KinKi Kids Dome Concert 〜 Fun Fan Forever 永遠のBLOODS 〜
2003.6.8(last!) at Fukuoka Dome



なーんにも考えずに福岡までの飛行機を取ったのですが、申し込み時には「羽田発9時、福岡着10時」となっていたハズのものが、届いてみたら「羽田発9時35分、福岡着11時15分」とかになってて、オイオイ1部12時開演なのに間に合わないじゃん!なーんて重大なことに気づいたのが、飛行機に乗ってからでした(呆)。さらに諸事情で飛行機の到着が10分くらい遅れたんですよね。近ツー&スカイマークのバカー。

ということで、福岡空港に着いたのが11時半ごろ、そっから移動して福岡ドームに着いたころには、もう周囲にはコカコーラ売りの兄ちゃんぐらいしかおりませんで。随分静かなんですね。どーなってんだろー、と思ったら、たまたま開いたドアから、♪かなっしみに、と「カナシミブルー」が聞こえてきました。へー、ドームってドア閉めるだけで全然音漏れしないようにできてんだなあ…って感心してる場合じゃない(T_T)。もうオープニング始まってるじゃんよー。しかし入場口の1ゲートは遠い。ドームを半周してる間に、一言ご挨拶、それから2曲目の「キミは泣いてツヨくなる」とどんどん進んで行ってしまいました。オーマイガ。

やっとこさ入場すると、もう剛のダンスソロ等も終わり、「ハルカナウタ」に入っていました。実は1部の手にしているチケットはアリーナ席。どんどんスタンド通路を降りていかなければなりません。しかしあまりにステージに気を取られ、1塁側スタンド通路で転びました(呆)。痛い。痛いながらもどんどん行くと、どうもBブロックの花道直脇の超良席のようでした。全然把握してなかった…(呑気な)。すげえ、数メートル先だよう。こんな良い席、ドームでは初めてじゃん。つーか遅れてきて良席って、いかにもダフ屋から値切って手に入れたみたいじゃん。違う、違うんだ!何で遅れるんだよスカイマーク!と某航空会社への八つ当たりも新たに、とにかくコンサにすぐさま集中せねば、とペンライトを取り出しました。


正面ステージには光一。いつもながらホレボレする顔の彫りですねえ。そして近くで見ると彼はいつも肌色がちょっと褐色っぽく感じられるなあ。なんでだろ。そんなに色黒じゃないハズなんだけどなあ。剛が白いからかなあ。えーっと、剛は…しばらく見失いました。ああ、あのチョッパーくんみたいな帽子を被ってるのが剛か。その時はもうガウンは脱いでたんですが、オープニングで着てた赤いガウンに合わせて赤い帽子を被ったんですねー。流石に角は生えてませんが(笑)、短めのシルクハットで、豪華な花柄があしらわれてて、細いおリボンがついてました。かわいい〜。

すぐに「HONEY RIDER」へ。目の前の花道をずんずん2人で歩いていきます。ギャーかっこいいー!とか近っ!とかこーいちー!とかつよしー!とかわーわー言いながら目で追います。良席になったら遠い席の人の5倍は騒ぐ。これは義務だとワタシは思っておりますので(笑)。花道の先に行かれると、2人のおケツが鑑賞の中心となってしまうのが前方席の悲しいところではあるんですが。おっ、センターステージでは肩に手を置いたりしてる〜。うーん、札幌、名古屋と剛はあんまり調子が良くなかったみたいだけど、今回は結構ノってるのかな?なんて思って見ておりますと、間奏でいきなり「てめえらもっとこっち来いよ!」と剛が絶叫(ちなみに同じ箇所で2部では「てめえら最初っから大人しいんだよ!」と)。ワタシは全然大人しくはしておりませんでしたが、ちょっと引いてしまいました(^_^;)。しかし大半の客は逆にハッパかけられて「うおー!」と大盛り上がり。これでい、いいのか…。みんなはいいみたいだからいいんだよな。それにしてもなーんかハッピーなムードではないよなあ。怪しい雲行き…なんて予感を感じながら、1回目MCへ。


今回のMCはホント自信ない…断片的には覚えておりますが、流れと1部2部が曖昧。言い回しも忘れてるなあ。まあこんなふうな内容、ぐらいで読んでいただければ。
<1部>
  福岡は3年ぶりですね。2人とも前日入りしたんですが。
  ボク、福岡好きですよ。なんかね、降り立ったときに、同じ感じがする。
  同じ感じ。
  秋田とか山形とか、降り立ったときに「おっ、違うな」って感じがして、それはそれがいいんですけど、福岡はしない。それがいい。あと椎名林檎ちゃんの出身地でもあるしね。
→わかりにくかったんですけど、東京と違和感がないってことを言いたかったようです。
  剛君はドラマの撮影で忙しいもんで、ちょっと時間差で福岡入りしたんですけど。僕は先に入ってラジオとか出まして…。えー、ラジオ聞いてくれた人!
(はーい、とまばらな返答)
  …中途半端なね(笑)。名古屋とかと一緒やな。「はーい」って微妙な数が。
→光一、ガッカリしすぎ(笑)。結構このネタ引きずってました。

  ここまで飛行機で来たけど、オレ、ほんま飛行機ダメでー、軽い過呼吸になって、着いたときは、ちょっとなんか斜めってたね。福岡が。そのあと空港からホテルまで移動して。その間、なんやしょうもない奴とかいたけども。
  車で追っかけてくるような危険な行為はやめてくださいね。
  ほんで夜、ホテルの最上階の眺めのいいとこで中華料理をいただきました。なんで福岡まできて中華料理やねんっていうのはありますが。
  剛君がね、「海が見たいなー」って言うから。ほんと眺めのいい席で。
→「海が見たいなー」って剛のマネをするのがかわいかった。コドモみたいでした。
  オレはその海を眺めながら、悟ったね。
  何を。
  ここには魚が沢山いる、ってことを。
  悟ったんや(笑)。
  ほんま最上階からそのまま釣りしたい気分やったわあ。
  そしたら釣り上げられるまでに魚がホテルの壁にばーんばーんって(笑)。
  道路も横切ってな。歩いてるオッサンの脇とか通ってくるわけや。
  でもおかしいんですよ。釣りたいのに、料理で出てきた魚に向かって、「ああ〜、オマエ捕まってしもたんやな」とか言ってる。
  違うんですよ。アレはキスっていうんですけど、もっとデカくなる魚やねん。それがこんな小さいうちに捕まってもうて…って。オレはあんな小さいの釣りませんから。あと人間ね、精神的にまいってるときって、弱い生き物とかに感情移入してしまうねん。だからオレ、最近牛とか豚とか食べるときも、かわいそうやなって考えてしまう。
  でも「ん、うまいっ」とか言いながらキスの唐揚げ食うてたやないか(笑)。
  それはおいしく食べてあげないと。
→しょっぱなからヘビーな話題満載です(^_^;)。でも光一さんは至ってフツーに剛と相対してるのがすごい。

