■最近の情報
4月27日付  釣り情報

最近は気温の変化が激しく、海水温度も安定しないものの、一時的ではあるが穏やかで暖かい日には五十川以南でクロダイの大釣れがあった。
クロダイの形は40cmクラスが主体ではあったが、地磯一帯で60〜80尾の釣果が出た。
水温の上昇に伴って、一部の群れを成したクロダイが回遊してきたものと思われるが、ちょうど同じ頃にコアミの群れが海岸に寄ってきた事もあり、コアミを好物とするクロダイがコアミを追いかけて地磯周りに乗込んできた可能性も高い。
その後において、クロダイは一場所で1〜3尾程度の釣果に落ち着いている。

クロダイの他には、夕方から夜にかけて、20〜25cmクラスのタナゴやアジが釣れるが、合わせて一場所で、10尾前後の釣果。これらの釣りは、庄内中通し釣法、ウキ釣法のいずれでも良いが、オキアミやコアミ、イサダなどのエサとコマセに実績がある

一方、船の釣りは、凪に恵まれさえすれば、ルアーのジグによるジギングで、ワラサの60〜70cmクラスと、ブリの80〜90cmクラスが混じって一船で10〜20尾釣れる。
これらのワラサやブリの腹の中には大量のコアミが入っている場合が多い事から、コアミの回遊状況次第で釣果も左右されそうだ。
また、これらのジグに50cmクラスのマダイも釣れ始めているので、今後におけるマダイ釣りも期待が出来る。


4月20日付、釣り情報
 温海から鼠ヶ関方面の磯や堤防で春の名物である尺アジが釣れだした。
アジの形の方は今のところ25cmクラスが主だが、、一人10尾程度の釣果で、午後7時以降の夜釣りに分がある。
アジの場合、庄内中通し釣法、ウキ釣法のいずれでも良く、エサとコマセはオキアミが無難で、集魚材を混ぜた方が効果的なので、集魚材は水面近くに拡散するタイプがお薦め。
 また、最近になりルアーによるシーバス(スズキ)も釣れ出したので、いよいよシーバスのシーズンも始まった。
当店のテスターも先日に大形のシーバスをヒットさせているが、その日の条件次第ではあるが、夕方の方がヒットする確率は高い様だ。
 一方、船でのジギング(金属ルアーでの釣り)では、最近になって60cm前後のワラサと80cmを越すブリが当たり出した。
船全体で約40尾の釣果も出たので、今後の水温と潮流次第では大いに楽しめそうだ。
それに、エサ釣りでのドコ(キツネメバル)の大形も数が出た。
 ドコの仕掛けの場合、天秤を用いて6〜10号のハリスを3mほどの長さにして、潮流に馴染ませて流し込む釣り方が一般的だが、3〜5本針の胴付き仕掛けでも良い。
エサは、冷凍で良いので、小形のイワシ、ホタルイカ、ドジョウなどを用いた場合の釣果実績は高い。
ドコのサイズは30〜60cm程度であるが、釣り場やその日の諸条件次第で、一人10〜20尾前後の釣果。

4月13日付 釣り情報

最近は五十川以南の磯場で40cmオーバーのクロダイや、アイナメなどの釣果が出た。
今後は日増しに各地磯での釣果が向上すると思われるが、4月の中旬頃までは、堅苔沢以南が有利で、その後は加茂磯の荒崎を始め、北寄りの磯場でも釣果が期待できる。

クロダイ、アイナメの他に、今後は25cm前後のアジなども釣れる様になるが、今のところ釣果情報は少ない。これらの釣法は庄内中通し釣法や、ウキ釣法のいずれでも良く、コマセとエサは、オキアミ、コアミ、イサダなどが無難で実績も高い。

一方、船のドコ(キツネメバル)釣りも本格的になってきた。各漁港から30分程沖に出て、水深50〜60mラインのポイントで、イワシやホタルイカの冷凍エサを用い、胴付きの3〜5本針仕掛けを用いるが、食いの悪い時は天秤を用いて、ハリスの長さは3mほどにした流し釣りが有利になる。いずれもハリスは6〜10号が無難。
ドコの形は40〜50cmクラスを主に、1人で10尾程度の釣果。沖の海水温は今のところ例年より多少高いこともあり、ワラサやサワラの60〜70cmクラスが釣れ始めたので、今後は更に期待できる。磯、船共に、日中の釣りとなる。

4月6日付   釣り情報

最近は気温も天候も不安定な日が多いが、一時的な水温の上昇もあり、堅苔沢の四ツ島を始め、五十川の地磯などで、40cm前後のクロダイが釣れた。
数は一場所1〜2尾程で、まだ数は出ないが気温が上がるにつれ今後は釣果も向上する。
釣れる時間帯は水温が多少でも上昇する午後の方が期待できるので、昼頃から釣り場に出ても良い。
庄内中通し竿による庄内釣法や浮き釣法のいずれでも良いが、オキアミなどのコマセを少量ずつ続けると効果的で、エサもオキアミが無難。

クロダイの他には、例年であれば温海方面の磯場で夕方より夜にかけての25〜30cmクラスのアジも出始める頃なので、既に釣れているタナゴを狙いながらのアジも今後は期待出来る。
形はタナゴが20〜25cmクラスでが多く、数は一場所で5尾前後。タナゴのエサとコマセはイサダが良いが、調達が出来ない場合は、コアミでも代用できる。
今のところ、磯場よりも油戸、由良、小岩川等の港内の方が良い場合もあるので港内の釣果を確認してから磯場に場所変えする方法もある。

一方、船のメバルはムラがあるが、最近は数も出る様になってきた。
由良港からだと、30分程の近場も含め、約1時間ほど沖に出るポイントでは20〜25cmクラスが1人で30〜70尾の釣果。
仕掛けは胴付きの10本針の暖色系の毛針が良く、ハリスは3〜4号が標準で、エサは付けなくとも釣れる場合もあるが、ホタルイカなどを付けた方が無難。