■最近の情報

7月28日付釣り情報

豪雨による影響で海に流出したゴミや流木が原因で出漁を休止していた遊漁船も、少しずつ出航できる状態になってきたので、大瀬方面でのハナダイ釣りが再び楽しめる。
ハナダイは25〜30cmクラスの大形が釣れるのが大瀬方面の特徴で、一人10〜20尾の釣果。
同じ大瀬方面でルアーによるメジマグロも釣れ始めたが、形の方は70cm前後が多い。船からルアーを投げるか、海中にルアーを沈めてからリールを巻き込むジギングなどが主な釣り方になるが、このルアーは、鉛などで出来た重さのある通称ジグが良く、平均して100g程度の物を使う。

一方、加茂や由良沖の近海では、ヒラメの形は小さいものの、1人5尾前後の釣果が出ている。 時々80cmクラスも混じるが、50cmクラスが主。また、小形ながら15〜20cmのハナダイも釣れ始めたが、外道に同じ形のメバルと30cm前後のウマズラも混じるし、イナダの30〜40cmなども出始めた。

磯釣りでは、夕方からの夜釣りでクロダイとマダイの30〜40cmが加茂、由良、小岩川の磯で数が出てきた。ウキ釣法、庄内中通し釣法のいずれでも良く、エサとコマセはオキアミが効果的、通常は一場所で取り混ぜ3尾前後の釣果で、多い人で1人5尾以上の釣果も出た。
各漁港内ではコアミをエサのサビキ釣りで、10cmクラスのアジを一人で200尾程度の釣果も出ている。

7月21日付 釣り情報

最近の集中豪雨で釣りが出来ない状態が続いていたが、少しずつ釣り場の状況も回復してきたので、夕方から夜にかけて、クロダイの30cm前後の形を主に、地磯での釣果が期待できる。
日中はエサ取りが多いため、エサ取り対策としてエサ持ちの良いダンゴのエサ(練りエサ)で好釣果を得ている釣人も多いが、このダンゴエサの他に、コーン(キビ)や赤エビなどのエサ取りに強いエサでも良い。
日中は一場所1〜5尾、夜はエサ取りがいなくなるのでオキアミのエサで良く、クロダイの他マダイの3
0〜50cmも釣れる。いずれもウキ釣法、庄内中通し釣法で狙えるがオキアミなどのコマセを用いた方が有利。

一方船でのハナダイが本格的な時期になってきたが、豪雨の影響で、沖には流木やゴミが流出しているので出漁の際には十分な注意が必要だ。釣り場は大瀬方面が主体で25cm前後が1人で10〜20尾前後の釣果。
ハナダイは胴付き仕掛の3〜4本針で、仕掛け絡みの少ない市販のクロスビーズ付きハナダイ仕掛が無難。
一方各漁港内で早朝と夕方にサビキによるアジ釣りが楽しめる。サビキの仕掛けは5〜6号のトリック仕掛けが有利で、コアミのエサが一般的で、アジの形は15〜20cmが主で1人20尾の釣果。

また、同じ漁港内や堤防ではクロダイの25〜30cmも釣れるが、オキアミのエサをダンゴで包むダンゴ釣法が有利で、1人2〜5尾の釣果。いずれもウキ釣法、庄内中通し釣法で狙える。エサはオキアミが主だが、エサ取り対策で赤エビもエサ持ちが良いので、状況によっては使用をお薦めします。

7月9日付 釣り情報

船でのハナダイが大瀬方面で始まっているが、ムラがある。形は20〜30cmが主で、今のところ1人10尾程度の釣果。エサは赤エビを用いるが、調達の関係で冷凍でも良い。
仕掛けは3〜4本針の胴付き仕掛けで、仕掛けの絡みが少ないクロスビーズ付きが良く、ハリスは3号から4号、針はチヌ針の3〜4号が標準。ポイントの水深は主に50〜60mなので、鉛は50〜60号程度を用いる。
一方、渡船による由良や堅苔沢の沖磯では、マダイ、クロダイがまずまず。エサとコマセはオキアミが主流だが、エサ取りが多いので、ダンゴのエサでも釣果が出ている。
沖磯の場合はクロダイは40cmクラスが主で、マダイは50〜80cmクラスもヒットするが、タックルが不備だとハリスが切られてバレる確率も高いので、ハリスは2号以上を標準とし、ロッドもやや硬めを用いる。地磯ではクロダイ、マダイ共に、早朝か夕方〜夜の釣りとなるが、沖磯に比べ形は一回り小さい場合が多い。これらの釣りは、庄内中通し釣法、ウキ釣法のいずれでも狙える。また、各漁港内や堤防では、早朝と夕方にサビキによるアジ釣りが楽しめる。
サビキの仕掛けは5〜6号のトリック仕掛けが有利で、コアミのエサが一般的。アジの形は15〜20cmが主で1人20尾の釣果。

7月4日付 釣り情報

加茂から鼠ヶ関方面まで、磯でのクロダイは数こそ期待できないが、一場所1〜2尾の状況が続いている(形は30cm〜50cm)。ただ、日中だと、フグなどの小魚によるエサ取りが多く、釣果を得るにも工夫が必要だ。
その点夜釣りだとエサ取りの心配もなく、じっくり狙うことが出来る。
期待できる時間帯は、夕方頃から翌朝までの間で、干潮の直後か、満潮およびその前後の時間帯が最も期待できるが、月の明かりが出る日は、クロダイやマダイは期待ができない。
クロダイやマダイの他に20〜30cmクラスのメバルも釣れるが、いずれの釣りも庄内中通し釣法と浮き釣法が良く、エサとコマセはオキアミが無難で、コマセにはクロダイ用やマダイ用の集魚材を混ぜると効果的。

最近、釣りの釣果ではないが、堅苔沢の近海で65cmを超える5.1kgのクロダイが漁網にかかり話題になっている。クロダイとしては全国的にもかなりの大物なので、この庄内でも全国トップクラスの大型クロダイが生息する事が立証された。
これからの時期はクロダイの他、マダイの30〜60cmクラスが更に磯に寄ってくるので、ハリスは2号以上で仕掛けをセットした方が無難で、ウキ釣法、庄内中通し釣法のいずれでも良く、エサとコマセはオキアミが主流。
一方船の釣りでは、飛島と大瀬方面では最近になりメバルが好調で、30cm前後が一人30〜50尾前後の釣果だ。10本の毛針胴付き仕掛けに、餌はホタルイカやイカの短冊、それにドジョウなどの餌を付けて釣るのが無難。