  こないだね、「堂本兄弟」の時も、出演者の方々が心配して沢山メールをくれたんですよ。金城さんとか、TOMさんとか…(面子うろおぼえですが何人も挙げてました)。「キミが楽しそうじゃないとボクらも楽しくないんだよ」って。それからみんなの書き込みとかも見たりしたんですけど。でもえなりくんはね、「プロジェクトX、見てください」って。それだけ。しかもちゃんと改行までしてあって(笑)。なんかこないだの打ち上げのときも一生懸命「プロジェクトX」について話してくれて、「ほぉ〜」とか言いながら聞いてたけど、正直全然わからんかったわ。
→プロX見て元気出して下さいってことらしい。しかし出演者にも心配されてるのか…(^_^;)。
  えなりくん、携帯もってへんからな。パソコンやから。
  家に電話するとオカンとか普通に出るからなあ。えなりくんももっとイマドキのコみたいにオシャレした方がええよ、とかいろいろ言ってるんですよ。で、こないだ、「カラオケでも行こか?」ってプロデューサーと一緒に誘ったんやけど、彼の空いてる時間が夕方の3時5時で(笑)。せめて7時以降やないと。流石に3時5時でカラオケはね。
  そうや、こないだ、ラジオに堂島くんが来たとき、「オレ最近引きこもりなんで、どっか連れてって下さい」「いいよー」、なんて話をしたんやけど、その収録の後、堂島くんお前とカラオケ行ったらしいやないか!
→とってもジェラシーな光一(笑)。
  え?そうなん?だって、全然そんな話してたって知らんかったし…。わかった、今度一緒にカラオケ行こ?でもアレやで、堂島君とカラオケ行ったとき、しょっぱな尾崎の「I LOVE YOU」入れて、♪あぃら〜びゅ〜、いまだ〜けは…、って、3小節ぐらいで苦しくなってもうて(笑)。「ちょっと待ってください」って待ってもらって。「過呼吸なのに無理しなくていいよ」とか心配されたわ。

  メール沢山もらったんや。オレ、今のメル友、F1の川井さんだけ(笑)。
→川井ちゃんが光一のためにサーキットからシコシコメール打ってるかと思うと、笑える。
  こないだ深田恭子からメール来た。でも、その内容が、「光一君の写メールを送ってください」って(笑)。
  (笑)。
  そんなの僕に言われても困るので、本人にメールして下さい、って返したら、「バカ」って返ってきた。
→フカキョンおもろー。ここまでくると好感すら持ちます。
  ドラマで共演すると、女優さんとかに「メールとかやる?」って聞かれるやん。オレ、「あんまやらないですね」って答えてまうねん。だから広がらない。
  オレは、やってんねんけど「やらない」とか答えてまうなあ。
→何で?と友人に聞いたところ、剛はそういう表面的な付き合いを広げたくないからなんじゃないか、なんて分析を聞かせてくれました。そ、そうなのか…しかし若干意味不明な行動ではあるよなあ。

  剛君は今ドラマの撮影中ですけど、どうですか。
  えーっと、「元カレ」というタイトルで、新社会人のデパートの惣菜売場の店員の役です。だから撮影がデパートの閉まってる時間帯しかできないんですよ。閉店後と開店前。夜から朝と、朝から朝、みたいな。寝る時間もなくてしんどい。
  誰と共演してんの?
  とってもとってもとってもとってもとってもとってもだーいすーきよ(広末ね)、と、内山理名。
  内山理名、不思議ちゃんやろ。
  いや、思ってたのと違ったな。そうや、お前前に共演してんねんから、なんかネタをメールで送ってよ。
  内山理名と話すネタ?
  うん。
  えーっ?…何やろ。オレのこと話せ
  「いやー、こないだ光一がさー」って?…ホモか(笑)。
  ホモか(笑)。
  待ち時間とか、ほっとんど話さへんね。天野っちとばっか。天野っち、キンキの歌を随分聞いてくれてるみたいで。こないだも「ジェットコースター・ロマンス」を、♪夏は〜、とか歌ってた。「波は、です」って一応突っ込んでおきましたけど。コンサートで過呼吸になったらどうしようとか言ってたら、「大丈夫?オレ、一緒についてってあげようか?」とか言ってくれはって。イイ人です。ついてこられてもどうにもならないですけど(笑)。あとね、歯がつぶれたんですよ。あのね、ストレスとかで虫歯にもなりやすくなんねんて。オレ奥歯が痛くなってさ、オエオエいいながら治療受けて。
  歯医者でオエッてなる人も珍しいよね(笑)。
  天野っちも心配してくれて。しばらくオレの横を通るたびに、♪奥歯が〜、とか勝手に替え歌して歌ってたなあ(笑)。

  今回は、今の彼女とうまくいってるところに元彼女が現れて…というような内容なんですけどね。オレは最初に話来た時、嫌だったんですよ。二股みたいことって絶対しないし。元彼女に会ってもオレ、全然普通に友達として話しますからね。別れる原因とか、全部ハッキリさせてから別れますから。そういうふうにプロデューサーにも言ったんです。でもそれだと2話くらいで話終わってまうんで。
→「全然普通」と言いながら未練たらたらな詞をよく書きますよねえ(爆)。
  ドラマは揺れてなんぼみたいなとこあるからな。新入社員の役だっけ?あのね、オレ絶対まだ高校生役できると思うんやけど…。
  キミは無理ですよ。オレは大丈夫やと思うけど。
→会場からええ〜っ?!の声が。オレも言いました(笑)。
  ほらほらー!
→すごい嬉しそう(笑)。確かにちょっと前までは剛に対しては高校生役OKの声が多かったわけで。
  ちょ、だってな、街の高校生ってすんごい老けてんで。32か!みたいなやつおるやん。
→剛、珍しく必死。しかし6歳もサバ読むのはもう難しいと思うんですが(^_^;)。

