月27日付 釣り情報

 今回の台風による影響も少なく、相変わらず各漁港内でサビキによるアジ釣りが楽しめる。 
サビキの仕掛けは擬餌付きでも良いが、コアミをエサにするトリック仕掛けが有利で、アジの大きさにより3〜6号を使い分ける。
アジの形は日中では小形が多く10cm程度だが、早朝と夕方は15〜20cmクラスが主で3時間程で1人20〜50尾の釣果。
また同じ漁港内でオキアミのエサをダンゴで包むダンゴ釣法ではクロダイの25〜30cmが1人で2〜3尾の釣果。
加茂から鼠ヶ関までの地磯や渡船による沖磯では、夕方から翌朝にかけて、クロダイの30〜50cmと、マダイの30〜60cmが一場所1〜2尾出ている。
ウキ釣法、庄内中通し釣法のいずれでも良く、エサとコマセはオキアミが主だが、エサ取り対策にイソメや赤エビもエサ持ちがよく有効。

一方、多少ムラはあるが、湯野浜、加茂、油戸、由良、堅苔沢等の漁港にある堤防や磯場などからの投釣りでキスが出る。
 仕掛けは50〜100m程沖目に投げ込み、少しずつリールを巻き込んで当たりを待つ釣りでもよいが、チョイ投げで、足下のポイントを移動して歩いても釣果がある。
 3本針の投釣仕掛けにイソメのエサで、1人2〜3時間で15〜20cmクラスが20〜30尾の釣果。

7月19日付 釣り情報

暑い日が続くが、加茂から鼠ヶ関までの各磯場では夕方から翌朝までの夜釣で、クロダイ、マダイ、メバルなどが釣れるので、仕掛けとハリスはやや太めの方が安心だ。
釣法は庄内中通し、浮き釣法のいずれでも良いが、足下の根回りで当たりが出やすいので、足下を丹念に探った釣法に分があるが、条件次第では沖目を狙っても釣れる。
餌はオキアミや冷凍の赤えび、それにイソメなどで良いが、エサ取りの多い時は小魚をエサにしても良い。
コマセは、オキアミと集魚剤を混ぜて使うが、最近は夜釣専用の集魚剤も発売されており実績も高い。クロダイ、マダイともに30〜50cmクラスが主となるが、マダイは70cm前後も期待できる。

一方、船による釣は、大瀬方面でのハナダイ、ウマヅラ、メバル、イナダなどが好調になってきている。早朝から昼過ぎまでの釣果平均は、魚種取り混ぜて一人30〜50尾で形は25〜30cm前後が多い。
仕掛けは胴付きの3〜4本針仕掛けが良く、糸絡みの少ないクロスビーズ仕掛けが無難で餌は冷凍の赤えびを用いる。

7月12日付 釣り情報

最近キスが好調になってきた。湯野浜、加茂、油戸、由良、堅苔沢等の漁港にある堤防や磯場などからの投釣りで数が出る。
キスの形は15cmクラスが主で、早朝か夕方に集中して釣れる。仕掛けを50〜100m程沖目に投げ込み、少しずつリールを巻き込んで当たりを待つ釣りでもよいが、チョイ投げで、近場のポイントを移動して歩いても釣果がでる。3本針の投釣仕掛けにイソメのエサで、1人2〜3時間で20尾程度の釣果。

船でのメバルとハナダイがやや好転し釣果が出始めた。今のところ大瀬方面が期待できる。
メバルは形が小さいので、サビキの10本針のハリス3号、針は主に10〜12号クラスが適す。また、待望のハナダイも始まったが、形はメバルと同じく25cmクラスが主に釣れる。仕掛けは市販のハナダイ仕掛けで良いが、仕掛けの絡みが少ないクロスビーズ仕掛けが良い。
エサはメバルの場合ホタルイカ、イカやサバの切り身、ドジョウ、白魚などが良く、ハナダイは冷凍の赤エビを用いる。メバルは1人で50尾、ハナダイは10〜20尾の釣果。
一方港内でのクロダイのダンゴ釣りが始まった。各漁港内で水深のあるポイントや、磯場では潮の動きの少ない釣り場を選び、オキアミをダンゴで包む釣法で25〜30cmクラスを主に一人で2〜5尾釣れる。

7月5日付 釣り情報

磯や堤防の夜釣りでクロダイとマダイの30〜60cmクラスが期待できる。
釣り場は加茂から鼠ヶ関までの各釣場となるが、夕方から翌朝までの時間帯が狙い目となる。釣り方は庄内釣法ウキ釣法のいずれでも良く、足下で釣れることが多いので、丹念にコマセをしながらじっくり根回りを狙うか、沖目を電気ウキで流したり、ブッコミ釣りでも釣れる。足下で釣る場合のエサとコマセはオキアミが無難だが、コマセには集魚剤を混ぜると効果が向上する。流し釣りやブッコミ釣りのエサはイソメの房掛けに実績がある。いずれの釣法でも一場所でクロダイとマダイ混じりで1〜3尾の釣果。

また、各磯場や砂浜などの波打際ではセイゴ釣りが楽しめる。ルアーでも釣れるが、ドジョウやイソメのエサを付けてのウキ釣りでも釣れており早朝か夕方からの2時間程度が狙い目で、50〜60cmクラスのセイゴが一場所で1〜3尾の釣果。
浜立ちや各堤防などからの投げによるキスは早朝か夕方の3時間で20尾前後の釣果だが形はやや小さく15cm程度。

一方、船の方は大形ハナダイのシーズンに入ったものの、群が小さいためかポイントの選定が困難であるため数は出ないが、ウマズラを含めて、早朝から昼頃までで20〜30cmが一人10〜20尾の釣果。エサは、アカエビの冷凍で良い。