クマのコック、かわいらしい女の子に出会う。 クマのコック(サマラ)「ドキドキ」 女の子「うわ、なんか変なの来た・・・。」 |
不思議そうな顔をしていたので、かぶり物を脱いでみた。 女の子「え!女の子!?」 サマラ「うん。ブライスの女の子。あのね、うちでバイトしない?」 女の子「・・・え?うちって、動物園かなんか?」 サマラ「いやいや。ケーキ屋さんとカフェはじめるの。」 女の子「その格好で?」 サマラ「うん。時々だけどね。動きにくいし、汚れるから。」 女の子「変わってるのね。」 サマラ「そうでもないよ。うち、山の中だし」 女の子「山の中って・・・。そんなの理由にならない・・・。」 サマラ「着替えてくるから、ちょっと待っててくれる?」 女の子「え、あ、ちょっと!」 |
サマラ「お待たせー!」 女の子「いや、別にあんたの事待ってたわけでもないんだけど。」 サマラ「あたし、サマラ。よろしくね。あなた名前は?」 女の子「え、えっと、わたしは、ステラ。」 サマラ「ステラちゃん。いい名前ね。」 ステラ「あ、ありがとう。」 |
サマラ「で、バイトの話なんだけど、どう?」 ステラ「さっき、お店は山の中って言ってたけど、場所は何処なの?」 サマラ「あっちの山のてっぺんよ。」 ステラ「ふーん。じゃあ、無理。わたし、向こうの大きな街に住んでるんだもの。 今日は、お姉ちゃんと待ち合わせしてるの。」 サマラ「何だ、残念。ステラちゃん、可愛いし、ウエイトレスにぴったりだと 思ったのに・・・。」 ステラ「え?わたし、可愛い?ほんとに?可愛い?」 サマラ「うん。かわいいよ。」 ステラ「あなた、変な人だと思ってたけど、いい人ね!あ、お姉ちゃん!」 お姉ちゃーん!と手を振りながら、女の子は行ってしまいました。 ウエイトレス探しは、難しい!? |
うっかり妙な話に仕上がった。クマ、ナンパに失敗する。 ちょうど、「私のケーキ屋さん」(食玩)をアホほど買ったので サマラにはケーキ屋さんをやってもらおうと思います。 クマのコック、サマラは、うちの新入り。 ふわふわの髪のステラちゃんは友人宅の2人目。 かーわいかったなー。シルバースノー。 |