回想 フレンド   Starling    



    この世界を冒険することで、たくさんの人と出会い、すれ違い別れてきました。

    その中から、私が出会ったフレンドの方を少し紹介してみましょう。







    先輩冒険者


    私が、この方にお会いしたのはタロンギ大峡谷で、1人でハチや兎を追いかけていたときでした。

    そう、まだソロでもなんとかやっていけていたレベルでした。

    1人で奮闘してハチや兎と戦って、いくらばかりかの経験値を得、そして、その場で長いヒーリング

    それを何度も何度もこなしていきます。

    そうした長い長い作業を繰り返している最中に、突然にテルが入ったのです。

    その頃は、テルなど貰ったこともなかったので、非常に慌てふためいていたと思います。

    マニュアルを見ながら、なんとか返信を打ち返しました。

    そのテルは、一緒にPTを組まないかという誘いでした。

    私はドキッとしましたが、誘われるがままにPTに入ったんです。

    その人はヒュム♂戦士

    PTは、彼と白魔道士の私、そして同じように誘われたヒュムの黒魔道士がいました。

    (フード帽子をかぶっていたので性別がわかりませんでした)

    PTは、その3人だけでした。

    一緒に狩りをしようと言い、良い狩場があるからついてきてと言われ、まだほとんど足を踏み入れた事のない大峡谷内部へと侵入したのです。

    狩るのはあれだよ、と言われ指差されたのが、巨大なダルメルでした。

    正直私は、見るのも初めてで強さも、ハチや兎とは比べ物にならないほどに強いパワーを感じるこの怪物に勝てる気がしませんでした。

    そして、待ってと制止するのも間に合わないままに、ダルメルの標的が私達のPTに向けられました。

    戦士の彼は、白魔道士、黒魔道士に的確な指示を与え、私達素人魔道士はただただ必死でした。

    自分のミスで自分が死んでしまうのはしょうがない、しかし自分のミスで他人が死んでしまうことがとても恐かったのです。

    これが、白魔道士として最初にPT戦で感じる責務のような心情です。

    そして、私達は勝利したのです。

    私達は、これまで得たこともないような膨大な経験値に驚きました。

    そうして、素人魔道士2人は、彼からいろんな冒険の知識を教えてもらいながら、狩りを続けました。

    あっという間に、私達はレベルアップを果たしていました。

    これが、PTプレイ・・・仲間と協力をすることによって標的を倒す・・・

    初めて私は、PT戦というものを体験し学びました。

    それから、私達は同じLV帯、狩場と言う事でちょくちょく会うことが多くなり、その後も一緒にPTを組みました。

    何も知らない私は、彼にたくさんの質問をして、彼はまるで学校の先生のように、一つ一つ丁寧にわかりやすく説明してくれます。

    冒険を楽しむには、良いLSに入ることだということを聞きました。

    それを選択する上で、その後の冒険が楽しくなるかそうでないかが決まるというのです。

    彼が、熱心にそのことを語っていたのが印象的でした。

    彼自身もLSを持ち、そのLSのサイトを持っているから、1度遊びにと教えられました。

    そのサイトの活動はとても生き生きしたもので、楽しそうでした。

    私は、実はその時に誘って欲しかったと思ってたんですよ。

    でも、言い出す勇気がありませんでした。

    そうして、数日後私はあるパールを得ました。

    これが、現在も存続しているLSです。

    彼も、本当は私にLSに入って欲しかったと思っていたのを知ったのは、ずっと先のことです。


    そして、私は彼の助けを借り、激動のサポートジョブ取得、ボギー討伐を乗り切ったのです。

    彼が何故、これほどまでに博識だったかというと、このサービスが一般に開始する以前、つまりβ版からの先駆者だったからです。


    サポートジョブを取得後、拠点をジュノへと移したあとは、御互いそれぞれの活動に励んでいきました。

    しかし、ジュノで顔を合わせる度に、挨拶をし、いろいろと話をしました。

    私にとっては、彼が一番の冒険の相談者であり理解者でした。

    ただ面白いことに、御互いがフレンドの登録を交わしたのは、それから、ずっとずっと先のこと・・・

    私も一応の冒険者として胸をはれるくらいのLVに到達した頃になってからのことでした。

    そう、私はまだ言い出せなかったのですね。

    このサイトを立ち上げたときにも、彼には御世話になりました。

    この「Starlight Links」のロゴマークを作成してくれたのも彼なのですからね。

    そのマークは、誇らしげに今も輝いております。