アフリカ・ケニヤの旅
アニマル編24


トムソンガゼル
トムソンガゼル 偶蹄目ウシ科アンテロープ亜科ガゼル属

ケニア南部からタンザニア北部にかけて数多く生息する。サバンナに群れをつくって暮らす中型のレイヨウで、オスの角は立派で40cmに達することもある。メスの角は細く小さく目立たない。
立派なオスの角、つぶらな大きな瞳、よく動く黒い尾などで、サバンナではよく目立ち人気者である。
グランドガゼルより小さく、体色は茶色で濃い。目の下から口にかけて黒い筋があり、腹には太くて黒い横帯がある。
十数頭から数百頭にもなる群れをつくり、草を食べて生活している。雨季には何千頭という大集団を見ることができる。
草や木の葉を食べることができる広大な土地や草原を好み、乾季には水を求めて森林地帯まで移動をする。草原ではしばしばグランドガゼルと入交っている。
群れはインパラと同様、単雄群で一頭のオスが20頭ほどのメスを囲い込むハレム型である。
ガゼルの語源はノヤギを意味するアラビア語で、種名のトムソンは1883〜4年に外来者として初めてモンバサからマサイランドを経由してビクトリア湖に達した探検家・ジョセフ・トムソンにちなむ
トムソンガゼル2







トムソンガゼル2

サバンナの草原やその近くの林縁に群れでいる。
インパラなどと同じようにハレムをつくる。
その近くにはオスだけの集団もいる。
オスの角は大きく立派で、メスの角は小さい。
トムソンガゼル






トムソンガゼル3

ハレムの中には数頭のメスを囲い込み、子供もその中にいる。
そのハレムを遠巻きにオスの群れがいる。
ハレムの王に取って代わろうと虎視眈々と狙っている。
またその中には若いオスもいる。年老いたオスは単独で行動している。
アフリカの旅2(ジンバブエ、ボツワナキャンピング)
1.チピス 2.マトポス 3.ワンゲ1 
 4.ワンゲ2 5.チョベ1 6.チョベ2 7.チョベ3 
8.ビクトリアフォルーズ1 9.ビクトリアフォルーズ
アフリカ・ケニヤの旅総集編
1.ナイバシャ湖 2.ナイバシャ湖・ナクル湖 3.マサイ・マラ1 4.マサイ・マラ2 
アフリカ・ケニヤの旅アニマル編
11.グランドシマウマ 12.マサイキリン 13.ロスチャイルドキリン 14.イボイノシシ 
15.サバンナヒヒ 16.サバンナモンキー  17.シママングース 18.イワハイラックス  
19.アラゲジリス  20.リカオン 21.ナイルワニ 22.ナイルオオトカゲ 23.ディクディク 
24.トムソンガゼル 25.グランドガゼル 

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