  キンキキッズ、女優さんとかにもっと好きだとかかっこいいとか言われてもいいと思うんですよ。でも言われないですよね。
→流れ忘れましたが突然言い出したような。とにかく女優にモテたいらしい(笑)。
  言われないねえ。
  ミスチルのライブとか、かっこええで〜。「今、一番愛している人のことを想いながら、そしてその人が近くにいるならば、寄り添いながら、この曲を聴いてください。『君が好き』」なんて言うんやで。オレらは、ジャーン、って曲が終わったら、「はいっ、そういうわけでね、福岡に来たわけやけれども…」なんてこんな感じですよ。それが悪いんやと思うわ。
  でもそれはお客さんを喜ばせるためのトークやから。そのギャップがええんとちゃう?
  昔はお前はそんなふうやなかったよな。オレがトークのネタとして最初に「はまぐりぺぺちゃん」のネタを考えたのに、お前は全然打ち合わせに乗って来なくって。
  ああ、あったなあそんなの(笑)!
  それが途中から天然ぶりを発揮するようになってねえ。
→「はまぐりペペちゃん」…三谷幸喜脚本のドラマ「やっぱり猫が好き!」の同名の回があるんですが。しかも傑作として名高い。うーん、それをどうやってネタにしようと思ってたんだろう(^_^;)。それにしても剛ってお笑いファンとしては超優秀だなあ。「やっぱり…」の頃なんて小さかっただろうによく知ってるなあと。

とにかく最初っから剛の「過呼吸やねん」「しんどいねん」「疲れとんねん」トーク全開で、こりゃどーなることやら…なんて思ったんですけど、どーなるもこーなるも、実際そうなんだからそうだと言うしかない。剛の心情としては至ってシンプルなのかもしれないですね。それを隠したり誤魔化したりしたってしゃーないっていうだけで。そしてそういう剛のバカ正直さを光一はよくわかってるんだろうな。でも結局、1部はそんなに過呼吸も出なかったようで、MCもすごく長かったし、「みんなが盛り上がって二酸化炭素を沢山出してくれると、ボクの過呼吸も楽になりますんで」なんてことも言ってたなあ。完全にネタにしてました。

「今日キンキキッズを初めて見るって人も多いと思うんですが、そんな人でもこの曲だったら知ってるだろう、という曲をね、今からやろうと思います」と光一さんがご挨拶すると、赤西君と亀梨君が白いジャケットを持ってまいりまして、キンキに着せます。しかし、この時剛は何も言わずに一旦ステージ下に引っ込んでしまいまして…。その間、光一も特にそのことには触れず、普通に赤西君と亀梨君とトークをしてその場を持たせます。
  えー、タイガースJrとかやってますが、ホントは巨人ファンの亀梨君です。
亀  違いますよ!阪神大好きですよ(焦)!
  えー?!巨人ファンだって言ってたじゃないかよー。赤西はどこファン?
赤  どこって特に…。
  わかった。セ・リーグの6球団言ってみて。
赤  巨人、横浜、…ロッテ
  ちーがうよ(笑)!
→ここで剛がステージ上に戻ってきます。
  おぅ、剛、セ・リーグの球団言ってみて。
  ええっと、ここは…ダイエーさん?
  そう。
  あの、黒いユニフォームの。
→客席から誰かの「白だよ!」という声が聞こえます。
  え?白?黒やんなあ?
→なおも「白!」だと。
  (光一に向かって)…白やって。いじめる
  帽子が黒でな。つばが赤やな。
→やーん。光一甘々。確かにユニフォームは白、帽子は黒です。
  えーっと、セ・リーグ…大洋ホエールズ
  もうないから(笑)。
  あとバース
  選手やから。
  あとクロマティ。…田尾
  ひゃはは!田尾なんてよう知っとんなあ!なんや、結構詳しいやん。
→大変嬉しそう(笑)。それにしてもこのへんの剛はすんごい素、という感じで、なんかポヤーンとしてました。激ツボ。

どういう流れか忘れましたが、並んで立ってるとき、光一が剛のシリをさわさわしたんですね。まあこれはお約束。しかし今回は前の方にも触ってしまったんですね。故意ではなかったようですが…。ほんとこの人ら何やってんのかしら(笑)。
  あっ!何ですか。ボクのおふんふんを触らないで下さい!
  ひゃはは(笑)!え?何て?
  おふんふんですよ。
  (笑)。
  なんでお○んちんを触るんだー。
  いまめっちゃハッキリ言ったなあ。
→と言いながら、後ろの赤西君の服に触った手を拭う様な仕草をします。
  何だ?ボクのお○んちんは汚くないですよ。ちゃんとお風呂で洗ってますから!
  (ポンと肩を叩いて)…歌おうぜ
→光一、「歌おうぜ!」で話を切り替えようとするのはあまりに豪腕(笑)。いやー、こういう小学生みたいな会話大好き(笑)。しかしMCでこんなにお○んちんを連呼してていいのか。ジャニー的にはNGだろう。


<2部>
センターステージでちょっとトークしてから、花道を2人でぽてぽてと正面ステージに戻っていきます。そのとき光一が「あー、いままでキミたち(アリーナ前方席の人)はボクらのおシリばっかり見てたわけやねー」なんてことを言いながら歩いていたのですが、ハンディさんがその言葉を聞いて2人のオシリをどあっぷで追いかけたので、「何写しとんねん!セクハラや!」と抗議されていました(笑)。

