12月25日付  釣り情報

最近は寒気が続き、荒模様の天候のため磯や船での釣果はあまり聞かれないが、荒波や強風の危険を避けられるポイントでの投釣りで、大形のアイナメやクロダイが狙える。
 3.9m〜4.5mの長さで、鉛負荷20〜30号の竿を用いて、ハリスは5号程度、針はセイゴや海津の16号前後を使うと、針掛かりも確実になりバラシが少なくなる。
エサは赤エビ、ホタルイカ、イカの短冊などが実績もありエサ持ちが良く無難だ。
 主な釣場は加茂、油戸、由良、小波渡、堅苔沢、米子、鼠ヶ関等の各漁港の内外や、近辺の砂浜などで良く、危険のない場所を選んで竿を振り込んでからは置竿にして当たりを待つが、魚が掛かってからは十分引き込まれるまで待ってから合わせた方が針掛かりも良い。
 その日の条件にもよるが、一場所2〜3尾が平均的釣果だが、まだ水温も15〜17度程あるので、エサ取りの小魚も混じる事があるが、アイナメやクロダイの場合は40〜50cmクラスの大物も出る。
 また、天候と波の状況次第だが、由良漁港などからの渡船を利用して、離岸提や沖磯に渡ると、数は出ないが、ウキ釣りや庄内中通し釣法でクロダイの40〜50cmクラスがコンスタントに釣れる。

12月15日付  釣り情報

 酒田の北港方面に待望のハタハタが群れで回遊してきたために最近は多くの釣り人で賑わった様だが、釣り人には竿釣りと直径30cm未満のタモの使用だけが認められているために規則を守って楽しんでもらいたい。
週末は少し寒気も緩み、波の状態もやや安定したため、加茂から鼠ヶ関間の釣り場によっては、クロダイの30〜50cmクラスが主に釣れたが、40cm前後のクロダイを一人で5尾前後釣り上げた人もいた。
場所によってはイナダやサワラの30〜40cmクラスもクロダイに混じり釣れているが、サワラの場合、歯が鋭いためにハリスを切られやすいので、工夫が必要だ。
ウキ釣法や庄内中通し釣法のいずれでも釣果は出ているが、庄内中通し竿を用いて、数多くのクロダイを釣り上げている釣り人もいる。

餌とコマセは相変わらずオキアミが無難で、コマセには集魚剤を混ぜて使うと効果も向上するが、餌取りの小魚がまだ回遊するポイントでは、餌取りに強い釣り餌を用いる必要がある。
餌取りに比較的に強く、何処でも調達できるのが赤エビなので、赤エビの一尾掛けに実績がある。

一方、凪に恵まれると、釣り船による近海でのジギングや餌釣りでのイナダ、ワラサ、ブリ、それにヒラマサなどの釣りが楽しめるが、最近は由良から出漁したジギング船では16kgクラスのブリも釣れている。
また、庄内の各漁港から約1時間余り沖に出てからのタラ釣りも始まっており、一尾5〜10kgの良形が、一人で2〜5本の釣果が出始めている。
これらの仕掛けは、5本前後の針がついた胴付き仕掛けが無難で、ハリスは10〜16号程度が無難で、針に赤ゴムなどの擬似餌かイカの短冊などを付けて釣るが、200m前後の水深があるので、仕掛けも絡み難いために、クロスビーズや、サルカンがついている仕掛けが必要で、電動リールを用いる釣になる。

12月7日付  釣り情報

先週の天候が良い日には、加茂から鼠ヶ関方面までの地磯や渡船による沖磯では釣り人で賑わい、各釣り場ではクロダイの30〜50cm前後が一場所で2〜10尾程釣れた。
最近は水温も下がってきたため、小魚のエサ取りは少なくなってきており、クロダイやアイナメなどの大形を釣るには条件も良くなってきている。
また、イナダやサワラの40cmクラスも回遊しているので、場所によってはルアーなどで数釣りした人もいた。

クロダイやアイナメは50cm以上の大形も出るので、これからの仕掛けは太めが無難で、ハリスは2号以上を用いた方が安心だ。
釣法はウキ釣法、庄内中通し釣法のいずれでも良く、 エサとコマセは、ともにオキアミが無難であるが、エサ持ちの良い赤エビなどの実績も高い。
また、最近は各地の砂浜からのルアーによるスズキも好調で、70cmクラスが良く釣れておりルアーは遠投の出来るジグでミノータイプなどが実績も高いが、砂浜での釣りのため、ルアーの根掛かりによる損失も少なくてすみ、波の危険も少ない事から安全に楽しめる。