11月30日付 釣情報

最近は相変わらず天候に恵まれないが、天候の良い日に出漁した釣り人は、地磯と沖磯を問わず、クロダイの30〜50cmを一人で5尾前後釣り上げた人も多かった。
釣り場は、加茂から鼠ヶ関までの地磯や渡船による沖磯での釣果であったが、これからも波と天候次第でクロダイの数釣りが期待できる。
釣法はウキ釣り、庄内中通し釣法のいずれでもよいが、波のある日などは案外足下にまでにクロダイが寄っている事も多いので、庄内中通し釣法での釣果も最近は目立って多くなっている。
エサとコマセはオキアミが無難であるが、コマセにはオキアミに集魚剤を混ぜて用いた方が集魚効果が高まるようだ。
これからのコマセは拡散性よりは集中性の高い集魚剤を用いた方が好釣果に結びつくようだが、いずれの釣法でも、最近はクロダイの大形が多くなってきたので、ハリスは2号以上が無難。

一方船釣りの方は、荒凪続きで出漁できる日も極端に少なくなってきたが、由良を基点とした場合、南は大瀬方面、北は明石方面(大瀬と明石漁礁は禁漁区なのでその周辺の釣り場)のポイントで、ブリ、ワラサ、イナダなどの青物や、ハナダイの20〜30cmクラス、それにウマズラの20〜40cmなど、取り混ぜて一人で20〜30尾程度の釣果が出ている。
仕掛けは、胴付き仕掛けで、青物のワラサなどはハリス10号、ブリを専門に狙う時には20〜30号を用い、ハナダイやウマズラの場合は3〜4号とし、針数は3〜6本程度、餌は青物ではイカの短冊が一般的で、その他は赤エビの冷凍が無難。

11月24日付 釣り情報

21日の日曜日は天候もまずまずで海も凪に恵まれたため、加茂から鼠ヶ関に至る各地磯や漁港などでは釣り人で賑わいをみせた。
今年は比較的クロダイの魚影が濃く、形は比較的に小さいが、一人で一日5尾〜10尾の釣果も出ているので、今後水温が低下するに伴い45〜50cmクラスも数が出るようになる。
釣り場は特に限定するまでもなく、ほとんどの場所で釣れているが、やはり満潮を含めた満潮前後や干潮直後から潮が上がり始める頃に、特に釣果が期待できる。
由良や堅苔沢からの渡船による沖磯でも釣果が期待出来るが、最近はクロダイの他にマダイの20〜40cmクラスやアジの15〜30cmが良く釣れる。
いずれも餌とコマセは相変わらずオキアミが一般的で、ウキ釣法や庄内中通し釣法のいずれでも良い。

一方船の沖釣りは、天候が不順のために出漁できる機会も少ないが、近海でもハナダイの20〜30cmや、イナダ、ワラサ、サワラ、メバル、ヒラメ、マダイなどが混じって釣れる。
胴付き仕掛けによる餌釣りの他、最近はメタルジグによるジギングも楽しめるが、最近は30〜40cmクラスのイナダが多く出ており、本命のブリは今のところあまり数が出ていない。
釣り船は各漁港から出ているが、最近は、遠方の大瀬方面か、明石方面まで船を走らせるため、由良港からだといずれも約1時間の航程となる。

11月16日付 釣り情報

不安定な天候が続いたものの、14日の日曜日はまずまずの天候と凪に恵まれ、磯釣りでは加茂から鼠ヶ関、それに山北町方面に至るまで、多くの釣り人で賑わった。
地磯でのクロダイも好調で、各釣り場では、30〜50cmクラスが、一場所で3〜10尾ほどの釣果が出たが、クロダイの他は、各漁港周辺や磯場で、小アジの10〜15cmが釣れており、場所によっては20〜25cmクラスのアジも混じる。
クロダイ、アジ共に、オキアミの餌とコマセが一般的で、コマセには集魚剤を混ぜると効果が出る。
釣法はウキ釣り、庄内中通し釣法のいずれでも良いが、小物釣りの場合は、庄内中通し竿の3m前後が扱いやすく、手返しも早くできるので、効率が良い。
また、由良や堅苔沢漁港から渡船を利用した沖磯や徒歩では行けない地磯などでは相変わらずクロダイとマダイが出ているが、フグなどのエサ取りが多いために工夫が必要だ。

一方各漁港からの遊漁船による船釣りでは、ハナダイが最盛期になっており、形も20〜30cmが釣れるので楽しめるのだが、ポイントは沖目になるため,安定した凪続かないために出漁も難しい時期に入った。
凪を狙ってジギングで出漁したグループは、ブリ、ワラサ、サワラの数釣りを楽しんだが、主な釣り場は大瀬方面で、由良港からだと約1時間ほどのポイントになる。

11月10日付 釣り情報

最近は安定しない天候が続くが、釣り場の状況は好調で、今後が楽しみだ。
天候と波次第だが、磯に出られる好条件の日は各釣り場で、クロダイ、マダイ、イナダ、スズキなどが期待できる。
クロダイとマダイは相変わらず小形で30〜40cmクラスが主となるが、一場所10尾以上の釣果も出ており、時折50cmクラスも出始めてきたので、今後は大形も数が期待できる。
クロダイとマダイはウキ釣法と庄内中通し釣法のいずれでも良く、エサとコマセはオキアミが無難で、その日の条件にもよるが、最近は磯や堤防での足下で大形がヒットしている。
また、波の高い日には投げ竿による通称ブッ込み釣りで、クロダイ、アイナメの30cm〜50cmが釣れるので、波と潮の影響が少ないポイントや、沖目狙いで一場所2〜3尾の釣果。また投げ竿にウキを用いての流し釣りではイナダやスズキも出る。
イナダやスズキなどは小魚などの生きエサが無難だが、冷凍魚のエサでも良い。この釣りの場合、ハリスは太目の5号クラスが安心で、イナダで40cm、スズキは60〜70cmが主に釣れるが、エサ釣りの他にジグやプラグタイプのルアーでも釣れている。


11月3日付 釣り情報

秋磯も本格的になってきたが、最近は寒気の影響もあり、気温も下がってきたが、海水温は例年より少し高めのため、釣魚もまた魚種も豊富で、小物からクロダイ、マダイ、スズキまでが、ウキ釣法、庄内中通し釣法のいずれでも各釣り場で出ている。
小物の五目釣りは各漁港の港内で、アジ、クロダイ、メジナ、ウマズラ、サヨリ等が釣れているので、好天の日は今しばらくの間ファミリーでも楽しめる。
一方、磯場ではクロダイが30〜40cmクラスとマダイは20〜30cmを主に、一場所1〜10尾の釣果だが、時折スズキの60〜70cmとイナダの40〜50cmクラスが混じる。
エサとコマセはオキアミが無難だが、エサ取りの小物が多い時はエサ取り対策用のネリエサも有効で実績もある。

イナダとスズキの場合はエサ釣りでも釣れるが、ルアーでも楽しめるので、釣り場によっては色々釣法を変えてみるのも良い。
これからの海は荒波の日も多いため、足場の安全と波に注意が必要だが、磯場で釣る時には無理をしない事が大切だ。

一方、近海の船によるハナダイは、好不調の差が大きくなってきたが、20〜30cmクラスが釣れる時で1人30〜50尾程、イナダやサワラの30〜40cmクラスも混じる。