KinKi Kids 2001 Film Summer Concert
2001.08.30 横浜アリーナ
プロローグ(本編だけ読みたい方はとばしてください…)
■■ 17:30
......今日の研修終了の時間だ。がしかし、受講者の発表がなかなか終わらない。1人あたり1分30秒って言ったじゃんよ(T_T)。オレは守ったのに〜。ほとんどの受講者が時間オーバー、ただでさえ終了時間をどんどん遅らせているというのに、おもむろに研修部長がご挨拶を始めやがった。お願いだ、明日にしてくれ(T_T)。この時点でオレ、泣きそうになる。せめて17:43の電車に乗れれば、18:46には新横浜に着けたものを。最後にダメ押しの事務連絡まで入って、解散。
■■ 17:55
某三鷹市(言ってるよ)にある会社の研修所を、文字通り飛び出す。オレは泣いても決して諦めない(笑)。飛び出す余りに転ぶ。ストッキング伝染。しかしそんなことは無視。駅まではタクシーしかない。反対車線のタクシーを無理矢理止めて転回させる。しかし桂小枝風な喋りの運転手は、「えぇ〜、反対まわりはとくいですよぉ〜、はい〜」ととても快く応じてくれた。駅に着くと、異常に急いでいたオレは、「釣りは要りません」とまるで藤井フミヤのようなスカしたことを言いながら降車しようとしたものの、「えぇ〜、だめですよぉ〜、これから電車賃が〜、要りますからねぇ〜」とまたしても小枝風にたしなめられ、微々たる釣りを受け取る。
■■ 18:05
ここからは「駅すぱあと」の通りに新横浜まで3回乗り継ぐ。アレの通りに動くやつなんているんかい!と思ってたけど、オレだった。テヘ。■■ 19:15
しかしながら、その全く無駄のない乗り継ぎでも、新横浜着はこの時間である。東京駅から新幹線使っても同時間だったから、これで最大限の努力だ。あとは横アリまでひたすら走る。思えば横アリって98年の春コン以来だ。道わかるかな…なんて心配するより先に足が動く。ああこの道だ。つーか見えるじゃん。走る。先行して走る人がいる。同類だ。嬉しくなってちょっと歩く。■■ 19:25
会場着。チケット引換所はもう撤収状態で、係員は2人ぐらいしかいない。向こうも戸惑っていたようだが、先行して走ってた同類さんと一緒に案内される。ロビーには剛の声だけが聞こえてくる。なんだもう、MC始まってんのか?■■ 19:30
案内されて中に入ると、戸口付近に沢山の立ち見客が。しかし指定された席はアリーナのど真ん中であった。PA卓の真後ろだからよく見えないんだけど、でもやっぱりいい席には違いない。「後から来たのに前のほうに…?」と立ち見客の囁く声が聞こえる。オレのせいじゃねー、と思いつつ着席。
film:01 「LOVE SICK」
■■未見。
film:02 「奈良・ひとりぶらり旅」
■■上映中のフィルムは剛の「奈良・ぶらり旅」。着いたばかりであまり落ち着いて見れない。鹿に追われる剛、師匠(大仏さん)にあいまみえる剛。…かわいいということだけはわかるんだが。つい先程まで全力疾走してきた疲労感から何も入ってこない。悔しい。オレに時間をくれ。
■■しかし、東大寺でちょっと引いた画のカットがあって、剛が観光客に紛れてどこにいるか一瞬見失ったとこがあったんですけど、次の瞬間「あ、あの真ん中らへんにいるオンナノコみたいなのが剛か」ってわかった時にちょっと衝撃を受けました。それがファースト・インパクト(笑)。白のタンクトップにラコステの紺のボーシ…一般人に紛れるとやっぱりシルエットが華奢なんですね。再認識。
■■今回のフィルムはカメラが異様に剛に寄ってて、毛穴が見えるほどに(見えないけど)アップ三昧だったんですが、近くで見るとまたヨイですね。今の剛は超アップか超引きがイイかも!←微妙。さらに実家付近にまで旅を進めると、剛さん、旧友と再会。しかし澱んだ目を持つ(バーイ、ツヨシドウモト)ワタシは、その友情よりも、剛の着替えた緑のタオル地のノースリーブ姿にクギ付けでありました。キュ、キュート!絶対レディースものだよ〜。似合ってる〜。
