アフリカ・ケニヤの旅
アニマル編21


ナイルワニ
ナイルワニ 爬虫綱ワニ目クロコダイル科

東アフリカ各地の湖沼、河川に広く分布し、水辺や河原で日光浴している姿はよく見られる。全長は380cm〜500cm、体重は220kgが平均で、それ以上は例外的。皮膚がとても厚く、口吻は長く基部横幅の1.5〜2倍で、瘤や隆起はない。頭部には四角形の鱗が並び、背面には鱗が規則的に並ぶ。若い個体はわき腹と尾に斑紋があるが、成長するにつれて目立たなくなる。食性は動物食で、水中の魚のほか、水辺に近づく哺乳類、鳥類には飛び上がって咬みつき、水の中に引きずり込む。ナイルワニは凶暴な人食いワニとして知られている。無差別に何でも食べる習性があるので、川岸で洗濯をしている人はナイルワニにとっては野生の動物と同じで襲う。ナイルワニの生息地では未だ人畜の被害が大きい。一方、開発による生息地の破壊や皮革用の乱獲などにより絶滅危惧種になっている。川沿いの餌付けをしているロッジではたいてい夜には出てくる。夜は陸上で行動することもあり、走れば早く時速30kmを出すこともある。繁殖は卵生で、雨季に水辺に穴を掘り10〜20個の卵を産む。卵は84日〜90日で孵化する。

ナイルワニ2







幼獣

ナイルワニ

川や湖の水辺で日光浴をしている姿がよく見られる。
無差別に何でも食べるので人喰ワニと恐れられている。
その反面、ワニ皮の皮革用に乱獲などにより絶滅が危惧されている。
川沿いのロッジでは餌付けをしているので、よく見られる。
アフリカ・ケニヤの旅アニマル編
1.ライオン  2.ヒョウ  3.チーター  4.プチハイエナ  5.セグロジャッカル  6.ゾウ  7.シロサイ 8.クロサイ  9.カバ 10.スイギュウ 11.グランドシマウマ 12.マサイキリン
13.ロスチャイルドキリン 14.イボイノシシ 15.サバンナヒヒ 16.サバンナモンキー  
17.シママングース 18.イワハイラックス  19.アラゲジリス  20.リカオン 
21.ナイルワニ

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