  昨日飛行機で来たんですけど、ほんまにボク飛行機嫌いなんですよ。ドキドキして、過呼吸気味になるんで。だからこう、いい感じのジャズとかにチャンネルを合わせて、聴きながら寝てたんです。でも途中で起きてもうて。したらなんや落語のチャンネルに変わってました。これのせいかと。
  でもTOKIOのリーダーはほんまに飛行機乗る時は落語聴くらしいで(笑)。
  その後も一回寝ようと思って、「眠い。オレは眠い、ものすごく眠い…」とか自分に必死に言い聞かせてまた寝ました。あの、着陸の時、シート倒してると直してくださいって寝てるのに起こされるでしょ?アレがすっごい嫌なんですよ。だからオレシートも絶対倒しませんもん。
  俺、もうずーっと熟睡してて、着陸の衝撃でものすごいビックリして起きることあるなあ。「うわっ!ついに落ちたか!」って(笑)。
  ボクはそれはないな。「んあ?」ぐらいですね。

  ほんとはね、このドームの屋根を開けようっていう話もあったんですよ。
  ボクの自腹でね。
  自腹でどうにかできる問題じゃない(笑)。なんかね、音が漏れちゃうからいろいろとダメらしくて。
→野外コンサートでも騒音の苦情が来ないように何時以降はダメとかありますよね。
  野外でやりたいなあ。前、中止になったりしたやん。
  横浜スタジアムでな。
  ああいうハプニングみたいなのが欲しいなあ。
  別にハプニングはなくてもいいけど…(苦笑)。

  今回のドラマは初回からチューシーンがありますよ。
(ショックを受けた光一、ざーとらしく倒れる)
  か、過呼吸が…。←悪ふざけ(笑)。
  これまでで一番女性に近い芝居をやります。今までは女の子と歩いてても、少し距離を置いて並んで歩いてたのが、今回はもう腕を組んでべったりと。
  いままではなんや、硬派というか、鼻のふくらんでるような芝居が多かったからなあ。
→言いえて妙ですねえ。
  その忙しいドラマの合間を縫ってのコンサートなわけですね。
  ほんまに合間を縫って、って感じやな。昨日も朝から撮影して、コンサートなんですいませんって、途中でやめて飛行機に乗ってきましたからね。ドラマの撮影、大変ですよ。デパ地下の店員の役なんで、デパートでの撮影は深夜と朝しかでけへんし…。それになんか、走ってばっか。ボクが監督だったらね、走るシーンはしんどいから1カットにしようとか考えるけど、5カットとか台本に書いてあんねん。だから何回も走らなあかん。
  ドラマは大体1台か2台のカメラで撮るからな。
  前からと後ろからと右からと左からと、前から後ろ、みたいな。で、スタッフの人に言ったんですよ。「ボク過呼吸持ちなんでー、あんまり走るのはちょっと…」って。したら「へー、そうなんだー」って聞いてくれてたのに、次の瞬間には「さ、本番行きます」て(笑)。しゃあないからばー走って、もうグッタリですよ。
  …今度のドラマに対する前向きな何かはないのか
→ナイスツッコミ。
  だからー、より良いものにしようと、日夜プロデューサーや脚本家と戦ってますよ。
→剛にはもっとあの夫婦と戦って欲しいですね。そして是非勝って欲しい。それにしても現場のスタッフは大変そうだなあ。所詮他人事ですが(笑)。
  今回のコンサートでは、一体感というのをテーマにしております。これ、ラジオでも言ったんですけど、みんなあんまり聞いてくれてないみたいだから言いますけど。もちろん歌とか踊りとか、コンサートという場を提供するのは僕たちですけど、コンサートの最後の味付けってのはお客さんがするもんなんですよね。
→ラジオ聴いてないことを微妙に引っ張ってるところがコワイ。王子が怒るとコワーイ(笑)。み、みんな、今度からちゃんと聴こーぜ!


「皆さん、イントロでペンライトをぐるぐるぐるぐる回してくださいねー」というお願いがあり、MC終わりで「硝子の少年」へ。ただし冬コンのような替え歌なんかはなかったなあ。客席のペンラもそんなに回ってなかったような気がする。ただ、1部では、光一がバットを構える仕草をしたら、すかさず「お〜ぅ(王監督)、流石!」と言ってくださいという指示がありました(ヨクワカラナイ)。「言ってくれないとオレが恥ずかしいからね。ボケ損やからね」なんて言ってましたです。曲中でみんなちゃんと言えたもんで、光一さんは指でグッドのサインを出してました。うーん、王子っぽーい。この客とのやり取りが気に入ったのか、「硝子の少年」のみならず、その後のダンスソロでもやってましたね。ちょっとヤリスギ(笑)。

剛が一人で「kissから始まるミステリー」を。これは冬コンでは結構踊ってたような気がするんですが、1部ではリズムを取るくらい、2部ではほとんど動いてなかったかも…。でも1部のリズムの取り方が抑制的で逆にすんげえかっこ良かったように記憶してます。続いては光一が一人で「Funky Party」でダンスソロ。歌なくなっちゃったんですねー。しかし冬コンからのセットリストの変更点って、全編通してほぼここくらい(剛ソロも曲目変更したけど、新味には乏しかったので…)。光一は必ず何か変えてきますねえ。つくづく使命感の強い人だなあと思います。メインのソロである「月夜ノ物語」はややミディアムナンバーなんで、光一ソロの醍醐味である「ビシィィィッ!」みたいなキメがやや少ないのが確かに物足りなかったのですが、このダンスソロではキメまくり、ビーム出まくりでした。

剛が出てきて、2人で「ライバル」を。最初は剛が後方のひな壇上で、光一がその前で、というふうに、圧倒的にセンター割が多いキンキには珍しいフォーメーション。ラストにかけては二人並んで正面ステージ上の細長いセリに乗って歌い、ちょっとセリ下がってきたところで、冬コン同様、 台上から光一はバク宙、剛はロンダートで一緒に飛び降りてシメ。しかし2部で剛はロンダートしてませんでした。ここまでの様子でもわかっていただけるかと思いますが、剛さん、2部はあんまり動けておりませんでした。たぶん1部で頑張りすぎたんだなあ…。

さて、ステージ上にはお着替えボックス2つ出てまいりまして、これにキンキが入って衣装替え、裏からライトが照れされてシルエットだけが拝めますー、みたいな演出になっております。しかしそのシルエットはどうみても上田君…。もっと特徴のない人にシャドウ役をお願いしまーす(笑)。

