新編こどもとり図鑑
ゴイサギ
雌雄(しゆう)同色で、普通は首を縮め、背を丸めて、ずんぐりした体形をしている。頭上から背にかけて黒く、繁殖期には後頭から白くて細長い冠羽がのびる。翼と尾は灰色で下面は白い。クチバシは黒くてがっしりしている。足は黄色(時期によっては赤いものがいる)で目は赤い。
幼鳥は全体が黒褐色で黄白色の斑点があり、星ゴイとも呼ばれている。幼鳥の目は黄色い。若鳥は幼鳥に似るが、背の灰色味が強く、目は赤い。
飛ぶときは首を縮め、足は尾から少し出ている。
夜間に飛びながらクワッと一声ずつ区切って鳴く。
夏の繁殖期(はんしょくき)などにはヒナにえさを与えるため、昼でも飛び回っている。
世界各地に分布しているが、日本では本州から九州で繁殖し、漂(ひょう)鳥(ちょう)または留鳥。本州北部のものは冬には南に移動する。
夜行性で、日中は松林や杉林などで、ほかのサギ類とともにいて、夕方から夜間にかけて川や池などで魚やザリガニ、カエルなど小動物を捕えて食べる。
ゴイサギは漢字では「五位(ごい)鷺(さぎ)」と書き、昔、醍醐(だいご)天皇から五位の位を授けられたといわれている。また、夜、カラスのような声で鳴くことから「夜ガラス」ともいわれている。
ゴイサギ1

ゴイサギ成鳥






ゴイサギ若鳥

ゴイサギ1

普通は首をちぢめ、背を丸めたずんぐりした形をしている。
成鳥は頭と背が黒く、後頭から長くて白い冠羽が出ている。
翼と尾は灰色で、下面が白く、クチバシは黒い。
足は黄色で、目が赤い。
ゴイサギ2

幼鳥群れ

ゴイサギ幼鳥

ホシゴイ(ゴイサギ幼鳥)
ゴイサギ2

幼鳥に体は黒褐色で、黄白色の斑点があり目は黄色い。
若鳥は幼鳥に似ているが、背は灰色実が強く目は赤い。
本州から九州で繁殖し、日中は杉林などで休む。
主に夜行性で、夕方から川や池で魚などを獲る。
新編こどもとり図鑑
30.ウミアイサ 31.カワアイサ 32.ミコアイサ  33. セグロカモメ 34.ウミネコ 35.オオセグロカモメ 
36.シロカモメ. 37.ユリカモメ 38.ミツユビカモメ 39.コアジサシ  . 40.コサギ    41.チュウサギ 
42..アマサギ  43.ダイサギ 44.クロサギ 45.アオサギ 46.ゴイサギ




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