3月30日付 釣り情報

これからの時期は特に五十川以南の磯場で40cmオーバーのクロダイや、アイナメなどの釣果が期待出来るが、各漁港内でのタナゴ釣りも始まる。
タナゴは夕方から夜にかけて主に釣れるが、今の時期は小形が多く、15〜20cmクラスが一場所で10〜20尾が平均的釣果。
3.6m前後の庄内中通し竿を用いるか、軟調の磯竿で釣るが、場所によっては1.8mクラスの短竿で良い場合もある。夕方から夜に釣れる場合はタナゴの繊細な当たりを感知する電気ウキを用いると効果的だ。
エサとコマセは生きたイサダが最高だが、調達が難しいので生か冷凍のコアミ類でも良い。日増しにタナゴも形の良いものが釣れるようになるが、1ヶ月ほどで漁港内から磯場にポイントが変化する。

一方、船のドコ(キツネメバル)釣りも本格的になってきたので、各漁港から30分程沖に出て、水深50〜60mラインのポイントで、イワシやホタルイカの冷凍エサによる胴付き仕掛けを用いて釣るが、食いの悪い時などは天秤錘を用いて仕掛けを流す流し釣りが有利。形は40〜50cmクラスを主に、1人で10尾程度の釣果で日中の釣りとなる。

3月22日付 釣り情報

堅苔沢漁港からの渡船による、沖磯の四ツ島でのクロダイがそろそろシーズンに入るが、これからからの時期は、水温の上昇に伴い日増しに釣果が増加するので今後が楽しみだ。
クロダイの他に、ホッケの40cmクラスが混じって釣れたり、イナダとアイナメや大形のアジも釣れるようになるが、これらの魚は4月に入れば堅苔沢漁港周辺の地磯でも釣れ始め、早い時期はやはり沖磯の方が有利で、 地磯や沖磯での釣法は、庄内中通しとウキ釣りのいずれでも良く餌とコマセはオキアミやコアミに実績がある。

一方、各漁港内ではタナゴ釣りもそろそろ始まる。金沢、加茂、今泉、由良、小波渡、堅苔沢、米子、小岩川などの漁港内で釣れるようになるが、形は15〜20cmが平均的で、時折30cmクラスも混じる。
エサとコマセはイサダに実績があるが、コアミでも代用できるし、イソメの餌が良い場合もある。
夕方から夜にかけての釣りとなるため、寒さの対策も必要だが、一場所で5〜10尾前後の釣果。 
ポイントは海草が繁殖しているようなところを目安にすると良く、4月中旬頃からは日中でも釣れるようになる。
タナゴの夜釣りの場合には主に小型の電気ウキを用い、竿は柔らかめの庄内中通し竿か、軟調のガイド竿が適し、ハリスは0.6〜1号に、針はイサダの7号程度が標準。

3月16日付 釣り情報

今泉、油戸、由良、温海、鼠ヶ関などの地磯や堤防回りの足下を探ると、メバルやソイ、アイナメの15cm〜20cmクラスが釣れる。
竿は2.7m〜3.6mの庄内釣法中通し竿や、ガイド竿を用いて、岩場や堤防をを歩いて移動しながらの釣り方が有利でハリスは1.5〜2号程度の太目を用いるか、ブラクリ仕掛けが良く、オモリを付ける場合は、針の1cm程上につけると無難で、針はセイゴの9号クラスが標準。
エサはオキアミ、イソメ類で良いが、バイオワームなどの人工餌でも良く釣れるが、釣れる時間帯は主に夕方から夜に実績があり、日中でも半日程釣り歩くと10〜20尾の釣果が得られる。
また、各漁港内ではソフトルアーやワームなどのルアー釣りでメバルやアイナメの15〜20cmが一場所5〜20尾前後釣れる。

一方船では近海のドコ(キツネメバル)がシーズンとなった。
胴付き3本針の仕掛けに冷凍イワシの1尾掛けのエサで、30〜40cmクラスのドコが1人で10尾前後釣れる。
由良港から30〜40分程沖に出るポイントになるが、ドコの他には小形で20cm前後のメバルも数が出る。
メバルはサビキの10本仕掛けを用いて、エサは状況次第でつけるが、エサがなくとも釣れる。エサは冷凍物で良いので、ドジョウ、ホタルイカやイカの短冊などが良く、いずれも日中の釣りで、約6時間程度での釣果。

3月9日付 釣り情報

各漁港の堤防や、沖手に突き出た磯場からの投げ釣りでのカレイ釣りが始まる。 主な釣場は加茂北防波堤、加茂荒崎、油戸漁港、由良漁港の堤防、由良白山島、小波渡、堅海苔沢、米子などの漁港堤防から狙える。 
市販のカレイ仕掛けにバイオワームや、アサリのムキ身、イソメなどのエサを用いる。
カレイの種類はイシガレイの他、いろいろなカレイが釣れるが、一場所1人で2〜3尾の釣果で、今の時期30cmの形が多く出る。
 3〜4mほどの投竿で出来るだけ遠投して、少しリールを巻いては1分ほど休み、またリールを巻いては休むパターンの繰り返しが釣果を向上する。 日中の釣りとなる。

一方、船でのドコ(キツネメバル)釣りが本格的になるが、各漁港から出漁して、50〜60mの水深ラインなどでの釣りとなるため、約30分程沖に出る。
胴付き3〜5本針仕掛けか、天秤を使用しての1本〜2本針のフカセによる流し釣りでも良い。 エサはいずれも冷凍イワシやホタルイカが良く、釣れるドコの形は30〜50cmクラスが1人5〜10尾程度の釣果 で日中の釣りとなる。

3月2日付 釣り情報

今年は雪が多く寒い日が続いたが、これからの時期は磯や堤防などでホッケが釣れるようになる。 
ホッケの場合、群を作り回遊してくるので、当たりハズレもあるが、釣り場で回遊してくるホッケを待つ釣りとなるため、オキアミ等のコマセを少量ずつ続けるとホッケを寄せたり止めたりする効果は高い。 主な釣り場は出来る限り沖手に張り出したところが有利なので、加茂荒崎、油戸荒崎、由良白山島、小波渡の鯵ヶ崎、鼠ヶ関の弁天島周辺と、各漁港の堤防先端などがポイントとなる。

日中の釣りとなるが、ウキ釣法、庄内中通し釣法、投げ釣法のいずれでも狙えて形は30cm前後が主だが、40cmクラスも時折混じる。 その日にもよるが、1人で10尾前後の釣果で回遊に当たれば数も出る。 エサはオキアミが無難だが、投げ釣法の場合はアカエビが適す。

一方凪の日は、沖磯である堅苔沢の四ツ島ではクロダイが再び釣れるようになる。 今の時期に数釣りの期待は出来ないが40cm前後が島全体で3〜5尾の釣果で、外道にホッケの40cmクラスも混じる。 クロダイは4月に入るまで釣果にムラがあるが、日増しに好転が期待できる。 釣れる時間帯は日中が良く、水温の低い早朝は不利。