次はお待ちかねのディスコ・クラシックスコーナー!いやー、テンション上がる上がる。光一も剛も相変わらず全面スパンコールのキンキラジャケットでしたが、剛は1部では帽子を被っておらず、2部ではオープニングで被ってた帽子をまた被ってたように記憶しています。ここで帽子被ってないって…やっぱり1部は随分調子良かったんだなー。改めて実感。「One Fine Morning」、ファンキーにアレンジされた「Hey!みんな元気かい?」、そしてさらに渋い「Hold on I'm coming」へと続きます。ビジョンにはファーストコンやホワイトシアターでの懐かしの映像が映し出されております。見ながら、この映像ってどういう趣旨なのかな〜、なんて考えてました。「昔はこういうことしたよね。またしてみるよ。どお?みんな楽しんでくれた?」って感じなのかな。一体感を作り出すにはお客さんへの媚びも必要だよな。でも、なんかまだ振り返るには早すぎるよなー、とか思ったりして、少々複雑な心境になったりもしました。

続いて即「スッピンGirl」へ。うわーん、東京より全然歌ってる人が少なーい。ちょっとガッカリ。オレがキンキだったら絶対アレでOKは出さねえ、とか思いました(笑)。でもオレは頑張って歌いました。だもんで、2部ではこの辺りで、1部からの蓄積疲労に加え、もう気温が暑くて暑くて、すんごいヘトヘトになったなー。キンキも汗だくでしたね。続いて「冬の散歩道」。これ歌ってるときの光一さんの様子がもう大御所シンガーみたいでとっても面白かったです。アゴ引き気味で。シナトラか、みたいな。


ここでのMCは冬コンに比べるととっても短くなってました。「最高です!」とか言うジュニアもいなかったし。光一さんは何回も「あっついですね。脱いじゃってかまいませんから。SMAPのコンサートなんかボロボロ脱いでる人いますからねえ」なんてことを言っておりました。でもキンキでは無理っしょ。自分らのキャラを考えてから発言していただきたいものです(笑)。結局脱いだ人なんているのかなあ。オレの前の席の人は思いっきりブラヒモが見えてたけど。←それは違うと思われ。2部ではここでは剛はあんまり喋ってませんでしたが、光一に「みんなともっと一つになりたいよな?」と言われて、「うん!」と言ってたのがかわいかったです。

剛のロックスターなりきりご挨拶は健在で、「今日、この時間はもう2度とやってこない…」とかなんとか、かなりとーすいモード。1部では、「オレと君達は一本線で繋がれている…それを何にも邪魔されたくない…オレが悲しいときは君たちも悲しみを分け合い、楽しいときは楽しみを分け合いたい…光一とオレも一本線で結ばれている…でも、君達が勝手な噂を信じたり、それで誰かをいじめたり、ルール違反をしたりすれば、この関係もどうなるかわからない…」なんてことを言ってましたね。後半結構問題発言だなあ、なんて思って聞いてました(爆)。まあ、いろいろファンに対する鬱積はあるんだろうなあ。そしてその鬱積っていうのも、ファンに対して期待しすぎてしまうからこそなんでしょうね。詰まるところ真面目なんだよな。そしてこういう剛が微妙な事を言ってるときの光一を観察するのが密かに趣味なワタシ。フツーにしてましたけど、一瞬のうちにばばばーっと沢山のことを考えてるような顔をしておりました。それはワタシの先入観ゆえか。

そうそう、1部では、剛は話の途中でジュニアの藪君(13歳)に「長いよー」と言われてました(勿論光一の仕込み)。「ほら、藪さんもこうおっしゃってるじゃないか!」とかなんとか光一が乗っかってやいやい言ってたのが妙に面白かったです。藪さんて(笑)。


剛から、「それじゃ、最高にノれる曲やるぜ!…「買い物ブギ」」とご紹介があり、客席爆笑のうちにイントロに突入という流れは冬コンと一緒ですね。光一さんは向かって右、剛は左から山車にジュニアと乗り込んで外周を回ります。光一の山車には「脱げ!」いう電飾、剛のには「正直しんどい」という電飾がついてます。微妙に冬コンから変わりましたね。「正直過呼吸」のほうがよりブラックで良かったのでは。わはは。さらに「たよりにしてまっせ」笠置シズ子ナンバーが続きます。よく考えたらすごい。アイドルのコンサートなのに(笑)。しかし相変わらず「ほんまにたよりにしてまっせ!」のコールがほとんどなくって悲しかったです…。ああ、「Kissした?SMAP」とかの頃の番協の盛り上がりが懐かスィ。そんなふうに確かに統率した盛り上がりはなかったんですけど、会場全体のボルテージってのはキンキが外周回るだけでどんどん上がっていっちゃいましたねえ。さらに2部のみ「あの娘はSoFine」がありまして大変な盛り上がりでした。剛が「エビバデセ!」って言ってたー。珍しいなあと。


<1部>
スパンコールの衣装がくっつっきやすいらしく、2人並んでると袖がよくくっついちゃってました。でも冬コンではこんな光景は見なかったなあ…。ここではあんまり並んでトークって感じじゃなかったもんな。ゲストの紹介とかジュニアの紹介が主、みたいな感じでしたから。
  (くっついてるのをほどきながら)もうこういう衣装やめような。
  キミが着たいって言い出だしたんやでー。
→しかし今度は光一の袖が自分のジャケットの裾にくっついて、ちょっとジュディ・オング状態に。剛も、「この服に笑いの神様が降りてきてる!」とかなんとか言ってました。光一は他の話をしつつも袖を上げたり下げたりしてました。その無心ぶりが面白かった。