talk&live:01 堂本剛(+今井翼)
■■スクリーンが突然上がり始めて、ギター片手にが剛さん登場。茶系のハンチングに黒のラフなジャケット…イタリア映画の子役みたいだ〜。
■■ノスタルジックなセピアの映像をバックに歌う曲は…
♪ボインやで〜 また可朝かよ!(三村風)
♪光一の嫁さんはボインやで〜 でも光一さんって微乳派だったような(なんてマニアな…)。
♪光一の息子さんの嫁さんもボインやで〜 光一さんは呼び捨てなのに息子は「さん」付けか(笑)。この距離感。実際光一さんに息子ができてもこういう距離感なんじゃないかと思いますね。光一・息子と剛、すごいツボだわ〜(笑)。■■そして歌は更に佳境に。♪ハゲやで〜、と光一さんをストレートにハゲ呼ばわりです。実はオレ、ちょっとドキドキしました。光一さんオンリーファンにしたら「なんですと!」と激昂するカモ、なんて思いましてね。でも、これだけはわかって欲しい。「ハゲ」なんてことを自ら言い出したのは光一さん自身だ。しかも誰もそんなこと言ってねえのに。事あるごとにそう言っては自爆していたのは彼のほうだ。剛が相方のハゲ(だからハゲじゃないんだけどさ…)をネタにするようになったのは、結構最近だと思うんですよね。それまでは、剛的にはそれをネタにすることにオッケーを出していなかった。慎重に、長い時間をもってしたんです。この気遣い。それだけは留意して欲しいなあと。…何をネタ一つでオレも真剣になってんのかって感じですけどね(^_^;)。
■■ワタシは剛さんファンのはずなんですけど、剛が出てきたとき、「あー、今日は光一さんじゃないんだ…」なんてスゴク残念な自分がいたんですよね。光一さんの方が良かったなあ、とすら思ったという(後に光一さんも出てくることになるんですが、なんの予備知識もなかったものですから…)。オレはどっちのファンなんだろう。こうもりみたいでヤだな。
■■ここで剛がどんなトークをしたか…あまり覚えてないんですけど、ぼつぼつツボを。「剛こっち見てー!」という声援に対し、おもむろに振り向きざまにカーッと視線を送る剛。目、見開いてます。これはアレだ、今年のカレンダーのニセ光一さんの視線だ(笑)。
■■「どーゆうテンションで行ったらええかわからん」としきりにボヤく剛。地方ではちゃぶ台にノーメークで出てったもんで、お客さんもどうゆうテンションで見たらいいか戸惑っていたとのことですネ。
■■翼が登場。しかし翼はトークでは戦力になりません。←いや、ジャニーズだからトークの戦力にならなくても一向に構わねえ。このまま純粋培養で生きて欲しい…ツバサ。光一さんの等身大パネルも登場し、2人+1パネルで、「相方は今42.195キロの道のりを、走ってこちらに向かっています」とかなんとか、ボケ倒しです。
■■さらに「相方はこのパネルの中に封印されています!みんなの力で封印を解いて下さい!」なんて言っちゃったもんだから、会場は「光ちゃん!」コールに包まれます。…なんかすごく小さい頃見たウルトラマンショーを思い出したよ。「皆でウルトラマンを呼ぼう!皆の力で!」とかいう司会の呼びかけに必死になって声を張り上げる子供たち…みんな邪気ねえなあ(T_T)。すかさず剛は「ゴメン。重大なウソをつきました。呼んでも出てきません(苦笑)」と即フォローしてました。
■■このようにダラダラ続くトーク。剛も自覚しているようで、「こんな話ばっかりしていると、またジャニーに怒られる。会場借りてる時間とかもあるわけですからね。ボクがこーしてダラダラトークすればすれほど、ジャニーのボルテージはどんどん上がっていくわけです。ボクはいつもそのギリギリのところでやってるわけなんですけれども…」とか言ってて笑いました。ああ、ジャニーを手玉にとりまくり!ある意味最強、堂本剛(笑)。…しかしほんとに内輪話ですねえ(^_^;)。
