今は楽器製作には縁のない人になりましたが 製作していた時の事を思い出して見ました。
メーカーや楽器製作学校や工房に修業したわけではない私がギター好きがなるまでには始めは非常に苦労しました。
まず製作は国内の出版本はほとんどなく英文の輸入本やビデオからでした。英文は読めないので写真等を見ての方法
でした。製作材やパーツの国内での購入先はまるっきり知りませんでした。
今ではインターネットで検索すればほしい物が見つかりますが 当時はFAXの全盛時代で 超簡単FAXで個人輸入のが
流行していました。
ある人からStewart-MacDonald というカタログをいただきそれから だいぶこれらの制作に当たりの悩みはなくなりました。
でも全部そろえるには多くの金額がかかるので少しづつ買っていきました。買った制作本の巻末にはその他のメーカーが
載っており手紙をだしてカタログ請求しました。(英語はできないので単語を並べたような文章だった気がします。)
Stewart-MacDonald のカタログの例です。当時は1ドルが90円切った時代もありました。このメーカーは決して安いわけ
ではありませんが 製作材・工具・パーツ・本・図面・ビデオなど楽器製作な必要な物がそろっている点です。送ってくる
のも早くて時には金曜日にFAXすると火曜日に通関を通り宅配便で届く事もありました。けどもある程度に注文品が多く
なければ送料はバカになりません。このメーカーには本当にお世話になりました。
個人輸入した制作本の一部です。英文なので内容は全くわからないのですが写真等で判断してました。
その後 楽器木材専門店やパーツ店など多くの事がわかるようになり いろいろなメーカーから買うようになりました。
しかし 米国内のみ送れないメーカーもあったのでシアトルに転送サービスしてくれる会社(日本人)があり郵便私書箱
を設けました。一回しか使用しませんでしたが懐かしい思い出です。
ギター雑話