2月23日付 釣り情報

天候と凪の良い日を狙ってのドコバチメ釣りが盛んになってきた。
ドコバチメとはムラソイの事で、メバルとソイを掛け合わせたような魚なので、小形ながら引きも強いため釣りの対象魚とし楽しめるが、食用としても美味く人気のある釣りである。
釣り場は主に堤防周りにあるテトラポットや港内、それに磯場などだが、穴の中、岩の割れ目、岩や堤防の壁面などがポイントになるため、テトラ専用の1m前後の竿や、足下狙い用の比較的短めの竿を用いると良い。
仕掛けは市販のブラクリ仕掛けが無難で、3〜5号が標準となり、エサはオキアミが主流だが、バイオワームや疑餌のワームで狙っても面白い。
魚の形は20cm前後で、朝〜夕方までが主に釣れる時間帯だが、漁港内などでは夜でも数が出て楽しめる。
外道にはアイナメの20〜30cmも釣れるが、オキアミなどをコマセに用いると釣果が向上するが、主な釣り場は加茂から鼠ヶ関までの漁港とその界隈のテトラや各磯場ならどこでも狙える。


2月16日付 釣り情報

凪に恵まれた日には、船でのタラとヤリイカが楽しめるが、比較的豊漁であったタラも終盤を向かえた。
今のところ飛島方面での沖釣りで10kg前後の形が1人で2〜3尾が平均的釣果であった。
タラの仕掛けは胴付きで、5〜6本の針を用いハリスは10〜16号が標準で、エサは赤いゴムなどの擬似エサをつけた針にイカの短冊や1尾掛けで釣っている。

一方、ヤリイカは最盛期をを向かえたので今後に期待が持てる。仕掛けは胴付きになるが、針の数は5本程度にハリスは5号が標準で、生エサである
魚の1尾掛けや、サメの皮をエサに用いるパンチ仕掛けが主流で実績も高く、その他はイカ角である擬似針を用いても良い。
今のところ数にムラはあるが、全長25〜30cmクラスを1人10〜20パイが平均的釣果のようだ。
イカの釣り場は各漁港から30分程度の近海がポイントで、同じポイントではドコ(キツネメバル)も釣れる。
ドコの場合は胴付の3〜5本針仕掛けで、ハリスは8号以上が無難。エサはホタルイカやイワシの1尾がけが良く、1人で30〜50cmクラスが5〜10尾程度の釣果が平均的。

2月9日付 釣り情報

各漁港内でのメバル、ソイのルアー釣りが楽しめる。午後6時頃から主に釣れだすので、夕方から夜に出漁しても良く、ルアーはソフトルアーを用い、漁港の堤防回りのへチや、漁港内の沈み根周辺を探って歩き回ると数も出る。形は15〜20cmが主だが、2時間で1人5尾前後の釣果。

日中は堤防回りのテトラの隙間に短い竿で狙う通称穴釣りが良く、生エサを用いての釣りが楽しめる。
釣れる魚種はメバル、ソイ、アイナメなどで、20〜30cmクラスが1人5尾〜10尾の釣果だが、歩いてポイントを変えてみる事と、コマセを用いると同じ釣り場でも数が出る。
穴釣りの場合、仕掛けは市販のブラクリ仕掛けが無難で、エサ、コマセともにオキアミが良く、他のエサとしてはアカエビ、白魚などでも釣れる。
竿は0.6m〜1.2mで鉛負荷が5号程度が適すが、仕掛けを落とし込むため、竿に用いるリールは小形の両軸サーフリールが一般的。
波が静かな時には加茂から鼠ヶ関までの比較的浅場の磯周りでも穴釣りと同じように釣れるが、竿は2.7M以上が無難。

2月2日付 釣り情報

各漁港から30分ほど沖に出る近海のポイントでは、ドコ(キツネメバル)とヤリイカ釣りが始まったが、まだ目立った釣果は出ていない。 
しかし、これからは凪の日を選んで出漁すれば、ドコは30〜50cm、ヤリイカは全長で30〜40cmクラスが期待できる。
仕掛けは、いずれも一番下にオモリをつける胴付きの3〜5本針が無難で、ドコの場合はハリスが8号程度、ヤリイカの場合は5号程度が標準。
エサは、ドコの場合はイワシの冷凍魚で15〜20cmクラスを一尾掛けで用いるか、ホタルイカなどに実績がある。
ドコの場合、海底から中層までの水深帯で釣れるので、仕掛けを落とす棚は時々変えてみると良い。
ヤリイカの場合は魚などの切り身をつけるパンチ仕掛け(串針)を用いるか、角針(擬似針)を用いて釣るが、パンチ仕掛けに好釣果の実績がある。
また、最近はサビキ仕掛けでメバルの20〜25cmクラスが半日で100尾程度釣れるが、同じ仕掛けにアジの30〜40cmクラスが混じる。