film:03 Koichi Dohmoto History
■■ここで2人+1パネル引っ込み、「堂本光一ヒストリー」の上映となります。幼少期の誘拐されそうなほどカワユイお写真から、ファースト写真集「Get the KinKi!」のビキニ水着写真(は、はなぢが…)、コンサ映像やドラマ映像を折り込みつつ、光一さんの足跡を映し出します。
■■このビデオ、なんか…すごくいいです。泣けます。ただ写真とか映像が年を追ってダイジェストで流れるだけなんですが、やっぱオレは97年ごろでかなりウルっときました。あんまり男前で。あんまり前の年と違う顔してて。そんなふうに光一さんが変わった背景とか、いろんなことを想像しちゃって、妙に感動しました。あの雨の横スタもあったね…。でもドラマ映像は、「家なき子2」「銀狼」「未満都市」とか日テレ系がなかったな。どれも光一さんのターニングポイントだと思うんだけど…。「ハルモニア」はありましたけどネ。
■■実はプログラムの最後に、キンキのヒストリーフィルムというのもありまして、ほとんど光一さんのヒストリーに剛の分を差し込んだような作りになっておったんですが…光一さんのみバージョンの方が完成度高かったカモ。二番煎じだから感動が薄かったのかもしれませんが。でも、そのなかでも昨年のアジアコンの映像は堪能しました。なんかすごい見がいあったなあ。今年のよりこっちのビデオ出して欲しかったかも…。
talk:02 堂本光一
■■今年のアジアコンの映像でヒストリービデオが締めくくられると、光一さんがご本人が登場します。剛とほぼ同色、黒のジャケットに、インナーはピンク系の蛇柄のノースリーブ(多分)。ステージから降りて客席直前を走り回り、王子ご乱心!って感じであります。ステージに戻ってからは、「私が、王子です」「私が、白馬の王子です」と三方に向かって自己紹介。丁寧だ(笑)。
■■「いやー、42.195キロ走ってきたから疲れた」などと、剛のトークはバッチリ聞いていた様子。「ハゲだなんて失礼な!」と例の可朝節にも怒り心頭のご様子です。「ボクはハゲじゃありません!うすらハゲです!」とまたしても自爆しております。うすらハゲってハゲよりタチ悪いじゃんかよ。…こういうの目の当たりにすると、光一さんってやっぱM?とか思ったりもする(笑)。
■■何をしたかったのか、自分の等身大パネルを引っ張り出してきたのはよろしいが、扱いがいかんせん粗雑なため、パネルが破損。光一さん逆ギレしてパネルを放り投げます。…一体何がしたかったんだろう。
■■ヒストリービデオ中の水着ショットは、光一さん的にもかなり恥ずかしいようで(オレだって恥ずかしいさ!)、「あの写真集持ってる人は捨ててください」とか言ってましたね。「ブーメラン(パンツ)はもうはけない」ともコメントしておりました。…どうかヤメといて下さい(^_^;)。
■■「”そーやん”のビデオを見ましょう」ってことで、光一さんもステージに残って一緒に見ることに。「小さいお子さんには見せないように目を隠して上げてください」という光一さんからの注意も入ります(笑)。←でも小さいお子さん見ても別に大丈夫だったような気もする…。意味わかんないだろうからネ!
film:04 「- so young blues -」
■■噂には聞いておりましたが、ここまですごいとは!とにかくオープニングからカッチョいいッス。スローモーションで光一さんが歩いてるだけなんですが、フィルムの質感がウツクシイったらありゃしねえ。まるで高級車のCMのよう。洋酒…とかタバコ…でもいい(笑)。つーかどっかのCMでコレ使ってよもう!