  ほら、聖(KAT-TUN)。みんなにご挨拶しなきゃ。こいつ札幌はいたんだけど、修学旅行で名古屋はいなかったんだよな。
聖  キンキのお2人にお土産を買ってきました。
  えっ?!ほんま?嬉しいなあ。
  ありがとう。
聖  イクラです。
→イクラの瓶詰めらしい。それぞれに1本ずつ。剛はステージに座り込んで開封してます。
  えっ、イクラ?大丈夫なん?…保冷剤とかグネグネになってるけど(笑)。意味ないやんな。
→剛、フタを開けて匂ってみましたが、さらに中にフタがあってちょいギレします(笑)。
  ひゃはは!いまフタの上から匂った。
  こういうフタの下にさらにフタがあるのってムカつくわ〜!
→やっと開けて、まず匂う剛。
  くさっ!
  どれどれ…大丈夫や。イクラの匂いや。
  そお?
→このへん、剛は全くの天然でかわいかったー。早速小指でちょっとすくって食べてみます。
  ウマイ。でも小指がイクラ臭くなった。嫌やなあ、イクラ臭いアイドル(笑)。どうもありがとなー。
→ここでイクラが撤収され、剛にはタオルとかもすぐに渡されます。
  …剛にはすぐスタッフが来るのに俺には来ない…って愚痴ったら2人も来たよ(笑)。2人もいらないから。でも、オレら後輩になにもあげたことないなあ。あ、お年玉はあげたか。

  ゴメン、ちょっとトイレ行ってきていい?
  ええ〜〜っ?!マジで?!…ここでしろ
  あのね、別にいいけど、ここでオレがブリーン出してやな、ジョーってやったら、正直引くでしょ。
→ブリーン…(鼻血)。
  ここでしろ(笑)。
  そんなの見た後にもう何歌っても沁みませんよ。床がしみるだけです。
  うまいなあ。じゃあ、みんなで「しっかりね!」って言おうぜ。
→「しっかりねー」。
  おぅ。なんか岡田みたいなことしてるなオレ。
田  いっトイレ〜。
→田口君が会場をクールダウン(笑)。KAT-TUNが一人一人ご挨拶をしていると、すぐさま剛が戻ってきました。
  早いなあ。
  トイレ行ったら、1人スタッフの人がしてて、隣に立ったらちょっとビックリして退いた(笑)。

  KAT-TUNは今日来て日帰りなんでしょ?すごいよね。ボクらは昨日入ったけど。
  ほんま夜とか何にもすることなかったなあ。あ、ただ暴走族がいたね。
  いたいた。
  ブルンルンルルルル、ブルンルンルルルル、って音がするから窓の外見たら、一人やねん。
  (笑)。
  ほんでパトカーに「そこのバイク!」とか注意されててさ。Fight aloneですよ。でもオレはちょっと応援したい気持ちでしたね。何か世の中に対して言いたいことがあるんやな、不器用な自己主張やけど、頑張れって。
  でも危険な行為はいけませんよ。

  じゃあ次!
八  「幽霊が出るんでしょ?やっぱやめようよ」
藪  「平気だよ。一緒なら怖くないさ。合言葉は、」
八・藪 「スタンド・バイ・ミー」!
  …やっちゃった(笑)。
  やっちゃったコレなー。♪うぇんだない!やろ
  なんやソレ(笑)。
  吉幾三の「Stand By Me」。
  キミたちは今度舞台をやるんだね。偉いなあ。オレらがキミたちの頃なんかなーんもでけへんかったわ。
→剛は子役してましたが…まあいっか。
  藪くん、名古屋の駅でなんやもみくちゃにされてたやろ?
藪  ん?
  人に埋もれてたやろ?
藪  …覚えてない。
  覚えてないんだよ!藪さんがそうおっしゃってるんだよ(笑)!それにしてもかわいいなあ。あの…抱きしめてもいい?
→といって八乙女君をがばーっと抱きしめて恍惚の表情。
  癒されるわー。
→確かに光一には癒しが必要なのだとは思うが…それを児童に求めるのはキケン(笑)。
  じゃあオレ肩車していい?
→今度は剛が藪君を肩車。
  なんかええなあ。こうやって子供を遊園地とかに連れて行きたいな。
→しかし藪君を下ろすと思いっきりゼーハーして座り込む剛。
  お前、こんなとこで体力使うなよー(笑)!それに肩車っていうより、藪君が大きすぎてなんかトーテムポールみたいやったわ。
  彼、痩せてるから腿の骨が肩のツボにちょうど入って痛かった。

「キミたちも着替えとかしなきゃ」ということで、ジュニアを帰して、再びステージには2人だけに。
  それでは、次の曲は新曲です。あ、剛、振り映しのビデオ見てくれた?
  見ましたよ。でも、ビデオ見て、ドラマの撮影やって、だと、正直なんやこんなんとかしか頭に入ってへんわ。
  前に比べると俺も覚えんの遅くなった。ジュニアの時なんか、一度見たらたぶん全部覚えてた
→某番組で夏まゆみ先生が「光一君は振り覚えるのがものすごい早い!」と絶賛してました。だから誇張ではないのかな、と思います。
  そうそう、サビのとこの振り変わったから
  …ええ?!ちょ、そういうの、楽屋で言えよー(笑)!
  ゴメンゴメン(笑)。
  ちょっとここで教えてよ。
  ♪こ、こ、ろ〜に〜ゆ〜めを、きみには〜、あ〜いを〜。
→とリズムに関係なく足がグネグネ動いてます。
  なにソレ。なんやむかつく動きやわ(笑)。
  暴走族のタコ踊り(笑)。じゃなくて、あのハートを書くときに、足を動かさないようにしたの。その方が指の振りが見やすいから。
  (踊りながら)♪こ、こ、ろ〜に〜ゆ〜めを、きみには〜、あ〜いを〜。
  そうそう。あとオープニングもちょっと変わった。
  どうやんの?
→素晴らしいなー(T_T)。生でキンキの振り映しが見れるとは。結構延々やってましたね。2人ともすっごい素っぽくて、声のトーンも小さくて、客がいるとかいないとか関係なくこんな感じなんだろうなあ、と思いましたね。教えてもらったあと、剛は一人で何回も練習(笑)。「すんごいドキドキする」なんて言いながら曲へ臨んでました。


