サギ類の中で最も小さい。 オスの体は黄褐色で、頭上は黒い。メスの頭上は赤褐色。 下面に不明瞭(ふめいりょう)な褐色の縦斑がある。 クチバシは黄褐色で上クチバシは黒味がかる。 足は黄色い。飛ぶと風(かぜ)切(きり)が黒く、斑がある。 幼鳥は下面が白く、黒褐色の縦斑がある。 シベリア南東部からニューギニアなどで繁殖し、日本では夏鳥として渡来し、九州以北では繁殖する。 冬には西南日本で越冬するものもいる。 水田、湿地、葦原などの茂みにすみ、見つけにくく、その暮らしぶりは忍者のようです。背の高い草を伝い歩きし、茂みに潜み、草の上を低くすれすれに飛行して移動する。 アシなど生えたままの草や茎を束ねて葦の茎の間に皿状の巣を作り、卵を産む。雌雄交代で抱卵(ほうらん)する。 魚やカエルなどを食べ、狩りの腕前も良い。 ヨシなどの茎にじっと身じろぎもせず、獲物(えもの)を待ち、一瞬で捕えます。狩りの成功率は90%ほどで鳥の仲間でもトップクラスです。 ヨシゴイは首を上に伸ばし、動きを止めて、葦の茎と一体となる「葉隠れの術」の擬態行動が見られる。このようにヨシゴイは暮らしのすべてをヨシに頼り、生き抜いている。 |
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ヨシゴイ | |||||||||
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ヨシゴイ さぎちゅうで最も小さい。 オスは頭上がは黒く、メスは赤褐色。 日本には夏鳥として渡来し、九州以北で繁殖する。 湿地,アシ原などにすみ、草の上をすれすれに飛ぶ。 |
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