■■振り返ると、そこは見たこともない館の内部、って感じの展開だったと思うんですが(うろ覚え)、そこで振り向きざまの光一さんの表情がすっごい印象的で痺れました。なんだろうなあ、こういう作りのビデオって、普通あんまり芝居しないでしょ。だいたい無表情なのが多いと思うんですけど、光一さんてばちゃんと芝居してるんですね(この冒頭のシーンだけね)。あのフィルムの質感で芝居されるとすごい相乗効果です。インパクトありすぎ。
■■迷い込んだ館はどうやら娼館…少なくともワタシにはそう見えました。エキゾチックで…「上海異人娼館」って感じでしょうか?←すいません、見たことないで言ってますが(^_^;)。でも迷いこんだ割には女性ダンサーの先頭に立って踊りまくり、支配しまくり。うーん、どう見ても悪キャラだ(笑)。
■■最初着てた光一さんの衣装は黒のスーツなんですが、エリがちょっと立ってるせいか、すっごいガタイよく見えました。もうSFX並に(笑)。すんげえカッコイイ。このジャケット着たまま踊ってるところが一番好きだったなあ。曲の進行につれてだんだん薄着になって行くんですけどね。このビデオに関しては言葉で内容を説明するのが虚しいくらい、ほんと見ていただければ何も言うことはないものでした。
talk:03 堂本光一
■■「ボクに求められているものは何かと考えたら、やっぱ踊ることだろうと」思って「so young…」のビデオを作ったそうです。確かに見事な踊りっぷり。そしてその的確な使命感に会場からは拍手が起こります。
■■「あまりこういうのを目にする機会も少ないかと思いますので…」ということで、「so young…」のメイキングビデオを流すことに。
film:05 「- so young blues -」メイキング
■■光一さんが「100回以上踊った」とゆーてましたが、撮影は早朝にまで及んだそうで、踊ってはチェック、踊ってはチェックの繰り返し。合間にビリヤ−ドなどに興じる光一さんの姿が写し出されます。
■■それでもまた時間が余ったそうで、最後のほうにはお絵描きをして遊んでいたとか。お絵描きというか、記憶スケッチアカデミ−みたいなことですね(笑)。ビデオのなかでは光一さんの描いたキティちゃんだけ写されてました。他にもミッキ−とかスヌ−ピ−も描いたそうで。
talk:04 KinKi Kids
■■光一「今回は地方を1人で回ったんですが、思いました。やっぱり僕らは2人のほうがいい!」…1人ト−クの難しさを実感したのか、それとも単に寂しかっただけなのか(笑)。いずれにせよ嬉しい言葉ですね。すると、どこからか「そうやで」「今頃気づくなんて遅いで」と天の声が聞こえます。「ええから出ておいで」と光一さんが呼んで、ステージ裏から剛が登場。キンキさんのツ−ショットが実現します。見れないと思いこんでたので、感激もひとしお。
■■光一さんが「えー、僕ら2人でこういうステ−ジに立つのは、アジアツアー以来、ひさ…びさなんですけど」というご挨拶に、剛は「今、『久しぶり』って言おうとしたのを、途中で『久々』に変えたやろ?」とミクロな即ツッコミを入れます。そもそも光一さんがそこカンだのも、皆よく聞こえていなかったと思うんですけど(笑)。細かいなあ。「こんなとこツッコんでくれんの、オレぐらいやで」と何か得意気な剛。でも光一さんは、「君か、エネルギーの森君かってところやね」と切り替えします。光エネルギーのコンビネ−ションってそんなに良かったっけ?
■■喋ってると、出し抜けに光一さんが剛のハンチングのつばを持って、ぐーっと上げます。「何をしたいねん!」という剛に対し、光一さんは、「いや…触りたい。触れたい(笑)」とわけのわからんことを申しております。触りたいからって触ることができるアンタ、羨ましいぜ!
film:06 「E album」TVCM全4パターン+未公開パターン
■■オレ、全部初めて見た…だってこちらでは、TBSの「CDTV」の時にしか流れないんですもん。寝てるよ。剛さんの七三カワイイっすね!コウイッチェ選手はつけっ鼻いらねーんじゃねえのかなあ(爆)。それにしても、選手役の黒人さんは緊張していただけあって、全然喋れてなかったですね(笑)。
■■「かっこつけてCM撮ったところで、最後に入るのが『ジャニ−ズエンタテイメント!』なんだから、こういうのもいいかと思って」というようなことを剛さんが後でゆうておりましたが、確かに最後の「ジャニ−ズエンタテイメント!」が効いてて、かなり演出に寄与してました(笑)。
talk:05 KinKi Kids(+今井翼)