<2部>
この前の「あの娘はSoFine」がすんごい盛り上がったので、光一は「いや〜、すごい。あっついあっつい。みんなの熱気がね」なんてことを言いながら正面ステージに歩いてきました。確かにここの盛り上がりは冬コン以上だったなあ。みんな汗だくだったし。ただ、剛はKAT-TUNらが出ててくると、最初のMC同様ステージ裏に引っ込んでしまいまして…でもやっぱりそのことには特に触れずに、光一はKAT-TUNらを呼び出して、すぐさま「撤収!」って引っ込ませたりとひとしきり遊んでました。
  聖とは「天使が消えた街」で共演したのが最初だったよなあ。俺を殴るシーンがあったんやけど、すごい遠慮して全然殴ってこないの。
聖  だってそれは…しますよ。
  オレは「平成夫婦茶碗」に出た時、東山さんを思いっきり殴らせていただきましたけどね。
聖  イヤな先輩だったら思いっきりいきますけど、光一君は全然そういうのじゃないから…。
  ちょっと待て。オレは全然東山さんイヤじゃないぞ(笑)。
  (声だけ聞こえます)オレならどう?
  なんか変な声が聞こえる。
  ちょっと今、カコっとんねん。だからちょっと待ってて。
聖  カコってるって(笑)。今年の流行語大賞狙いましょう。
→やだそんなの(笑)。
  じゃあ、いい感じになったら、出てきて
  イイ感じって…顔とかは丸顔でもうこれ以上いい感じにはなりませんよ。
  そうじゃなくて。具合が。
K  お大事に!
  それ病院とかで言われ飽きてるわ…。

その後剛は戻ってきたんですが、出てくるとき頭をぶつけたらしく、「身長170センチ以上だからぶつけた」とかなんとか、とにかくぶつけたことをすんごいアピールしてて子供のようでした(笑)。KAT-TUNてばそんな剛に皆して一応ツッこんでくれるからありがたいよなあ。それからコンサート通して感じたのですが、なんか亀梨君が光一の信頼を得つつあるような感じがした。第二のアッキーというか。同じ野球好きということで、光一が勝手に親近感を持ってるだけなのかもしれないけど。

  「Wink Up」とか見てもさ、KAT-TUNはカッコいいよね。
K  そうスか?ハッキリ言ってオレら微妙ですよ(笑)。ぶっちゃけキンキキッズかっこいいですよ。
  キミら写真撮られるの得意?
K  一人一人だと短いんですけど、6人だと騒いで3時間とかかかっちゃうんですよ。
  上田とかは1カットずつポーズ変えたりするんじゃない?
K  上田はね、写真撮るとき「鏡!」ってよく言うんですけど、手元で見るんじゃなくて、カメラ位置に置いて遠くから見て直すんですよ(笑)。
  よく見えねえじゃん(笑)。
  オレなんか撮影中のメイクさんとのやり取りといったら、「あ、剛、また小鼻に汗かいてる」って、そんなんばっかやで。「髪が…」とかじゃなく。全然カッコよくない。


MCからリラックスした雰囲気で「心に夢を君には愛を」。1部で光一は例のタコ踊りを入れ込んで踊ってたりしました。まだプロモを見たことがなかったので、ビジョンの方にも目がいっちゃったなあ。うわー、白タンクトップの剛がツボ(T_T)。しかしこの曲の歌詞…今の時期に出す曲としてすんごいタイムリーだなあと思います。多分それは計算済なのかな。いつも心に愛と夢を。急がなくてもいいから、ゆっくりキンキと共に歩いていきたいものです。


KAT-TUNの「ハルカナ約束」があって、キンキのお遊びコーナーへ。剛は”光一エリア”のステージ右方で「幻炎」「-so young blues-」。ほぼ変更点はなかったかな。一方、光一は”剛エリア”のステージ左方で「溺愛ロジック」を。いやー、いつ見ても光一のこの音楽コントは素晴らしい。ザ・芸人という感じ。ホーキギターは電飾がついてちょっぴりゴージャスになっていたのですが、「熱くて持てない」と早速使いにくさが露呈してました(笑)。さらにイントロでは「飛べ!」と客席を煽りまくり。歌中ではデカマイクを抱いて床に寝っ転がっちゃったりと、冬コンからみても全体的にパワーアップしてましたね。流石ー。あっ、でもオカマキャラまでパワーアップしておりまして、「中江川くん…ぶつわよ」とか口走ってしまって、自分で「…なんかスゲー恥ずかしくなってきた(笑)」とか急に我に返ったりしてましたね。わはは。それから、中江川君とのやりとりのとき、光一の顔が常にビジョンに大写しになっていたんですが、デカいマイクに口だけ寄せてるアングルの顔がすごい端正で、思わず見入ってしまいました。


歌終わりでホーキギターから盛大に花火が出ると、正面ステージへ移動。この時それまでしてた赤い羽根の襟巻きを外すんですが、「あっ、オレのラグフェアがない!」「じゃあオレのラグフェアを八乙女君にあげよう」とか、勝手に襟巻きをラグフェア呼ばわりしてたのがおもろかった。真ん中にしつらえたれたスタンドマイクのところまで来ると、剛は既にスタンバイ。2人で「ひらひら」。剛もこの曲はよく踊ってたと思いますー。光一の首の動かし方とかがすごいセクシーで好きですね。冬コンの時は遠すぎて全然そんなトコまで見えておりませんでした。こういうのが確認できるから近い席って素晴らしい(T_T)。やっぱ福岡来たかいあったよう。


続いて光一ソロ「月夜ノ物語」。衣装替えもあるためか、長めのイントロでまず女性ダンサーの扇子の舞が繰り広げられます。でも黒人ラッパーさんはやっぱいなくなってたな。そりゃそれだけの為に地方に呼べないよなあ。この曲のクライマックスは、花道先端のセンターステージでセリ上がりながら光一が一人で踊るんですが、そこでくるくるくるーっとターンを決めた時、がばばばばーって周りに飛び散ってて感動しました。しかも1部で既にそうだったんですよ。光一ってそんなに汗かかない印象だったんですけどねえ。すごかったな。腰も相変わらずグイングイン動いてました。でも、光一さんが腰を動かすさまって、なーんかぎこちないんですよねえ。剛は段持ちですから全然違和感ないんですけど(笑)。光一のは見てるこっちがテレちゃうというか。そんなのオレだけかしら。

