で狙いたい。

一方各漁港からの遊漁船による近海での釣りでは、ドコ(キツネメバル)が始まる。ドコの形は50cm前後の大形も釣れるので引きも強く楽しめるが、数は期待できない。
平均で一人5尾程度であるが、その日の条件に合致した仕掛けやエサを使用した場合には数もでる。
ドコの仕掛けは、胴付き仕掛けか天秤を用いた流し仕掛けで、エサは冷凍で良いがホタルイカやイワシなどの魚を用いる。

1月12日付 釣り情報

最近は天候も悪く、水温の変化が不安定なためか、地磯での釣果は余り出ていないが、凪の日にクロダイの30〜50cmクラスが加茂から鼠ヶ関までの各地磯で一場所2〜3尾釣れた程度で特に目立った釣果情報は入っていない。

これからは堤防まわりのテトラでの通称穴釣りが始まる。ブラクリ仕掛けを用いて堤防の壁面やテトラの隙間にエサを落とし込む釣法だが、主にメバルなどの他、ソイやアイナメが釣れる。
魚の形は15〜25cmクラスで、一場所2〜3尾が平均的釣果だが、オキアミなどを釣り場のポイントに用いると釣果が倍増する。
エサはオキアミでも良いが、シラ魚など(冷凍で良い)の小魚などや、これらのベイト(擬似餌)での実績も高い。
穴釣りはテトラ竿に小形の両軸リールかスピニングリールを用いる。

一方、凪の日には、堅苔沢の沖磯である四ツ島では相変わらずクロダイが釣れるが、水温がまだ高い関係か、本来であれば南下する小形のクロダイも混じる。
全体で多い日だと30〜50cmクラスが全体で20尾程度の釣果。クロダイ釣りはウキ釣法、庄内中通し釣法のいずれでも良い。

船釣りでは海が凪になれば近海でのヤリイカと、キツネメバル(当地名 ドコ)が期待できる。
ヤリイカの場合、イカ角(疑似餌針)を用いての胴付仕掛けでも良いが、小魚や切り身を餌にするパンチ仕掛けの方が実績も高い。
ほぼ半日の釣りでヤリイカの場合は20〜50パイが一人の平均的釣果。
キツネメバルは、胴付き仕掛けの3本針が無難で、ハリスは6〜10号とやや太めが安心で、エサはホタルイカやイワシの冷凍が一般的。釣れる形は30〜60cmクラスが混じるが、一人で5〜10尾が平均的釣果。

1月4日付釣り情報

悪天候続きで釣果情報が入ってこないが、クロダイの場合は今月いっぱいまで地磯で狙える。
ポイント的には沖目に突き出た釣り場と苔付け場等で期待が出来るので、主な釣り場としては、加茂荒崎、今泉の大平、油戸の荒崎とトウフ岩、白山島と由良の葉山の磯、堅苔沢周辺の磯場や防波堤と小岩川方面の磯、それに鼠ヶ関の弁天島と横網地(ヨコアジ)などだが、足を伸ばして笹川の流れ方面まで行くとこれからの時期は特にクロダイは数釣り出来る事が多い。
いずれの釣り場でも庄内中通し釣法やウキ釣法、それに投げ釣りでクロダイの他アイナメが期待できる。
いずれの釣法でも30〜50cmクラスが釣れるが、主なエサはコマセも含めてオキアミが主流で、投げ釣りの場合はエサもちの良い赤エビやホタルイカ、それにイカの短冊などが良い。

渡船による堅苔沢の四ツ島では、冬期間通してクロダイや、ワラサなども釣れるが、余程天候と凪に恵まれないと渡島自体が難しい。
クロダイの場合は例年であれば1日で島全体の釣果は20尾前後で、形は40cm〜50cmが多い。

一方船では今後ヤリイカとドコ(キツネメバル)が始まるが、冬の期間は荒凪続きで出漁が難しい。