■■ここでお客さんをステ−ジに上げます。光一さんと剛、それぞれ1 人づつ客席からチョイス。剛は早々とお子こちゃま(やっぱり…)を選んでしまいましたが、光一さんはなかなか決まらず、アリ−ナの通路をウロウロ。すごい近くまで来たよー。結局選んだのはおばあさま。やっぱり2代目毒蝮だけあってお年寄り好きッスね(笑)。2人とも付添いで来てて、本人はキンキファンではない、というのがかえってイタくなくてよかった(^_^;)。
■■もう剛さんはず−っとお子ちゃま(男の子)に夢中。光一さんも「夢中やなあ」とちょっとジェラシ−のご様子です。男の子の髪の毛を触って、「うん、君は禿げないね」とかなんとか。光一さんに「なにしとんねん」とツッコまれ、「ヘアチェックやがな」とさらに本格的なヘアチェッカーと化します。いいなあ〜。ヘアチェックといえば癒し系の代名詞じゃないですか(爆)。かとうれいこ然り、酒井若菜然り、井川遥然り…みんなおっぱい業。剛にぴったりだな〜、なんて思ってちょっとニヤニヤしてしまったオレ。
■■お客さんには「E album」の販促グッズ(ヘッドフォン)をプレゼントして席に返します。「これはね、売ってないし、売らない!」とか光一さん言ってましたが、各雑誌で大量に読者プレゼントとして放出されてましたよアレ…。貴重には変わりないけどさ。
■■こっから断続的に客席から手拍子が起こります。しかし意図が掴めません。キンキさんも困惑顔。で、ここでワタシ、「剛ずるいな〜」と思ったんですけど、剛さんすかさず、「光ちゃん、光ちゃん」と手拍子に合わせて言い出すんですよね。これすっごいズルイ!うまいこと逃げたなー、と思いましてね(笑)。実はこの後も数回光一さんにふってました。もう、こんな時ばっかり「光ちゃん」呼ばわりだし!あはは。
■■そんな剛を光一さんも「ズルイな…」と思ったか思わないかはわかりませんが、「何をしてくれってことなのかな〜」なんて光一さんはステ−ジ上をウロウロ。がっ、意を決してマイクを置くや、剛に向かってダッシュ。ぎゅっと抱き締めます(なんじゃそりゃ…)。剛は「抱き締めてくれんのはええねんけど、ボクのマイクがどこにあるかはわかってやってください」と努めて冷静に言います。腕も一緒に抱いたから、手に持ってたマイクが剛の顔にめりこんでたのね(^_^;)。光一さんは「ごめんごめん、じゃ、巻き戻すわ」とゆって再度抱き締めてました。そして再度マイクもめりこんでました(笑)。そのまま後ろ歩きで元の位置まで巻戻る光一さん。
■■光一さんにふってばかりもいられません。遂に「剛、剛」と剛コ−ルも起きます。しかし、一体何の手拍子なんだろほんと…。すると剛はショ−トコントに突入。光一さんに「アレ…みっちゃんだよネ?10年ぶりだね」と話しかけます。なんかダ−スの新CMみたいですな。「えー、どうしたらええかわかれへん」とホゲホゲな光一さん。剛になおも「みっちゃんだよね?」と聞かれ、「違います」などと弱々しく否定していたものの、剛に「だよね!」と強く念を押され、しぶしぶショ−トコントに参加する羽目に(気の毒)。「今更こんなこと言うのもアレだけど…オレ、ずっとみっちゃんのことが好きだった」なんて告白されてます。もうこのへんの前後から光一さんは難しい顔になっちゃってますね。「どうしよう…」って感じの。こういう顔はたまに見かけます。コンで剛が「これからも2人ずっと仲良くやってこうや〜」とか言われてた時も変な顔してた。なんかこういう光一さんの表情の不器用さがとっても好きだったりするんですけど。で、剛は「みっちゃん!」と光一さんに抱きつき、さらに押し倒します。馬乗りになって光一さんに先端恐怖症を無理矢理体験させます(笑)。…つってもよくわかんないですよね。これ、あまりにバカバカしくて(いい意味でね)説明する気もないッス(^_^;)。「なんで先端恐怖症にさせんねん!」と光一さんもよくわかんないことで剛に抗議してました。
■■まーだ手拍子はやみません。遂には翼にまで被害が及びます。でも「翼、翼」ってふったのはキンキさんで、先輩らしいイジワルだなあと思いました。翼は先ほどの登場時にみせた剛ばりに見栄を切ってみせたり、「注目!」と金八のマネしてみたり。かなりいっぱいいっぱいなのは伝わってきました(^_^;)。あの見栄を切るってのは、誰に教わるわけでもないでしょうに、ジャニーズやってると自然と身に付くもんなんでしょうか。翼のもなかなか決まってました。「注目!」ってのは光一さんにえらくヒットしておりまして、「それいいなあ〜。『注目!』って言っといて、その後何もねえんだもん」とかツッコんでましたね。