ステージ左方のバンドセットに剛が登場し、FIVEとバンドセッション。続けて「街」に入ります。冬コンでやった「WINTER KILL」が好きだし、「街」って結構何回も聞いてるから、なんだかなあ…なんて思ってたんですけど、今回の「街」は今まで聞いたどのライブのものよりも良かったです。余計な力が入ってなくて。やっぱソロコンはすごい力入ってたから…。力が入ってないを通り越して、なんか意識だけがどっかに飛んでいっちゃいそうな、そんな果敢なげな表情も見え隠れしたりして。とっても良かった。さらにステージ上に降り注いだ銀色の星(遠くから見るとテープがホントに◇←こんなふうな、ピカピカ光るダイヤ型に見える)も綺麗でした。


暗転して、藪君と八乙女君がスローなテンポで「僕の背中には羽根がある」を歌い出します。それをいつのまにかアリーナ後方にあるクレーン上にいたキンキが歌い継ぎます。今回もここは生歌だったんですけど、やっぱり2人ともちょっと音が外れてたなあ(^_^;)。なんで正面ステージ上で歌う「ハルカナウタ」とかはパクなのに、こんなに音が取り辛そうなとこで生歌なのだろう?反響の関係とかで音がずれるからパクが使えないのかもしれないですね。続いて冬コンでちょっとだけ歌ってた「情熱」はカット、すぐ「雨のMelody」へ。この歌の地力ってものすごいものがありますね。いつまで経っても色褪せないし、確実にライブのテンションを上げられます。大好きだー。クレーンの上では大分具合が悪そうだった剛も、ここのダンスなんかはちゃんと踊ってたように記憶しております。歌終わりで2人のご挨拶が入り、ラストの「solitude〜真実のサヨナラ〜」へ。これは東京ほどの大合唱という感じではなかったなあ。光一もいつもこの曲で客席にマイクを向けてたと思うんですが、1部2部とも向けてませんでした。これで本編終了。


しばらくすると、「みんな、まだまだ物足りないんじゃねえのか?」と光一の声が会場に響きます。「まだ歌ってない曲もあるし…」なんてことも言ってましたね。これは「永遠のBLOODS」のことらしい。2部では「剛、まだいけるか?」なんてハッキリお伺い立ててましたけど(^_^;)。でも答えは勿論イエス、で、再びステージにキンキが登場します。次の「永遠のBLOODS」はちょっとビックリしてしまったぐらいみんな大合唱でした。特に2部。初めて光一が客席にマイク向けたもんなあ。ちゃんと彼の耳にも聴こえたんだろうね。なんだか嬉しくなりました。ステージのビジョンには「No Reason」のロゴが映し出されてまして、タイアップ効果満点(笑)。衣装は冬コンと同じでしたが、剛はあの白いふわふわなマフラーをしてくれなくて残念でした…めっちゃ似合ってたのに…。逆に光一は最後までしっかとしておりました。

さらに「Rocketman」「このまま手をつないで」。ジャニーズスーパークレーンにご搭乗の後、勝手に外周を回り始めちゃったキンキさん。ワタシ2部はスタンドの前方席だったんですが、前をキンキが通るたび、後ろの席の人まで通路から前に駆け込んできて、なんとかタッチをもらおうと大変な騒ぎになっておりました。1部はそういうこともしてたみたいですけど、2部ではキンキさんはそんなファンから遠巻きなところを歩いてまして、全然相手にはされてませんでしたね。いやー、ワタシ久々にああいうの見た。2000年の仙台コン以来。地方に行くと乱れますよねえ。ワタシの前を横切って前に行った人の頭、ペンラで殴ってやろうかと思いましたよ(笑)。


改めてバックステージでジュニアを紹介。1部では光一さん、FIVEを紹介するの忘れたりしてましたけど、まあ、そんなこともあるでしょう。2部ではさらにWアンコールで「フラワー」をやってくれました。冬コンのWは「愛のかたまり」でしたが、あれは冬の歌ですから変えてきたんでしょうね。このときってもうジュニアは出てこなくって、広いドームにほんとに2人きり。…改めてすごい風景だよなあ。2対5万人(こんなもん?)。しかもバーチャルな数字じゃなく、実際にそれだけの人がいるんですよ。なんでこんなに人気あるんだろうなあ(笑)。なーんて答えの出ない自問自答をまた考えちゃったりしましたね。はけ際に、1部で剛は「福岡サイコー!」と叫んでくれました。でも2部では、「んふふふ。じゃまた!」ってつぶやいて去っていきました。剛さん、若干壊れモードでしたがカワイかったです。


なーんかいろいろあったけどさ、「そしてオレたちが、キンキキーッズ!」という言葉がまた聞けてよかったなあって、結局それに尽きるんだよなあ。追加コンですから、どうしても冬コンと比べてしまって、それで確かに冬コンのほうが良かったなあと思われる点は沢山ありましたけど。でもちょっとあの冬コンが特別なクオリティだったんだと思うんですよねえ。だから、冬コンのスペシャルさを再確認そこすれ、それと比べて今回がダメだとか、そういうことは言いたくないな、と思いました。


それにワタシらは、剛が「過呼吸やねん」「しんどいねん」ってMCで言っちゃってるから、「過呼吸だから、十分なステージを見せてもらえなかった」って思いがちですが、もし剛が一言もそれに触れずに同じステージを行ったとしたら、果たして「十分なステージを見せてもらえなかった」って思うだろうか、なんてことも思ったんですよね。だって、十分歌って踊ってましたし。1部なんか喋りすぎで2時間50分かかったくらいですし。歌って踊って喋って、さらに元気で明るくなくちゃいけないなんて。「そうでなきゃイヤ」っていう人もいるんだろうけどさ。そしてそれを否定する気もありませんが。ワタシは、ワタシはね、そんなに元気でも明るくもないけど、1人が調子が悪かったらもう1人が助けてあげたり、そのことに感謝したり甘えたり、そんな些細なドラマを常に見せてくれるキンキが好き。なんで1人じゃなくて2人なのか、ってことを常に証明してくれるキンキが好きだ。剛は、「ライブにはハプニングが欲しい」とか言ってましたけど、キミらの存在自体がかなりのハプニング性をはらんでますから(笑)。こんな面白いアイドルユニットってないよなあ、って改めて思いました。うん。キンキって面白いなあ、って。つまるところそれが福岡コンの感想なのかも。


以 上。