修理・改造なども受けていた時期もありました。場合によっては製作するより難しい場合があり
経験を多く学ぶ必要があり受けてた期間は少しですが写真等残っている例を紹介いたします。
だいぶ昔の事なので依頼者の要求は全く覚えていませんが トップの交換した例です。
依頼ギターはヤマハのL-10Sです。
トップを剥がす為には まず指板を剥がさなけれは゛出来ません。接着しているのをアイロンの熱で
溶かしながら少しづつ剥がしますが熱が強すぎとバイデングが溶けるので兼ね合いが難しいです。
トップ材は使用しないのでトリマーである程度剥がすには簡単です。
施工前と後の姿です アバロン貝の縁取りを加えてワンランク上のギターになったようです。
次はヤマハのLAタイプネックヘッドの変更した例です。
見た目は簡単な作業に見えますが まずヤマハの文字や糸巻間のインレイは埋め込んであるので
ヘッドプレートとバイデングを剥がして新たなヘッドプレートに交換します。トーチインレイの入る溝を
掘って埋め込み バイデングの加工をして最後に塗装します。
あまり残っていない写真からでデジカメではなくフィルムの時代でしたのであまりないのです。
今考えると手間のかかるのをやっていたようです。