■■それでも続く手拍子。キンキさんたち、悪ノリして「ジャニさん、ジャニさん」とか言い出す始末。出てくるわきゃねー(笑)。ただ言いっぱなしで面白かったですけどね。そんで手拍子だけでなくて客席から歌まで聞こえ始めました。アリ−ナ奥の上手側だったと思うんですけど。ほんと意味不明。あの、こっからちょっと苦言です↓。
■■ステ−ジと客席のコミュニケ−ションの基本。それはコ−ル&レスポンスだと思います。呼びかけにいかに答えるか。キンキにもっともっと自分たちのほうに来てもらいたいと思うんなら、「反応」として返すべきだ。最初剛が出てきたとき、ギタ−を掻き鳴らしながら、「もっともっとこっちに来いよ!」って叫んだじゃないですか。あの時に立ち上がって拳を突き上げて叫ぶぐらいのレスポンスを見せなきゃいけなかったんじゃないでしょうか。そんなにステ−ジにいる人に対して何か働きかけをしたいと思うんならね(ワタシは傍聴するだけで十分ッス)。手拍子にしろ、客席の歌声にしろ、それではあまりにも伝わらないもの。
■■特に何回も巻き起こった手拍子なんて、酔っぱらいのオヤジが「何かやれよー」って要求してるみたいでしたよ。あれって、アジアツアー以来出来上がった習慣なんですかね?向こうでは、MC中に突然「キ−ス、キ−ス」とかって、キンキさんに対するキスコ−ルが起こったと聞いたもので。その延長線上にあるように感じたものですから。キンキさんもそう感じたようですしね。彼ら、自分たちに要求されてるものは的確に把握してるもんですから(これで全然把握してなかったらまだこっちとしても気楽だったものを…)、客が「何かしろ」ってことは、こういうことなんだろうなあーと、光一さんが剛に抱きつきにいった時には、ワタシはあまりに痛々しくて見てんなかったッス。
■■ほんとにそんなことを要求していたんでしょうか。何か他のことを要求しているんだったら全然伝わらなさすぎだし、もしそういうことを要求しているんだったら、その行いはゆくゆくはマイナスに働きます。だってそういう「客へのサ−ビス」をやればやるほど、彼らはウンザリしていくと思うんですよね。必要以上にそういうことに意識的になり、「またかよ…」と心の中では萎えていくんではないかと思うのです。ワタシは仲良しなキンキが大好きです。だからこそそんなネタちっくなフィジカルいちゃつきは要らない。見れたら見れたで嬉しい。それは認めるが、強要したところで何も楽しくない。ど−かナチュラルに2人が仲良しさんでいられるよう、もうあんな「酔っぱらい手拍子」は今後なくなることを祈るのみです。進行も滞るしね。あー、すっきりした。
■■で、もう21時も過ぎておりまして…あんまり手拍子にきりがないもんですから、剛が「最後の最後やで」と歌で締めます。直前、光一さんがジャケットを肩からはだけてて、客席から「光ちゃん脱いでー」っていう声が飛んだんですけど、剛は「光ちゃん脱いでて…」と呟きながら、なにか歌の着想が浮かんだ様子。おもむろに歌い始めます。
♪ボクは〜、「-so young blues-」のビデオを見て〜、相方もテングになったもんやと思った〜、でも〜それは演出だと気づいた〜
■■…なにがテングだったんだろう?って疑問に思ってたんですけど、どうやら女性ダンサー2人に服を脱がされた、いや、脱がせたとこを指してゆってるようでした(笑)。歌の後で「自分で脱がなアカンよ」ってぽそっと言っててなんか微笑ましかったッス。
■■よく憶えてないんですけど、上記の歌は導入部で、後半は相方に捧げる歌に。「いつも迷惑かけてゴメン」ってフレーズが入ってて、「ホントにそうだよね…」(オイオイ)ってなんかちょっと泣けました。剛もそれは十二分にわかってるんだね。またスタッフさんも、あざとくその歌を聞いている光一さんと剛のアップをビジョンに合成して大写しにします。最初、光一さんもちょっと神妙に聞いててツボだったっす。でもすぐビジョンの状態に気づいて、画面上でチューをしようと躍起になる光一さん…。剛は歌がとってもいいところだったんですが、「スクリ−ン越しのセクハラや!」とか言って中断してしまいました。んふふ、このうやむやにする感じが何ともキンキっぽいっす。
■■最後は光一さんが剛の肩を抱いて退場していきました。もう翼がどこで入ってどこで抜けたとかかなり記憶があいまいだなあ(^_^;)。
film:07 KinKi Kids History
■■ワタシ、今回は1時間半ぐらいかなー、と思ってたんですけど、ヒストリ−ビデオが終わり、規制退場もろもろあって、会場を出たのは21:30過ぎでございました。はしってはしって、はしったけど、門限に遅れたよ。始末書ですわ。バカだね(T_T)。でもこんなキンキバカの自分はちょっと気に入っております。
以 上