ナベズルより小さく、体は灰色で褐色の羽が混じる。 頬が白く、長く尖った(とがった)クチバシを持っている。 頭部から首は青灰色。頭頂には裸出したハート形の赤色斑がある。雨覆は灰色で、風切は黒褐色。 クチバシと足はともに黒い。 飛翔時には後ろに長く延びた足と真っ直ぐに保った長い頸が特徴。 若鳥は頭頂の赤色がなく、体色は褐色味を帯びる。 シベリア北東部から北アメリカ北部で繁殖し、冬は南に渡り越冬する。日本ではまれな冬鳥として渡来する。 鹿児島県出水市の平野には毎年数羽飛来している。最近ではその他の地域にも一、二羽飛来している。 関東地方でも毎年飛来例が見られ、茨城県では2012年に飛来している。その時はそのカナダズルを探すよりはそのツルを一目見ようとやってきたバーダーを探す方が早かったという話が残っている。 通常番(つがい)で生活をしていて、越冬地では群れで生活する。水田や畑、湿地で植物の種や実、昆虫類や水辺の小動物を捕って食べている。 |
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カナダズル1 | |||||||
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カナダズル1 ナベズルより小さく、体は灰色で頭部から首にかけて青灰色。 頭頂にはハート形の赤い斑がある。 雨覆は灰色で風切は黒褐色、クチバシも足も黒い。 若鳥は頭頂の赤色がなく、体色は褐色味を帯びる。 |
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新編こどもとり図鑑 | |||||||
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